プリークネスS

アメリカクラシック3冠の第2弾・プリークネスSが、5月20日(日本時間5月21日(日)前7:48発走予定)にピムリコ競馬場のダ1900mで行われる。そこで、血統配合&データ解説書の決定版「パーフェクト種牡馬辞典2017-2018」を執筆した栗山求が有力馬の血統分析、「夢の4億円をつかむ WIN5 戦略シート ザ・ミリオン」の著者・小倉圭輔がWIN5的視点から見たG1予想を披露。さらに前哨戦を振り返る。
プリークネスSは日本馬が出走しないので、馬券発売とテレビ中継はありません。「プリークネスSの公式サイト」「ピムリコ競馬場の公式サイト」「HORSE RACING NATION」「レーシングポスト」などを参考にしてください。

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■オークス

栗山求◎ソウルスターリング1着!
小倉圭輔 3連単20,130円的中!

■ケンタッキーダービー

栗山求◎、小倉圭輔◎のオールウェイズドリーミングが勝利!
競馬道OnLine編集部◎ルッキンアットリーが超人気薄2着激走

■小倉圭輔

天皇賞(春) 馬連1,040円 3連複610円 的中!
桜花賞 3連複5,020円 的中!
大阪杯 3連複4,830円 馬連2,320円 的中!

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予想者・解説者プロフィール
望田 潤
パーフェクト種牡馬辞典2017-2018

栗山 求(くりやま・もとむ)

1968年青森生まれ。東京育ち。大学在学中の89年に競馬通信社に入社し、血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務める。96年に『驚異の血統データ事典』(日本文芸社)を上梓。97年退社。現在は『netkeiba.com』『競馬王』、毎年春に刊行される『POGの達人』『競馬王のPOG本』などさまざまな媒体に寄稿するほか、グリーンチャンネル、JRAイベントにも不定期で出演中。10年に株式会社ミエスクを設立し代表取締役に就任。
血統・配合の総合競馬サイト「血統屋」(http://miesque.com/) を主宰する。
「栗山求の血統BLOG」(http://kuriyama.miesque.com/)を毎日更新中。


プリークネスS
5月20日 ピムリコ ダ1900m

栗山 馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手
  1 マルチプライヤー 牡3 57.0 J.ロザリオ
  2 クラウドコンピューティング 牡3 57.0 J.カステリャーノ
3 ヘンス 牡3 57.0 F.ジェルー
4 オールウェイズドリーミング 牡3 57.0 J.ヴェラスケス
5 クラシックエンパイア 牡3 57.0 J.ルパルー
6 ガンナヴェラ 牡3 57.0 M.スミス
  7 タームオブアート 牡3 57.0 J.オルティス
  8 シニアインベストメント 牡3 57.0 C.ヒル
9 ルッキンアットリー 牡3 57.0 C.ラネリー
10 コンクエストモーマニー 牡3 57.0 J.カレーニョ

 ケンタッキーダービーを快勝したAlways Dreaming(オールウェイズドリーミング)。デビューから2戦は敗れたが、その後は4連勝。2冠を目指す。
 Lookin at Lee(ルッキンアットリー)はケンタッキーダービーでは人気薄だったが、内から鋭く伸びて2着と健闘した。今回も楽しみだ。
 Classic Empire(クラシックエンパイア)はケンタッキーダービーで人気を集めたが、4着に敗れた。巻き返しを狙う。
 Conquest MoMoney(コンクエストモーマニー)は、アーカンソーダービーでオールウェイズドリーミングの1/2馬身差2着に逃げ粘った。ケンタッキーダービーには出走しておらず、万全の状態で挑めそうだ。
 そのほか、前走イリノイダービーを勝ったMultiplier(マルチプライヤー)、キャリアは浅いが伸びしろがありそうなCloud Computing(クラウドコンピューティング)、ケンタッキーダービーの7着馬Gunnevera(ガンナヴェラ)、同11着馬Hence(ヘンス)らが出走を予定している。(KOL編集部)


血統+データから見た注目馬をピックアップ!

栗山求’s EYE

  • オールウェイズドリーミング
  • 牡3歳・アメリカ・トッド・プレッチャー厩舎
  • 二冠の可能性は高い
Bodemeister エンパイアメーカー Unbridled
Toussaud
Untouched Talent Storm Cat
Parade Queen
Above Perfection In Excess Siberian Express
Kantado
Something Perfect Somethingfabulous
Happening

 通算6戦4勝。前走のケンタッキーダービー(米G1・ダ10f)は向正面で先頭に立って逃げ切り勝ち。5馬身差で圧勝したフロリダダービー(米G1・ダ9f)がフロックでないことを示した。今季初戦に初勝利を挙げてからこれで4連勝。母アバヴパーフェクションはラスフローレスH(米G3・ダ6f)の勝ち馬で、プリオレスS(米G1・ダ6f)では2着と健闘した活躍馬。繁殖成績も優秀で、本馬の半姉ホットディキシーチック(父ディキシーユニオン)は2歳時にスピナウェイS(米G1・ダ7f)を制している。本馬の父ボードマイスターはアーカンソーダービー(米G1・ダ9f)の勝ち馬で、ケンタッキーダービーとプリークネスS(米G1・ダ9.5f)はアイルハヴアナザーの2着だった。左肩を痛めてプリークネスSを最後に引退した。本馬がここを勝てば、ケンタッキーダービーに続いて父の雪辱を果たすことになる。プリークネスSは前に行った馬が有利なので二冠の可能性は高い。

栗山求’s EYE

  • クラシックエンパイア
  • 牡3歳・アメリカ・マーク・カッセ厩舎
  • 流れが速くなれば逆転も
Pioneerof the Nile エンパイアメーカー Unbridled
Toussaud
Star of Goshen Lord At War
Castle Eight
Sambuca Classica Cat Thief Storm Cat
Train Robbery
In Her Glory Miswaki
Forever Waving

 通算8戦5勝。前走のケンタッキーダービーは、スタート直後の押しくら饅頭に巻き込まれ、なおかつ最後の直線でも馬体をぶつけられる不利を受けた。4着と敗れたものの内容的には悪くなく、大崩れしなかったのは米2歳牡馬チャンピオンの高い能力ゆえだろう。父パイオニアオブザナイルは、一昨年、37年ぶりに米三冠を達成したアメリカンファラオの父でもある。クラシックエンパイアとアメリカンファラオは、母の父がストームキャット系、2代母の父がレイズアネイティヴ系、という点まで一致している。3代母フォーエヴァーウェイヴィングがホイストザフラッグ×プリンスキロという重厚な血統で、2代母インハーグローリーはホープスプリングスエターナル≒フォーエヴァーウェイヴィング2×1。自身はキートゥザキングダム≒ホープスプリングスエターナル4×4(キーブリッジ≒フォーエヴァーウェイヴィング5×3)。このあたりのスタミナ血統は強力だ。オールウェイズドリーミングが楽に逃げてしまうと厳しいので、流れが速くなってくれることが望み。

栗山求’s EYE

  • ルッキンアットリー
  • 牡3歳・アメリカ・スティーブ・アスムッセン厩舎
  • 今回は展開が向かないかも
Lookin At Lucky Smart Strike Mr. Prospector
Classy 'n Smart
Private Feeling Belong to Me
Regal Feeling
Langara Lass Langfuhr Danzig
Sweet Briar Too
Capilano Demons Begone
Bella Isabella

 通算10戦2勝。前走のケンタッキーダービーは、後方に控えて終始ラチ沿いの最短距離を走り、少しずつポジションを上げて最後は2着まで押し上げた。これはケンタッキーダービーを3勝したカルヴィン・ボレル騎手の得意戦法でもあり、チャーチルダウンズ競馬場を知り尽くした鞍上コリー・ラネリー騎手のファインプレーだった。13番人気とまったく無視された存在だったが、2歳時にフューチュリティS(米G1・ダ8.5f)で2着、ブリーダーズCジュヴェナイル(米G1・ダ8.5f)で4着という成績があるので、決して弱い馬ではない。ダービー直前のアーカンソーダービー(米G1・ダ9f)はクラシックエンパイアの3着だった。父ルッキンアットラッキーはプリークネスSなど5つのG1を制覇した名馬。本馬がこのレースを勝てば親子制覇となる。母ランガララスの繁殖成績は優秀で、本馬の半姉バトルフィールドエンジェルは米G1で3着という成績がある。ただ、前に行った馬が有利のプリークネスSでは、この馬のような追い込み脚質は向いているとはいえない。

パーフェクト種牡馬辞典2017-2018

競馬予想に役立つ! 血統配合&データ解説書決定版、自由国民社刊行の『パーフェクト種牡馬辞典2017-2018』の編集を競馬道OnLine編集部が担当しました。

本書のおすすめコンテンツ 栗山求/望田潤両氏による主要71頭の血統チェック、POGファン必見、2017年産駒デビューの新種牡馬の紹介に加え、今年から、海外レース馬券発売開始に伴い外国種牡馬紹介を100頭へ拡大。また、2016年ランキング上位10頭は辻三蔵氏による産駒調教分析、久保和功氏による馬体分析、競馬番組プロデューサー美野真一氏による撮影時の種牡馬エピソードなど4ページで紹介。ぜひ、一度手に取ってご覧ください。

  • 競馬道OnLine編集部/栗山求/望田潤/辻三蔵/久保和功/野本秀樹/美野真一  定価 2,700円 B5 判/ 256ページ

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栗山求の予想

死角はほとんどない ◎オールウェイズドリーミングが二冠に王手

 ◎オールウェイズドリーミングは「ボードマイスター×インエクセス」という組み合わせ。日本で5年間供用されたエンパイアメーカーの直系の孫にあたる。エンパイアメーカーは産駒のパイオニアオブザナイル(米三冠馬アメリカンファラオやクラシックエンパイアの父)に続いてボードマイスターが種牡馬として成功したので、“種牡馬の父”としての評価も高まりつつある。本馬は逃げ切りが難しいケンタッキーダービーで2・3/4馬身差の完勝。2冠目のプリークネスSは一転して逃げ馬有利のレースなので、前走から条件的に大きく好転する。今回のメンバーはほぼ勝負付けが済んでいる。別路線から強力な新勢力がチャレンジしてくるわけでもない。死角は限りなく小さく、前走の疲れがなければここも勝てるだろう

結 論

  • ◎(4)オールウェイズドリーミング
  • ○(5)クラシックエンパイア
  • ▲(10)コンクエストモーマニー
  • △(6)ガンナヴェラ
  • △(9)ルッキンアットリー
  • △(3)ヘンス

買い目

  • 馬連(計9点)
    4⇒5、10、6、9、3
    5⇒10、6、9、3
  • 3連複:1頭軸(計10点)
    軸 4
    相手 5、10、6、9、3
  • 3連単:1頭軸マルチ(計60点)
    軸 4
    相手 5、10、6、9、3
  • ※買い目はKOL編集部の見解です

前哨戦Check!競馬道OnLine編集部による回顧

ステップレース1 ケンタッキーダービー

Churchill Downs (USA) 6 May 2017 Kentucky Derby (Grade 1) 1m2f(1マイル2ハロン) Fast

馬番 馬名 着差 騎手
1 5 Always Dreaming(USA)   John R Velazquez Bodemeister(USA)
2 1 Lookin At Lee (USA) 2 3/4 Corey J Lanerie Lookin At Lucky(USA)
3 11 Battle Of Midway (USA) 5 Flavien Prat Smart Strike(CAN)
4 14 Classic Empire (USA) 1 Julien R Leparoux Pioneer of The Nile(USA)
5 19 Practical Joke (USA) 3/4 Joel Rosario Into Mischief(USA)
水が浮くような馬場の中、先行から押し切ったのがAlways Dreaming (オールウェイズドリーミング)。逃げたステートオブオナーを向正面で交わし先頭に立つと、余力十分で直線へ。各馬道悪で苦しむ中、突き放しての完勝。内目からするすると抜けてきたLookin At Lee(ルッキンアットリー)、サンタアニタダービー2着のBattle Of Midway(バトルオブミッドウェー)という相手なりに走る人気薄の堅実派が2、3着。

ステップレース2 ウッドメモリアルS

Aqueduct (USA) 8 Apr 2017 Wood Memorial Stakes(Grade 2)  1m1f(1マイル1ハロン) Fast

馬番 馬名 着差 騎手
1 8 Irish War Cry (USA)   Rajiv Maragh Curlin(USA)
2 3 Battalion Runner (USA) 3 1/2 John R Velazquez Unbridled's Song(USA)
3 7 Cloud Computing (USA) 3 1/2 Irad Ortiz Jr Maclean's Music(USA)
4 5 True Timber (USA) 3 1/2 Paco Lopez Mineshaft(USA)
5 4 Bonus Points (USA) 13 1/2 Luis Saez Majestic Warrior(USA)
前走Fountain of Youth Stakes(ファウンテンオブユースステークス)で 断然人気に推されながら、Gunnevera(ガンネヴェラ)の7着と敗れたIrish War Cry(アイリッシュウォークライ)が、巻き返して完勝。Battalion Runner(バタリオンランナー)の逃げを、好位3、4番手追走から、3コーナーあたりから先頭に並びかけると、直線で粘るBattalion Runnerを振り落として勝利。3着Cloud Computing(クラウドコンピューティング)は先行集団からバテずに流れ込み。まだキャリア3戦、伸びしろはありそう。

ステップレース3 アーカンソーダービー

Oaklawn Park (USA) 16 Apr 2017 Arkansas Derby (Grade 1) 1m1f(1マイル1ハロン) Fast

馬番 馬名 着差 騎手
1 2 Classic Empire (USA)   Julien R Leparoux Pioneer of The Nile(USA)
2 11 Conquest Mo Money (USA) 1/2 Jorge Carreno Uncle Mo(USA)
3 6 Lookin At Lee (USA) 1 Luis Contreras Lookin At Lucky(USA)
4 7 Sonneteer (USA) 1/2 Kent J Desormeaux Midnight Lute(USA)
5 12 Malagacy (USA) クビ Javier Castellano Shackleford(USA)

 

2歳王者Classic Empire(クラシックエンパイア)が復活。逃げるConquest MoMoney(コンクエストモーマニー)らを見ながら、中団追走。4コーナーではまだ射程圏にとらえるまでには行かずとも、直線で外に出されると、粘るConquest MoMoneyをゴール板手前で差し切った。Lookin At Leeがケンタッキーダービー2着。これにこのレースでは先着したConquest MoMoney。ケンタッキーダービーをスキップし、プリークネスSへ向かうローテーションが不気味。

ステップレース4 イリノイダービー

Hawthorne (USA) 23 Apr 2017 Illinois Derby (Grade 3) 1m1f(1マイル1ハロン) Fast

馬番 馬名 着差 騎手
1 1 Multiplier (USA)   James Graham The Factor(USA)
2 2 Hedge Fund (USA) アタマ Jose Valdivia Jr Super Saver(USA)
3 3 It's Your Nickel (USA) 4 3/4 Channing Hill Dialed In(USA)
4 4 Stand And Cheer (USA) 2 1/4 Christopher A Emigh arrior's Reward(USA)
5 7 Hollywood Handsome(USA) 1 1/2 Robby Albarado Tapizar(USA)

 

逃げるStand And Cheerを、4コーナー入り口で捉えたHedge Fundの勝ちパターンに思われた一戦。中団後方にいたMultiplier(マルチプライヤー)が、直線で一完歩ずつ差を詰めると、Hedge Fundをゴール板手前で差し切り勝ち。父は新進気鋭のThe Factor(ザファクター)。1月のデビュー戦3着から2戦目の重賞挑戦でこの芸当は、ポテンシャルの高さを物語る。先行激化で前崩れになれば、この馬の決め手は怖い。

ステップレース5 レキシントンS

Keeneland (USA) 15 Apr 2017 Lexington Stakes (Grade 3) 1m1/2f (1マイル1/2ハロン)Fast

馬番 馬名 着差 騎手
1 3 Senior Investment (USA)   Channing Hill Discreetly Mine(USA)
2 10 West Coast (USA) アタマ Flavien Prat Flatter(USA)
3 4 No Dozing クビ Joel Rosario Union Rags(USA)
4 3 Time To Travel (CAN) 3 1/4 Edgar S Prado Hard Spun(USA)
5 4 Lookin At Blessing (USA) 5 1/2 Nik Juarez Lookin At Lucky(USA)

 

後方待機で末脚一手の脚質ゆえ、展開に左右されやすいSenior Investment(シニアインベストメント)。勝ちと負けを交互に繰り返すパターンの戦歴で、前走ルイジアナダービーはGirvinの6着。そして今回は直線一気の鮮やかな差し切り勝ち。例年に比べて多少時計がかかったのも幸いした。本番では先行争いが激化し、末脚勝負になったときの伏兵候補。1900mへの距離延長はプラス。

 

競馬道OnLine編集部の予想

 ケンタッキーダービーを制したAlways Dreaming(オールウェイズドリーミング)。この馬が圧倒的人気になりそう。馬場が悪かったケンタッキーダービーで力を出せなかったClassic Empire(クラシックエンパイア)の巻き返しにも期待したいところだが、やはり別路線組に食指が動く。中でもアーカンソーダービーでクラシックエンパイアの2着に逃げ粘ったConquest MoMoney(コンクエストモーマニー)に注目。他では追い込み一手のSenior Investment(シニアインベストメント)、同じく追込タイプのMultiplier(マルチプライヤー)と異なる脚質の馬も押さえたい。

結 論

  • ◎(10)Conquest MoMoney(コンクエストモーマニー)
  • ○(4)Always Dreaming(オールウェイズドリーミング)
  • ▲(5)Classic Empire(クラシックエンパイア)
  • △(8)Senior Investment(シニアインベストメント)
  • △(1)Multiplier(マルチプライヤー)
  • △(2)Cloud Computing(クラウドコンピューティング)

買い目

  • 3連複:フォーメーション(計10点)
    1頭目 10、4
    2頭目 10、4、5
    3頭目 10、4、5、8、1、2
予想者・解説者プロフィール
小倉圭輔

小倉圭輔(おぐら・けいすけ)

1983年新潟県生まれ。マスメディアなど主観的情報に左右されない信頼できる指標としてフラット指数を発案。3連単発売以降、「100円均等買いでも年間回収率100%」を超えられる理論・馬券術こそ正しい理論・馬券術との考えから、フラット指数馬券術=フラットメソッドを完成させる。主な著書は『夢の4億円をつかむ WIN5 戦略シート ザ・ミリオン』(競馬道OnLine ポケットブックシリーズ)、『年間回収率150% 100円玉で始めるフラット指数馬券術』(Kindle版)など。

小倉圭輔の予想

ケンタッキーダービーはオールウェイズドリーミングが勝利

 ケンタッキーダービーから中1週と、改めてアメリカ3冠のタイトスケジュールには驚かされるが、前回のコラムでケンタッキーダービーが現役最後の勝利になるようなフロック勝ちとも思える馬ではなく、2冠3冠へとつながるハイレベルなレースになることを期待し、最も2,3冠馬になる条件を満たす馬としてオールウェイズドリーミングを挙げた。

 そして期待通りオールウェイズドリーミングがケンタッキーダービー馬となり、実際に2,3冠馬になる資格を手にした。つまりフロック的な1冠で終わる馬とは元より考えていないため、ここは通過点であってほしいと思っているし、そういうつもりで挙げた馬なのである。

 唯一の懸念材料は前走の水の浮いた馬場だろう。2冠3冠へ向けてのダメージという点でも気がかりだし、ケンタッキーダービーで力を出し切れなかった馬の巻き返しや、オールウェイズドリーミング自身も馬場の影響をどのように受けていたのか、恩恵を受けていたのか、むしろ馬場にパフォーマンスをそがれての勝利だったのかというところである。

乾いた馬場でも◎オールウェイズドリーミングが強い

 巻き返しの筆頭格はケンタッキーダービーでは4着に終わった○クラシックエンパイアではないだろうか。水の浮いた馬場で後方からの競馬となり終始苦戦を強いられていた印象で、人気馬ということと外枠ということもあってか勝負どころでも外々を周りながら伸びて来ていたレース内容から乾いた馬場ならと思わせた。今回少頭数となるのも良いのではないか。

 一方人気薄で2着となった△ルッキンアットリーも後方からの競馬ではあったが、人気薄という立場と最内番枠を活かし終始内ラチ沿いを通るロスのないポジショニングからスルスルと追い上げたレース内容で、枠順や位置取りあるいは馬場による恩恵を受けていた印象を持った。ケンタッキーダービー上位馬として迎える今回が試金石となるだろう。

 ◎オールウェイズドリーミングが前走の馬場による影響をどのように受けていたのかについては結果勝っているため定かではないが、他の有力馬より位置取りによる優位性はあったと思える一方で、乾いた馬場なら直線でもっと弾けていたとも思えた。

 いずれにしても2冠3冠を目指す馬が馬場を勝因や敗因にはしないだろうし、ケンタッキーダービーでどんな馬場でも結果を出せたことをむしろプラスに捉えたいが、できることなら今回は乾いた馬場でのパフォーマンスを見たいものである。


結 論

  • ◎(4)オールウェイズドリーミング
  • ○(5)クラシックエンパイア
  • △(9)ルッキンアットリー
  • △(6)ガンナヴェラ

買い目

  • 馬連(計5点)
    4⇒5、9、6
    5⇒9、6
  • 3連複:1頭軸(計3点)
    軸 4
    相手 5、9、6
  • 3連単:フォーメーション(計12点)
    1着 4、5
    2着 4、5、9、6
    3着 4、5、9、6
  • ※買い目はKOL編集部の見解です

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