重賞データcheck

 今週は春のスプリン王決定戦・高松宮記念が中京競馬場芝1200mで行われる。さらに日経賞、毎日杯、マーチSも開催される。そこで、過去のデータからこれらの重賞レースの傾向を占う。

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第48回 高松宮記念(G1)

写真:競馬ブック

3月25日(日) 中京競馬場 芝1200m

 春のG1シーズン開幕戦、そして春のスプリント王決定戦となる高松宮記念。短距離G1になって今年で23回目。過去の優勝馬には、13年のロードカナロアをはじめ、数多くの名スプリンターが名を連ねている。ほかに国内・芝のスプリントG1はスプリンターズSしかない中で、そのロードカナロアのほか、09年のローレルゲレイロや10~11年に連覇したキンシャサノキセキ、12年のカレンチャンと、特にここ10年の優勝馬はG1を2度以上制した名馬が多い。ハイレベルの頂上決戦が期待できる高松宮記念の、過去の傾向を見てみよう。

過去のデータをCheck!

チェック1中京新コースでは上位人気強し

 過去10年、1、3番人気がそれぞれ複勝率80.0%、70.0%をマーク。現コースになった近6年は2番人気も良く、1~3番人気の合計では【4.4.5.5】複勝率72.2%と、上位人気が安定した走りを見せている。その分、旧中京や阪神に比べるとやや穴馬の好走確率は減っており、ここ6年で6番人気以下の好走は3頭のみである。優勝馬では昨年の5番人気・セイウンコウセイ単勝870円がもっとも高く、人気馬を中心に狙いたいレースだ。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 過去6年
1 3-1-4-2 30.0% 40.0% 80.0% 2-0-3-1
2 1-3-0-6 10.0% 40.0% 40.0% 1-3-0-2
3 3-1-3-3 30.0% 40.0% 70.0% 1-1-2-2
4 2-1-0-7 20.0% 30.0% 30.0% 1-0-0-5
5 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0% 1-0-0-5
6 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0% 0-1-0-5
7 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-6
8 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0% 0-1-0-5
9 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-6
10 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0-0-1-5
11~ 0-0-2-75 0.0% 0.0% 2.6% 0-0-0-47
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
08 09 10 11 12 13 14 15 16 17
競馬場 旧中京 阪神 新中京
1着人気 4 3 1 3 2 1 3 4 1 5
2着人気 5 1 6 4 3 2 8 6 2 2
3着人気 1 15 3 11 1 10 1 3 3 1
単勝 710円 760円 370円 450円 390円 130円 770円 650円 390円 870円
馬連 4,610円 1,750円 2,690円 2,370円 950円 470円 10,400円 7,480円 890円 2,150円
馬単 8,750円 4,410円 4,450円 3,970円 1,750円 560円 17,030円 10,770円 1,730円 4,750円
3連複 4,960円 35,840円 4,230円 33,730円 1,070円 11,340円 7,990円 14,000円 1,740円 3,230円
3連単 38,840円 191,140円 23,750円 129,290円 5,930円 27,200円 71,040円 81,560円 6,690円 23,880円

チェック2新コースではベテラン苦戦、4歳も今ひとつ

 牡・セン馬の年齢別では、4歳から6歳まで複勝率20%台。7歳以上も3着以内には7頭と数は多いが、複勝率は9.8%止まりだ。特に新コースになってからの好走馬は、外国馬のエアロヴェロシティ1頭のみ。日本馬なら6歳以下に狙いは絞られる(牝馬は5歳以下)。その中では、4歳馬の連対率が10年で牡牝計8.0%(新コース8.3%)と低いのが気がかりで、連対候補としては5~6歳をより重視したい。
【性齢別成績(過去10年)】
性別 年齢 成績 勝率 連対率 複勝率 過去6年 同複勝率
牡・セン 4歳 2-0-3-20 8.0% 8.0% 20.0% 2-0-3-10 33.3%
5歳 4-3-1-26 11.8% 20.6% 23.5% 2-1-0-15 16.7%
6歳 0-5-2-22 0.0% 17.2% 24.1% 0-4-1-12 29.4%
7歳~ 3-0-2-46 5.9% 5.9% 9.8% 1-0-0-28 3.4%
牝馬 4歳 0-0-1-10 0.0% 0.0% 9.1% 0-0-1-8 11.1%
5歳 1-2-1-9 7.7% 23.1% 30.8% 1-1-1-6 33.3%
6歳 0-0-0-13 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-10 0.0%
7歳~ 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%

チェック3「先行」優勢、直線一気は難しい

「競馬道GT5」で新コースになった過去6年の脚質別成績を調べると、3着以内馬18頭中17頭が「先行」か「差し」。特に「先行」は優勝馬6頭中5頭を出し、複勝率も37.5%と、かなりの好結果を残している。逃げ粘ったのは、13年のハクサンムーン1頭のみ。また「追込」は該当する28頭すべてが馬券圏外と、直線の長い新コースでも、直線一気では届いていない。
【脚質別成績(過去6年)】
脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0-0-1-4 0.0% 0.0% 20.0%
先行 5-2-2-15 20.8% 29.2% 37.5%
差し 1-4-3-42 2.0% 10.0% 16.0%
追込 0-0-0-28 0.0% 0.0% 0.0%

チェック4前走連対馬か、前走1番人気以外は苦しい

 同じく新コースになった過去6年、前走は阪急杯【2.2.1.26】、シルクロードS【2.1.2.11】、そしてオーシャンS【1.2.2.33】。前走が国内だった馬で3着以内に入った16頭のうち、昨年2着のレッツゴードンキ(前走京都牝馬S優勝)以外はすべてこの3レースから出ている。
 この3レースでの前走着順別成績を見ると、6着以下だった馬は【0.0.1.36】で、好走はハクサンムーンのみ。また、前走3着以下から好走した5頭のうち、そのハクサンムーンを除く4頭は、前走1番人気かつ今回3番人気以内だった。基本的にはこの3レースでの連対馬を中心に、3着以下なら前走1番人気で今回も人気になっている馬を狙いたい。
【シルクロードS、阪急杯、オーシャンS組の前走着順別成績(過去6年)】
前走着順 成績 勝率 連対率 複勝率
1着 2-2-2-9 13.3% 26.7% 40.0%
2着 1-2-1-9 7.7% 23.1% 30.8%
3着 0-1-0-8 0.0% 11.1% 11.1%
4~5着 2-0-1-8 18.2% 18.2% 27.3%
6着以下 0-0-1-36 0.0% 0.0% 2.7%

チェック5優勝馬は助手騎乗かつ「強目」以外

「競馬道調教マスター」で過去10年の出走馬の追い切りを分析すると、優勝馬の傾向に偏りが見られた。まず、10頭のうち9頭は、助手(外国馬は攻馬手)騎乗での追い切りで、騎手騎乗の追い切り馬は【1.7.3.76】と好走してもほぼ2~3着止まりだ。  また「強目」(末強目等も含む、以下同)での追い切り馬は【1.1.4.28】で複勝率は17.6%と悪くないが、連対率では5.9%にとどまる。この「騎手騎乗」「強目」双方とも、勝ったのはコパノリチャードで、この馬1頭だけは例外と考えるのが妥当だろう。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。
【優勝馬の追い切り(過去10年)】
馬名 人気 着順 コース 馬場 騎乗 時計 位置 脚色 併せ
08 ファイングレイン 4 1 栗旧DW 助手 66.1-50.7-37.6-11.6 9 一杯
09 ローレルゲレイロ 3 1 栗東坂 助手 1回 52.8-38.7-25.5-12.7 一杯
10 キンシャサノキセキ 1 1 美南P 助手 67.7-51.9-37.7-12.4 7 馬ナリ
11 キンシャサノキセキ 3 1 美南W 助手 71.0-54.4-39.9-12.9 7 馬ナリ
12 カレンチャン 2 1 栗東坂 助手 1回 54.4-39.2-25.1-12.1 馬ナリ 0.2秒先着
13 ロードカナロア 1 1 栗東坂 助手 1回 53.7-39.3-25.4-12.9 馬ナリ 0.3秒先着
14 コパノリチャード 3 1 栗東坂 M.デムーロ 1回 52.8-38.9-25.2-13.0 強目 0.5秒先着
15 エアロヴェロシティ 4 1 中京芝 攻馬手 57.5-43.2-13.8 7 馬ナリ
16 ビッグアーサー 1 1 栗東坂 助手 1回 51.0-36.6-23.4-12.0 叩一杯
17 セイウンコウセイ 5 1 美南W 助手 65.0-50.2-36.5-12.5 8 一杯

第66回 日経賞(G2)

写真:競馬ブック

3月24日(土) 中山競馬場 芝2500m

 春の天皇賞へ向けた関東のステップレース・日経賞。1984年にこの時期に定着して以来、多くの馬がここから天皇賞へと駒を進め、87年のミホシンザンや、93年のライスシャワーが両レースを連勝。過去10年では、13年の優勝馬・フェノーメノが天皇賞でG1初制覇を飾っている。また、翌14年にはそのフェノーメノが本競走5着から巻き返して連覇を飾り、2~3着も日経賞組が独占。本番へ向けて注目の欠かせない一戦だ。また、ここ2年はマリアライト(本競走3着)や、ゴールドアクター(同5着)が宝塚記念で1、2着。春の天皇賞や、その後のG1へ勢いをつけるのはどの馬か。過去の傾向を見てみよう。

過去のデータをCheck!

チェック1中位人気勢に注目

 過去10年、1番人気は複勝率60.0%とまずまず。2~3番人気も同40.0%だが、近5年は計【1.0.1.8】と信頼性が低下している。その分、4番人気が5年で【2.0.1.2】を記録するなど、中位人気勢の好走が多い。11年には3連単930円、一昨年には2170円といった低配当もあるものの、近年の流れからは波乱も警戒したい。ただ、11番人気以下は12年ネコパンチ(12番人気)の逃げ切りのみ、過去5年では好走がなく、極端な人気薄までは少々狙いづらい
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 過去5年
1 4-1-1-4 40.0% 50.0% 60.0% 2-1-0-2
2 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0% 1-0-0-4
3 0-1-3-6 0.0% 10.0% 40.0% 0-0-1-4
4 3-1-1-5 30.0% 40.0% 50.0% 2-0-1-2
5 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0% 0-1-0-4
6 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0% 0-0-2-3
7 0-2-2-6 0.0% 20.0% 40.0% 0-1-1-3
8 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-5
9 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0% 0-1-0-4
10 0-1-0-8 0.0% 11.1% 11.1% 0-1-0-3
11~ 1-0-0-32 3.0% 3.0% 3.0% 0-0-0-17
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
08 09 10 11 12 13 14 15 16 17
1着人気 1 4 6 1 12 1 1 4 2 4
2着人気 3 7 4 2 2 9 10 5 1 7
3着人気 2 3 7 3 1 7 3 6 4 6
単勝 230円 670円 1,100円 200円 16,710円 200円 200円 540円 330円 730円
馬連 630円 5,370円 2,810円 300円 48,480円 4,080円 5,920円 2,190円 370円 6,370円
馬単 1,020円 9,930円 6,570円 510円 169,940円 5,420円 8,220円 3,940円 770円 12,200円
3連複 630円 10,570円 12,750円 220円 19,480円 11,320円 11,320円 8,900円 530円 32,630円
3連単 2,650円 68,310円 78,380円 930円 457,140円 48,630円 60,560円 37,310円 2,170円 167,310円

チェック24歳馬の安定感が光る

 好走馬は各年齢に分散しているが、中では4歳馬が【4.4.3.22】で連対率24.2%、複勝率33.3%を記録して一歩リード。特にここ5年は複勝率42.9%と、安定した走りを見せている。11年以降は4歳馬の出走があれば必ず1頭は馬券に絡み、4歳馬不在だった16年は5歳馬が上位を独占した。
【性齢別成績(過去10年)】
性別 年齢 成績 勝率 連対率 複勝率 過去5年 同複勝率
牡・セン 4歳 4-4-3-22 12.1% 24.2% 33.3% 3-2-1-8 42.9%
5歳 3-1-2-17 13.0% 17.4% 26.1% 1-1-1-9 25.0%
6歳 2-2-2-21 7.4% 14.8% 22.2% 1-1-1-14 17.6%
7歳~ 1-3-2-39 2.2% 8.9% 13.3% 0-1-1-19 9.5%
牝馬 0-0-1-3 0.0% 0.0% 25.0% 0-0-1-1 50.0%

チェック3前走有馬記念、ジャパンC組に注目

 前走クラス別の成績では、中央のG1出走馬が【4.5.2.14】複勝率44.0%をマーク。その好走馬は、表の通りジャパンCと有馬記念にかぎられ、この2レースの合計は【4.5.2.8】で同57.9%まで向上する。また、表にあるように、11頭中8頭はそのG1で5着以内。前走G1で5着以内だった馬にかぎれば【4.3.1.2】複勝率80.0%だ。
【前走中央G1からの好走馬(過去10年)】
馬名 人気 着順 前走 前走人気 前走着順
08 マツリダゴッホ 1 1 有馬記念 9 1
10 エアシェイディ 4 2 有馬記念 11 3
11 ペルーサ 2 2 有馬記念 3 4
13 フェノーメノ 1 1 ジャパンC 4 5
14 ウインバリアシオン 1 1 有馬記念 4 2
ホッコーブレーヴ 10 2 ジャパンC 16 12
15 ウインバリアシオン 5 2 有馬記念 10 12
16 ゴールドアクター 2 1 有馬記念 8 1
サウンズオブアース 1 2 有馬記念 5 2
マリアライト 4 3 有馬記念 12 4
17 アドマイヤデウス 6 3 有馬記念 9 11

チェック4G2組なら前走馬券圏内が目安に

 G2組は【5.5.5.39】同27.8%で、G2・5着以内なら【4.3.5.15】複勝率44.4%と上々だ。過去5年で見ると、好走7頭中5頭が前走3着以内と、まずは馬券に絡んでいることがひとつの目安になる。圏外だったカポーティスターは、前々走で日経新春杯勝ち。そしてホッコーブレーヴは前年の日経賞2着馬と、もし4着以下なら、それ以前の1年間にG2で連対しているくらいの力は欲しい。
 このCheck3~4のG1、G2組の合計で連対馬20頭中19頭。G3が【1.0.3.22】同15.4%、条件戦やオープン特別からの好走馬は不在だ。
【前走G1以外からの好走馬(過去5年)】
馬名 人気 着順 前走 前走人気 前走着順
13 カポーティスター 9 2 京都記念 4 6
ムスカテール 7 3 日経新春杯 1 2
14 ラストインパクト 3 3 小倉大賞典 1 1
15 アドマイヤデウス 4 1 日経新春杯 6 1
ホッコーブレーヴ 6 3 ステイヤーズS 2 5
17 シャケトラ 4 1 日経新春杯 2 2
ミライヘノツバサ 7 2 アメリカJCC 3 3

チェック55歳以上や5番人気以下ならコース追い

「競馬道調教マスター」で過去10年の出走馬の追い切りを分析すると、美浦南P【3.1.1.6】、栗東CW【3.3.3.18】など、多くのコースから好走馬が出ている。そんな中で特徴がはっきりしているのが、東西問わず坂路で追い切られた馬。好走馬は6頭と少ないが、そのうち4頭は4歳馬、同じく4頭が4番人気以内だった。
 逆の見方をすれば、5番人気以下で好走した11頭中9頭、そして5歳以上で好走した19頭中17頭はコース追い。6歳以上にかぎると、昨年のアドマイヤデウスを除く12頭中11頭はコース追いである。基本的にはコースで追い切られた好走馬が多いが、年齢や人気も見た上で馬券候補を考える必要がある。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。
【坂路追いの好走馬(過去10年)】
馬名 性齢 人気 着順 コース 馬場 追い切り時計 脚色 併せ
09 アルナスライン 牡5 4 1 栗東坂 1回 53.3-39.3-26.5-13.8 叩一杯 0.2秒遅れ
11 ペルーサ 牡4 2 2 美南坂 1回 53.4-39.8-26.7-13.5 馬ナリ 同入
ローズキングダム 牡4 3 3 栗東坂 1回 52.4-39.1-26.1-13.6 一杯 0.6秒先着
13 カポーティスター 牡4 9 2 栗東坂 1回 55.4-39.8-25.6-13.0 一杯 同入
15 アドマイヤデウス 牡4 4 1 栗東坂 1回 53.3-38.5-24.8-12.2 強目 単走
17 アドマイヤデウス 牡6 6 3 栗東坂 1回 53.6-38.6-24.6-12.1 強目 単走

第65回 毎日杯(G3)

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3月24日(土)阪神競馬場 芝1800m

 皐月賞や日本ダービー、NHKマイルCなど、3歳春に行われるG1レースを目指す馬が出走する毎日杯。06年までは阪神競馬場の芝2000mで行われていたが、07年からは新設された阪神競馬場の外回りの芝1800mでの開催となった。最近は出世レースとして知られており、08年の優勝馬ディープスカイはNHKマイルCと日本ダービーを連勝し、10年の1着馬ダノンシャンティはNHKマイルCを勝ち、13年の勝ち馬キズナは日本ダービーを制覇している。昨年はアルアインが勝利し、同馬は続く皐月賞も制した。今年も勝ち馬には注目が集まる。過去のデータを中心にレースの傾向を探る。

過去のデータをCheck!

チェック1単勝4倍を切れば堅い

 平均配当は馬連が2995円、3連単は5万846円。過去10回で馬連は8回が3000円以下で、3連単は最近8年連続で6万円以下と、堅く収まっている。1番人気は【4.2.2.2】と安定している。8番人気以下は苦戦する傾向にあり、60頭中2頭しか馬券に絡んでいない。
 単勝オッズ別では、3.9倍以下が【6.2.4.2】複勝率85.7%、14頭中馬券に絡まなかったがわずかに2頭で、その2頭も掲示板を確保している。単勝4倍を切った馬は信頼できる。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 4-2-2-2 40.0% 60.0% 80.0%
2 2-0-3-5 20.0% 20.0% 50.0%
3 1-3-1-5 10.0% 40.0% 50.0%
4 0-2-1-7 0.0% 20.0% 30.0%
5 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
6 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
7 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
8 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
9 0-0-0-9 0.0% 0.0% 0.0%
10~ 0-1-1-39 0.0% 2.4% 4.9%
【単勝オッズ別成績(過去10年)】
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 複勝率
1.0~1.4 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
1.5~1.9 2-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
2.0~2.9 2-0-1-1 50.0% 50.0% 75.0%
3.0~3.9 2-1-3-1 28.6% 42.9% 85.7%
4.0~4.9 0-0-1-3 0.0% 0.0% 25.0%
5.0~6.9 0-3-1-3 0.0% 42.9% 57.1%
7.0~9.9 3-1-0-11 20.0% 26.7% 26.7%
10.0~14.9 1-1-2-15 5.3% 10.5% 21.1%
15.0~19.9 0-0-0-7 0.0% 0.0% 0.0%
20.0~29.9 0-2-0-7 0.0% 22.2% 22.2%
30.0~49.9 0-0-1-10 0.0% 0.0% 9.1%
50.0~99.9 0-1-1-19 0.0% 4.8% 9.5%
100.0~ 0-0-0-23 0.0% 0.0% 0.0%

チェック2キャリア2戦の人気馬が期待に応える

 キャリア別の成績では、キャリア2戦【1.2.2.5】が複勝率50%と好調だ。キャリア2戦で馬券に絡んだ5頭中4頭は1~3番人気で、馬券圏外の5頭はすべて5番人気以下だった。キャリア2戦の人気馬が信頼できるが、人気薄は買えない。一方、キャリア9戦以上【0.0.0.8】は全滅。たくさんレースを使っている馬よりも、キャリアの浅い素質馬が成績が良い。
【キャリア別の成績(過去10年)】
キャリア 成績 勝率 連対率 複勝率
1戦 0-1-0-7 0.0% 12.5% 12.5%
2戦 1-2-2-5 10.0% 30.0% 50.0%
3戦 2-1-3-16 9.1% 13.6% 27.3%
4戦 3-3-2-19 11.1% 22.2% 29.6%
5戦 2-3-1-17 8.7% 21.7% 26.1%
6戦 1-0-0-14 6.7% 6.7% 6.7%
7戦 0-0-1-8 0.0% 0.0% 11.1%
8戦 1-0-1-6 12.5% 12.5% 25.0%
9戦 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%
10戦~ 0-0-0-5 0.0% 0.0% 0.0%

チェック3重賞1~6着馬が勝つ

 ステップレースは共同通信杯【4.0.1.3】、アーリントンC【2.2.0.11】、シンザン記念【2.0.0.2】、きさらぎ賞【1.2.0.4】、弥生賞【1.0.2.4】の5レースが中心。重賞組【10.4.3.30】が圧倒的に好成績を残しており、勝ち馬はすべてが重賞なので、重賞組を1着固定で決め打ちするのがよい。500万下組は【0.4.4.40】なので来ても2着まで。
 前走の着順別成績は1着馬は前走1~6着。つまり前走重賞で6着までの馬が毎年勝利している。前走500万下組で馬券に絡んだのは8頭中5頭が前走勝利しており、前走2着馬が2頭、前走4着が1頭。500万下で連対していないと厳しい。
【主な前走のレース別成績(過去10年)】
前走レース名 成績 勝率 連対率 複勝率
共同通信杯 4-0-1-3 50.0% 50.0% 62.5%
アーリントンC 2-2-0-11 13.3% 26.7% 26.7%
シンザン記念 2-0-0-2 50.0% 50.0% 50.0%
きさらぎ賞 1-2-0-4 14.3% 42.9% 42.9%
弥生賞 1-0-2-4 14.3% 14.3% 42.9%
500万下(特別含む) 0-4-4-40 0.0% 8.3% 16.7%
新馬 0-1-0-7 0.0% 12.5% 12.5%
ベストホイップ特別 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
未勝利 0-0-1-12 0.0% 0.0% 7.7%
すみれS 0-0-1-2 0.0% 0.0% 33.3%
野路菊S 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0%
【前走の着順別成績(過去10年)】
前走着順 成績 勝率 連対率 複勝率
1着 1-4-5-41 2.0% 9.8% 19.6%
2着 2-3-0-9 14.3% 35.7% 35.7%
3着 1-0-2-9 8.3% 8.3% 25.0%
4着 3-0-2-11 18.8% 18.8% 31.3%
5着 1-1-0-7 11.1% 22.2% 22.2%
6~9着 2-2-0-14 11.1% 22.2% 22.2%
10着~ 0-0-1-8 0.0% 0.0% 11.1%

チェック4中団やや後方の馬が差し切る

 脚質別の成績では、4コーナーを先頭で通過した馬はすべてが馬券圏外、3番手は連対ゼロと、前で競馬をすると厳しい結果が待ち受けている。7~9番手で通過した馬が最多の5勝を挙げており、計10頭も馬券に絡んでいる。また10番手以下だった追い込み馬も5頭が馬券に絡んでいる。差し・追い込み馬が結果を出しているレースといえる。
【4コーナー通過順別成績(過去10年)】
4角位置 成績 勝率 連対率 複勝率
1番手 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
2番手 2-2-1-10 13.3% 26.7% 33.3%
3番手 0-0-4-9 0.0% 0.0% 30.8%
4~6番手 2-3-1-21 7.4% 18.5% 22.2%
7~9番手 5-3-2-23 15.2% 24.2% 30.3%
10番手以下 1-2-2-27 3.1% 9.4% 15.6%

チェック5栗東CWでラスト1ハロンが速い馬が好成績

 PC用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」で、過去10年の追い切りのコース別成績を調べた。好走馬の数は栗東坂路組【4.6.3.42】と栗東CW組【4.2.4.32】が多かったが、どちらも複勝率は23%台と平均的だった。
 栗東坂路組の傾向は、ラスト4ハロンのタイムが53秒7以下【4.5.3.21】は複勝率36.4%と好成績だったが、53秒8以上【0.1.0.21】は複勝率4.5%と成績が悪かった。栗東CW組はラスト1ハロンが12秒3以下【3.2.3.17】だと好成績で、12秒4以上【1.0.1.15】は不振だった。栗東坂路組はラスト4ハロン、栗東CW組はラスト1ハロンの速い馬が狙い目だ。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。
【追い切りコース別の成績(過去10年)】
場所 コース 成績 勝率 連対率 複勝率
栗東 坂路 4-6-3-42 7.3% 18.2% 23.6%
CW 4-2-4-32 9.5% 14.3% 23.8%
0-0-1-6 0.0% 0.0% 14.3%
旧DW 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%
0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
美浦 南坂路 0-0-1-5 0.0% 0.0% 16.7%
南W 2-2-0-6 20.0% 40.0% 40.0%
南P 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%
南芝 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
【栗東坂路組のラスト4ハロンのタイム別成績(過去10年)】
タイム 成績 勝率 連対率 複勝率
~53秒7 4-5-3-21 12.1% 27.3% 36.4%
53秒8~ 0-1-0-21 0.0% 4.5% 4.5%
【栗東CW組のラスト1ハロンのタイム別成績(過去10年)】
タイム 成績 勝率 連対率 複勝率
~12秒3 3-2-3-17 12.0% 20.0% 32.0%
12秒4~ 1-0-1-15 5.9% 5.9% 11.8%

第25回 マーチステークス(G3)

写真:競馬ブック

3月25日(日)中山競馬場 ダ1800m

 荒れる重賞として知られているマーチS。G1フェブラリーSの約1カ月後に行われること、舞台はクセのある中山ダ1800m、季節の変わり目、ハンデ戦など、難しい条件がそろうためか、毎年一筋縄ではいかない結果になっている。昨年は10番人気のインカンテーションが勝利を収め、3連単は46万円の配当となった。今年も荒れるだろうか。過去10年のデータなどからレースの傾向を探る。

過去のデータをCheck!

チェック16番人気が好成績

 平均配当は馬連が1万5091円で、3連単は35万1738円と荒れている。過去10年で馬連の万馬券が4回、5000円以上が3回出ている。1番人気【1.1.2.6】は今ひとつで、3~5番人気の成績がよくない。二桁人気で馬券に絡んだのは4頭で、荒れるわりに人気薄は来ない。6番人気【2.3.1.4】が複勝率60%と好調だ
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 1-1-2-6 10.0% 20.0% 40.0%
2 1-2-2-5 10.0% 30.0% 50.0%
3 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
4 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
5 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
6 2-3-1-4 20.0% 50.0% 60.0%
7 2-0-1-7 20.0% 20.0% 30.0%
8 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
9 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
10~ 1-2-1-65 1.4% 4.3% 5.8%

チェック2好走確率が高いのは8枠

 枠番別では大外の8枠【3.3.2.12】で複勝率40%と圧倒的な好成績を残している。この8枠の好走馬9頭の人気は13、6、7、2、3、5、6、2で、人気薄で激走するケースが多い。それ以外では2枠【2.3.1.14】が複勝率30%とまずまずで、6枠は3勝している。あまり成績がよくないのが7枠【1.0.1.18】。8枠は買えるが、隣の7枠は敬遠したいところだ。
【斤量別成績(過去10年)】
枠番 成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 0-0-3-17 0.0% 0.0% 15.0%
2枠 2-3-1-14 10.0% 25.0% 30.0%
3枠 0-1-1-17 0.0% 5.3% 10.5%
4枠 1-1-1-17 5.0% 10.0% 15.0%
5枠 0-2-1-17 0.0% 10.0% 15.0%
6枠 3-0-0-17 15.0% 15.0% 15.0%
7枠 1-0-1-18 5.0% 5.0% 10.0%
8枠 3-3-2-12 15.0% 30.0% 40.0%

チェック3総武S組が今年も馬券に絡むか?

 前走のレース成績では、15年にオープン特別に昇格した総武S【1.3.0.9】が3年連続で馬券に絡んでおり、今年も注目だ。また、仁川S組【2.1.4.17】も好成績を残している。G1のフェブラリーS組【3.0.0.8】は11頭が出走して6頭が1~4番人気に支持されたが、人気を裏切ることが多い
【主な前走のレース別成績(過去10年)】
前走レース名 成績 勝率 連対率 複勝率
フェブラリーS 3-0-0-8 27.3% 27.3% 27.3%
仁川S 2-1-4-17 8.3% 12.5% 29.2%
総武S 1-3-0-9 7.7% 30.8% 30.8%
1600万下 1-1-2-15 5.3% 10.5% 21.1%
ダイオライト記念 1-1-0-2 25.0% 50.0% 50.0%
平安S 1-0-1-1 33.3% 33.3% 66.7%
佐賀記念 1-0-0-10 9.1% 9.1% 9.1%
ポラリスS 0-1-0-5 0.0% 16.7% 16.7%
みやこS 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
エンプレス杯 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
東京ウイ1600 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
フェアウェルS 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
師走SH 0-0-1-3 0.0% 0.0% 25.0%
JCダート 0-0-1-4 0.0% 0.0% 20.0%
仁川S 0-0-1-3 0.0% 0.0% 25.0%

チェック4ハンデを背負った人気馬は強い

 トップハンデ【2.1.2.10】は複勝率33.3%まずまずで、58キロ以上【3.1.2.9】は複勝率は40%と、斤量を背負った馬が信頼できる。1番人気が57キロ以上だと【1.0.2.1】好走確率は高いが、56.5キロ以下【0.1.0.5】は不振。軽ハンデ馬の成績は悪く、54キロ以下は【1.1.1.30】と不振だ。
【斤量別成績(過去10年)】
斤量 成績 勝率 連対率 複勝率
50kg 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
51kg 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
52kg 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
53kg 0-0-0-5 0.0% 0.0% 0.0%
54kg 1-1-1-22 4.0% 8.0% 12.0%
55kg 2-4-2-28 5.6% 16.7% 22.2%
56kg 2-3-2-28 5.7% 14.3% 20.0%
56.5kg 0-0-1-5 0.0% 0.0% 16.7%
57kg 0-1-1-19 0.0% 4.8% 9.5%
57.5kg 2-0-1-10 15.4% 15.4% 23.1%
58kg 3-1-2-6 25.0% 33.3% 50.0%
58.5kg 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%

チェック5栗東坂路でラスト2ハロンが25秒5以下

 PC用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」で、過去10年の追い切りのコース別成績を調べたところ、栗東坂路組【4.4.3.35】が3着以内に11頭と最多で、複勝率は23.9%でまずまずだった。
 栗東坂路組のラスト2ハロンのタイム別成績は25秒5以内【2.4.2.15】だと複勝率は34.8%と高く、25秒6以上かかると【2.0.1.20】複勝率13%と今ひとつだった。栗東坂路組でラスト2ハロンが25秒5を切った馬が狙おう。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。
【追い切りコース別の成績(過去10年)】
コース 成績 勝率 連対率 複勝率
栗東 坂路 4-4-3-35 8.7% 17.4% 23.9%
CW 2-3-1-26 6.3% 15.6% 18.8%
0-0-2-5 0.0% 0.0% 28.6%
旧DW 1-0-0-5 16.7% 16.7% 16.7%
0-0-0-4 0.0% 0.0% 0.0%
美浦 南坂路 0-0-2-13 0.0% 0.0% 13.3%
南W 2-2-1-18 8.7% 17.4% 21.7%
南P 0-0-1-10 0.0% 0.0% 9.1%
南D 1-0-0-7 12.5% 12.5% 12.5%
北C 0-1-0-3 0.0% 25.0% 25.0%
【栗東坂路組のラスト2ハロンのタイム別成績(過去10年)】
タイム 成績 勝率 連対率 複勝率
~25秒5 2-4-2-15 8.7% 26.1% 34.8%
25秒6~ 2-0-1-20 8.7% 8.7% 13.0%