重賞データcheck

 今週は春の天皇賞を目指す古馬による阪神大賞典が行われる。さらにスプリングS、フラワーC、ファルコンSも開催される。そこで、過去のデータからこれらの重賞レースの傾向を占う。

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第66回 阪神大賞典(G2)

写真:競馬ブック

3月18日(日) 阪神競馬場 芝3000m

 春の天皇賞へ向けたステップレース・阪神大賞典。現在の時期になった87年以降、メジロマックイーンスペシャルウィークテイエムオペラオー、そしてディープインパクトなど、多くの名馬がこのレースと天皇賞(春)を連勝している。近年はやや別路線組に押され気味だったが、15年の優勝馬・ゴールドシップなど3年連続で計6頭の連対馬を輩出し、前哨戦としての重要度が再び増しつつある。今年、春の長距離決戦へ向けて前進するのはどの馬か、過去の傾向を見てみよう。

過去のデータをCheck!

チェック112月以降出走の1番人気は信頼できる

 過去10年、1番人気は【5.2.2.1】。前半5年は優勝馬が出ていなかったが、近5年はゴールドシップ3回とシュヴァルグラン、サトノダイヤモンドと5連勝を飾っている。着外はジャパンC以来だった09年オウケンブルースリ。12月以降の出走馬が1番人気なら信頼できる。また、3着2頭は牝馬と7歳馬。1番人気が牡馬の6歳以下なら連対候補だ。出走頭数が少ない年が多いこともあり、8番人気以下は好走なし。ただ、1、2番人気のワンツーは昨年しかなく、堅い中でも少々のひねりは必要だろう
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 過去5年
1 5-2-2-1 50.0% 70.0% 90.0% 5-0-0-0
2 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0% 0-1-1-3
3 2-1-2-5 20.0% 30.0% 50.0% 0-1-2-2
4 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0% 0-1-0-4
5 1-2-3-4 10.0% 30.0% 60.0% 0-1-2-2
6 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0% 0-0-0-5
7 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0% 0-1-0-4
8~ 0-0-0-43 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-14
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
08 09 10 11 12 13 14 15 16 17
1着人気 4 2 5 3 3 1 1 1 1 1
2着人気 5 6 4 1 1 3 5 7 4 2
3着人気 1 4 1 6 5 5 3 2 3 5
単勝 750円 370円 700円 540円 1,340円 110円 170円 160円 300円 110円
馬連 4,540円 2,990円 1,820円 790円 400円 320円 940円 1,720円 670円 140円
馬単 9,170円 3,970円 4,540円 2,010円 2,160円 360円 1,240円 2,020円 1,150円 170円
3連複 2,380円 6,470円 2,910円 2,120円 1,860円 1,880円 1,120円 2,050円 810円 470円
3連単 19,570円 29,520円 21,070円 11,690円 18,590円 3,010円 4,060円 8,090円 3,310円 740円

チェック24~5歳馬優勢、人気馬が中心に

 年齢別では4歳が【4.5.2.15】複勝率42.3%、5歳が【3.3.4.16】同38.5%。そんな好成績を残す4~5歳の好走馬(過去5年)を見てみると、12頭中9頭が3番人気以内だった。また、3000m以上の重賞で3着以内か、2000mを超えるG2以上で3着以内の好走実績を持っていた。これら条件をクリアする4~5歳馬を中心に据えたい。
【4~5歳の好走馬(過去5年)】
馬名 年齢 人気 着順 前走 前走人気 前走着順 主な実績
13 ゴールドシップ 4 1 1 有馬記念 1 1 二冠、有馬記念
デスペラード 5 3 2 万葉S 1 1 ステイヤーズS3着
14 ゴールドシップ 5 1 1 有馬記念 2 3 二冠、有馬記念
バンデ 4 3 3 御堂筋S 1 1 菊花賞3着
15 デニムアンドルビー 5 7 2 有馬記念 16 9 ジャパンC2着
ラストインパクト 5 2 3 有馬記念 7 7 京都大賞典1着
16 シュヴァルグラン 4 1 1 日経新春杯 1 2 日経新春杯2着
タンタアレグリア 4 4 2 ダイヤモンドS 1 4 青葉賞2着
アドマイヤデウス 5 3 3 京都記念 4 3 日経賞1着
17 サトノダイヤモンド 4 1 1 有馬記念 1 1 菊花賞、有馬記念
シュヴァルグラン 5 2 2 有馬記念 5 6 阪神大賞典
トーセンバジル 5 5 3 ジャパンC 12 11 神戸新聞杯3着

チェック36歳以上は長距離実績が必須に

 一方で、6歳は【2.1.1.24】複勝率14.3%、7歳以上は【1.1.3.28】同15.2%。好走確率は4~5歳に見劣るものの、好走馬は少なからず出ており、無視は禁物だ。その6歳以上の好走馬(過去10年)を見ると、3000m以上の重賞で3着以内の実績を持つことが絶対条件だ。もう少し細かく見ると、表上部の6歳なら長距離重賞勝ちか、長距離G1(菊花賞)で3着以内。そして7歳以上なら、この阪神大賞典か、長距離G1で連対していることが条件だ。なお、4~5歳馬に比べると、前走凡走馬が多く、このレースにしては人気薄側の好走も目立つ。
【6歳以上の好走馬の長距離実績(過去10年)】
馬名 年齢 人気 着順 前走 前走人気 前走着順 G1・長距離実績
11 ナムラクレセント 6 3 1 日経新春杯 7 4 菊花賞3着
モンテクリスエス 6 6 3 ダイヤモンドS 5 5 ダイヤモンドS1着
14 アドマイヤラクティ 6 5 2 有馬記念 3 11 ダイヤモンドS1着
15 ゴールドシップ 6 1 1 アメリカJCC 1 7 菊花賞1着
08 アイポッパー 8 5 2 京都記念 7 16 阪神大賞典1着
ポップロック 7 1 3 有馬記念 2 5 メルボルンC2着
10 トウカイトリック 8 5 1 ダイヤモンドS 4 5 阪神大賞典2着
12 ナムラクレセント 7 5 3 日経新春杯 5 10 阪神大賞典1着
13 フォゲッタブル 7 5 3 ダイヤモンドS 9 7 菊花賞2着

チェック4栗東坂路組が中心、コース追いなら「馬ナリ」

 過去10年の出走馬の追い切りを「競馬道調教マスター」で分析すると、栗東坂路が【6.3.5.32】連対率19.6%、栗東CWが【3.2.4.26】同14.3%。この両コースだけで【9.5.9.58】、3着以内30頭中23頭を占めている。特に栗東坂路組のほうが好走確率は高く、注目は欠かせない。ただ、コース追い(栗東CW以外も含む)でも、「馬ナリ」で追い切られた馬は【2.3.2.13】連対率25.0%。栗東坂路以外なら、コースでの「馬ナリ」追い切り馬には注意したい。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。
【追い切り脚色・コース別成績(過去10年)】
脚色 コース 成績 勝率 連対率 複勝率
一杯 栗東坂路 5-2-2-24 15.2% 21.2% 27.3%
美浦南坂路 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
その他コース 2-2-3-27 5.9% 11.8% 20.6%
強目 栗東坂路 0-1-3-7 0.0% 9.1% 36.4%
美浦南坂路 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
その他コース 0-2-0-7 0.0% 22.2% 22.2%
馬ナリ 栗東坂路 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
美浦南坂路 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
その他コース 2-3-2-13 10.0% 25.0% 35.0%

第67回 スプリングS(G2)

写真:競馬ブック

3月18日(日) 中山競馬場 芝1800m

 皐月賞を目前に控えた前哨戦・スプリングS。古くからトライアル競走に指定されており、現在は3着以内馬に優先出走権が与えられる。過去10年では、後の三冠馬・オルフェーヴル(11年)をはじめ、09年のアンライバルド、そして13年のロゴタイプと、3頭のスプリングS優勝馬が皐月賞を制した。また、15年の優勝馬・キタサンブラックは秋に菊花賞を制すると、その後も古馬G1で大活躍。ほかに12年の2着馬・ディープブリランテはダービー馬に輝くなど、多くの実績馬を輩出している。皐月賞はもちろん、後のG1へ向けても重要なこの一戦を制するのはどの馬か。過去の傾向を見てみよう。

過去のデータをCheck!

チェック11番人気複勝率90%、近4年は7番人気以下好走なし

 過去10年、1番人気は複勝率90.0%。馬券圏外に敗退したのが直近、昨年の4着馬・サトノアレスだったことは少し気になるが、基本的には1番人気は安定している。9年連続で5番人気以内が優勝しており、この間の3連単最高配当は10年の6万4470円。特に近4年は3着以内の全馬が6番人気以内だった。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 3-3-3-1 30.0% 60.0% 90.0%
2 1-1-2-6 10.0% 20.0% 40.0%
3 2-1-0-7 20.0% 30.0% 30.0%
4 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
5 2-1-0-7 20.0% 30.0% 30.0%
6 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
7 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
8 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
9 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
10 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
11~ 0-1-1-42 0.0% 2.3% 4.5%
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
08 09 10 11 12 13 14 15 16 17
1着人気 6 1 2 1 3 1 3 5 4 5
2着人気 11 8 10 4 1 3 1 1 5 2
3着人気 1 2 1 8 10 11 4 2 1 6
単勝 1,410円 230円 600円 470円 600円 340円 560円 1,230円 800円 810円
馬連 20,010円 3,090円 18,090円 1,420円 700円 1,090円 850円 1,090円 3,390円 1,350円
馬単 43,340円 4,130円 36,980円 2,940円 1,830円 1,810円 1,950円 3,220円 7,610円 3,330円
3連複 17,500円 5,410円 4,160円 6,030円 8,980円 8,760円 1,890円 1,180円 1,690円 6,670円
3連単 184,520円 24,710円 64,470円 28,270円 45,030円 29,470円 10,010円 10,310円 19,380円 34,730円

チェック2勝ち馬は1~3枠、穴の連対馬も4枠以内

 阪神で代替された11年を除く9回の枠番別成績では、優勝馬9頭中6頭が1~3枠と内枠優勢。その1~3枠はすべて連対率20.0%以上、4枠から外は20.0%未満に終わっている。また、4番人気以下の連対馬8頭のうち、6頭は1~4枠から出ている。いずれにしても内枠優位の傾向だ。
【枠番別成績(過去10年、阪神除く)】
枠番 成績 勝率 連対率 複勝率 4番人気以下
1 2-1-1-8 16.7% 25.0% 33.3% 2-0-0-6
2 2-1-1-10 14.3% 21.4% 28.6% 1-1-0-9
3 2-1-1-11 13.3% 20.0% 26.7% 0-0-1-10
4 0-2-0-13 0.0% 13.3% 13.3% 0-2-0-13
5 0-1-1-14 0.0% 6.3% 12.5% 0-0-0-14
6 1-2-3-12 5.6% 16.7% 33.3% 0-1-2-9
7 0-1-0-17 0.0% 5.6% 5.6% 0-0-0-15
8 2-0-2-14 11.1% 11.1% 22.2% 1-0-1-11

チェック3大型馬が好成績、470キロ以上が目安か

 同じく中山開催時9回の馬体重別では、500キロ以上の大型馬が【3.4.1.16】複勝率33.3%の好成績。好走馬数では470キロ台以上から多くなり、470キロ未満は【1.0.3.32】連対率2.8%にとどまり、10年ローズキングダムや16年のロードクエストと、好成績の1番人気馬でも3着に敗れている。連対は昨年の優勝馬・ウインブライト。同馬はマイナス12キロで、前走では470キロ台の馬だった。
【馬体重別成績(過去10年、阪神除く)】
馬体重 成績 勝率 連対率 複勝率 1~3番人気
460キロ未満 0-0-3-14 0.0% 0.0% 17.6% 0-0-3-0
460キロ台 1-0-0-18 5.3% 5.3% 5.3% 0-0-0-3
470キロ台 3-1-2-19 12.0% 16.0% 24.0% 1-0-1-4
480キロ台 1-3-3-16 4.3% 17.4% 30.4% 1-2-1-2
490キロ台 1-1-0-16 5.6% 11.1% 11.1% 1-0-0-0
500キロ以上 3-4-1-16 12.5% 29.2% 33.3% 2-3-0-3

チェック4共同通信杯、きさらぎ賞、朝日杯組が中心に

 前走レース別では、きさらぎ賞が【2.1.1.6】、共同通信杯が【1.3.1.13】、そして朝日杯FSが【1.1.3.6】。前走中央重賞全体では複勝率23.5%だが、この3レースにかぎれば同32.1%になる。その3レースからの好走馬は表に挙げた通り。14頭すべてが前走は4着以内(12頭は3着以内)で、12頭が今回4番人気以内。前走で好走して今回上位人気に推された馬が中心だ。また、13年以降は6頭中5頭が前走1着馬だ。
 なお、前走500万組も【4.4.3.32】複勝率25.6%と好走は多いが、前走1着馬は【4.3.0.23】、2着は【0.0.3.2】、3着以下は【0.1.0.7】と、勝っていないと連対は厳しくなる。
【前走朝日杯FS、きさらぎ賞、共同通信杯からの好走馬(過去10年)】
馬名 人気 着順 前走 前走人気 前走着順
08 スマイルジャック 6 1 きさらぎ賞 5 2
ショウナンアルバ 1 3 共同通信杯 6 1
09 フィフスペトル 2 3 朝日杯FS 5 2
10 アリゼオ 2 1 共同通信杯 1 3
ローズキングダム 1 3 朝日杯FS 1 1
11 オルフェーヴル 1 1 きさらぎ賞 2 3
ベルシャザール 4 2 共同通信杯 2 4
12 ディープブリランテ 1 2 共同通信杯 1 2
13 ロゴタイプ 1 1 朝日杯FS 7 1
タマモベストプレイ 3 2 きさらぎ賞 6 1
14 アジアエクスプレス 1 2 朝日杯FS 4 1
15 リアルスティール 1 2 共同通信杯 3 1
ダノンプラチナ 2 3 朝日杯FS 1 1
17 プラチナヴォイス 6 3 きさらぎ賞 3 4

チェック5「馬ナリ」調教馬が優勢

 スプリングSは、追い切りを「馬ナリ」で行った馬の好走が非常に多く見られる一戦だ。「競馬道調教マスター」で過去10年の出走馬の追い切りを分析すると、その「馬ナリ」が【7.5.7.45】で連対率18.8%優勝馬10頭中7頭は「馬ナリ」で、残る3頭は「強目」(末強目等も含む、以下同)。「一杯」からは優勝馬がなく、複勝率でも8.3%と不振だ。
 なお、コース別では美浦南W追い切り馬が目立ち、全体では【6.3.4.36】複勝率26.5%。中でも「馬ナリ」の馬は表にある通り、複勝率32.1%を記録する。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。
【追い切り脚色別成績(過去10年)】
脚色 コース 成績 勝率 連対率 複勝率
馬ナリ 7-5-7-45 10.9% 18.8% 29.7%
美浦南W 4-3-2-19 14.3% 25.0% 32.1%
美浦南坂 0-1-1-5 0.0% 14.3% 28.6%
美浦南P 0-0-2-5 0.0% 0.0% 28.6%
栗東坂 2-1-0-9 16.7% 25.0% 25.0%
栗東CW 1-0-1-6 12.5% 12.5% 25.0%
栗東P 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0%
強目 3-2-2-24 9.7% 16.1% 22.6%
一杯 0-3-1-44 0.0% 6.3% 8.3%

第32回 フラワーカップ(G3)

写真:競馬ブック

3月17日(土)中山競馬場 芝1800m

 桜花賞を目指す3歳牝馬にとって、トライアル的な意味を持つフラワーカップ。以前は出走馬のレベルがあまり高くなかったが、最近は好メンバーが揃うことが多く、優勝馬が後にG1レースを勝利するケースが多い。最近10年では、08年のブラックエンブレムが秋になって秋華賞を優勝し、14年のバウンスシャッセはオークスで3着に入り、15年のアルビアーノはNHKマイルCで2着に好走している。また、10年のオークスで同着優勝を果たしたサンテミリオンも、フラワーCに出走していた。昨年はファンディーナが勝利した。今年はどんなレースになるだろうか。過去10年のデータなどから、レースの傾向を導く。

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チェック13歳牝馬限定重賞としては堅い

 平均配当は馬連が3047円、3連単は5万1386円。3連単は10万円を超えたのが1度しかなく、かなり堅い。馬連は10~20倍台が10回中9回を占めている1番人気【4.3.1.2】は複勝率80%と好調で、2番人気【1.1.3.5】も複勝率が50%とまずまず。
【人気別の成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 4-3-1-2 40.0% 70.0% 80.0%
2 1-1-3-5 10.0% 20.0% 50.0%
3 2-1-0-7 20.0% 30.0% 30.0%
4 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
5 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
6 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
7 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0%
8 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
9 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
10~ 1-1-2-63 1.5% 3.0% 6.0%

チェック2サンデーサイレンス系が圧倒的だが

 種牡馬別の成績では、サンデーサイレンスとその仔が圧倒的に強い。1着馬は10頭中6頭をサンデーサイレンス系が占めており、2着は6頭、3着は4頭おり、目が離せない。ただしサンデーサイレンスの仔でもディープインパクト産駒は、昨年ファンディーナが勝利したが【1.2.0.11】と成績があまりよくない
【主な種牡馬別の成績(過去10年)】
種牡馬 成績 勝率 連対率 複勝率
ゼンノロブロイ 1-2-1-3 14.3% 42.9% 57.1%
ディープインパクト 1-2-0-11 7.1% 21.4% 21.4%
マンハッタンカフェ 1-2-0-5 12.5% 37.5% 37.5%
キングカメハメハ 1-0-1-5 14.3% 14.3% 28.6%
ダンスインザダーク 1-0-0-3 25.0% 25.0% 25.0%
アグネスタキオン 1-0-0-5 16.7% 16.7% 16.7%
バゴ 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
サクラプレジデント 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
ウォーエンブレム 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
Harlan's Holiday 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
ブライアンズタイム 0-1-1-1 0.0% 33.3% 66.7%
ロージズインメイ 0-1-0-3 0.0% 25.0% 25.0%
アグネスデジタル 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3%
ファルブラヴ 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
メジロマックイーン 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
シンボリクリスエス 0-0-2-9 0.0% 0.0% 18.2%
ハービンジャー 0-0-1-4 0.0% 0.0% 20.0%
ダイワメジャー 0-0-1-3 0.0% 0.0% 25.0%
ネオユニヴァース 0-0-1-5 0.0% 0.0% 16.7%
ハーツクライ 0-0-1-4 0.0% 0.0% 20.0%

チェック3500万下を勝った馬が信頼できる

 ステップレースは、目立っているのがクイーンC【1.1.0.18】ぐらいでバラバラ。前走のクラス別の成績では、500万下組(特別含む)【6.5.8.51】が中心。500万下で勝っていると【5.2.3.8】複勝率55.6%と好走確率が高く、2着以下【1.3.5.43】は複勝率17.3%と今ひとつ。G1の阪神JF組【0.0.0.5】は2or3番人気に計3頭が支持されたが、全滅と相性がよくない
【前走のクラス別成績(過去10年)】
前走クラス 成績 勝率 連対率 複勝率
新馬 1-0-0-12 7.7% 7.7% 7.7%
未勝利 1-2-1-24 3.6% 10.7% 14.3%
500万下 6-5-8-51 8.6% 15.7% 27.1%
オープン特別 0-1-0-5 0.0% 16.7% 16.7%
G3 2-3-0-27 6.3% 15.6% 15.6%
G1 0-0-0-5 0.0% 0.0% 0.0%
地方 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%

チェック4人気で買うなら逃げ馬

 脚質別成績では、4コーナーを先頭で通過した逃げ馬【4.0.1.5】が4勝しており、注目したい。だが、逃げ馬の直後の2番手【1.1.0.9】はあまり成績が良くない。なお、1番人気に支持されて3着以下に敗れた3頭は、いずれも4コーナーを7番手以下だった。1番人気で勝利した4頭中3頭は逃げ切り勝ちだったので、人気の逃げ馬がオススメといえる。
【4コーナーの通過順別成績(過去10年)】
4角位置 成績 勝率 連対率 複勝率
1番手 4-0-1-5 40.0% 40.0% 50.0%
2番手 1-1-0-9 9.1% 18.2% 18.2%
3番手 2-2-1-12 11.8% 23.5% 29.4%
4~6番手 1-1-1-24 3.7% 7.4% 11.1%
7~9番手 1-5-2-26 2.9% 17.6% 23.5%
10番手以下 1-2-4-51 1.7% 5.2% 12.1%

チェック5美南坂路でラスト1ハロンが12秒1以下か12秒7以上

 PC用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」によると、過去10年の追い切りのコース別成績は、美南坂路組【4.4.2.30】が好走馬がもっとも多く、複勝率は25%とまずまず。好走確率が高いのは栗東CW組【2.1.2.11】で複勝率31.3%、あまり成績が良くないのは美浦南W組【2.1.1.31】で複勝率11.4%だった。
 美南坂路組の特徴は、ラスト1ハロンのタイムが12秒1以下【3.1.0.5】や12秒7以上【1.2.2.7】だと複勝率が40%を超えており好走確率が高かったが、12秒2~6【0.1.0.18】は不振だった。美南坂路でラスト1ハロンのタイムが速い馬か遅い馬を狙うべし! 「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。
【追い切りコース別の成績(過去10年)】
場所 コース 成績 勝率 連対率 複勝率
栗東 坂路 2-1-2-26 6.5% 9.7% 16.1%
CW 2-1-2-11 12.5% 18.8% 31.3%
0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
美浦 南坂路 4-4-2-30 10.0% 20.0% 25.0%
南W 2-1-1-31 5.7% 8.6% 11.4%
南P 0-3-2-21 0.0% 11.5% 19.2%
南D 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
南芝 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
北C 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
【美浦南坂路組のラスト1ハロンのタイム別の成績(過去10年)】
タイム 成績 勝率 連対率 複勝率
~12秒1 3-1-0-5 33.3% 44.4% 44.4%
12秒2~6 0-1-0-18 0.0% 5.3% 5.3%
12秒7~ 1-2-2-7 8.3% 25.0% 41.7%

第32回 ファルコンステークス(G3)

写真:競馬ブック

3月17日(土)中京競馬場 芝1400m

 スピード自慢の3歳馬が数多く出走するファルコンS。05年までは6月に1200mの距離で実施されていたが、06年に開催時期が3月に変更され、5月に行われるNHKマイルCのステップレースとなった。さらに中京競馬場がリニューアルした12年からは、距離が1400mに延長されて実施されている。最近の優勝馬のNHKマイルCの成績は、09年のジョーカプチーノが優勝、13年のインパルスヒーローが2着、08年のダノンゴーゴーが3着に入り、14年の5着馬タガノブルクはNHKマイルCで2着に好走している。昨年はコウソクストレートが勝利し、2着のボンセルヴィーソはNHKマイルCで3着に入った。今年はどんなレースになるだろうか。1400mになった12年以降、過去6年のデータからレースの傾向を検証する。

過去のデータをCheck!

チェック1人気薄の激走に注意!

 平均配当は馬連が9401円と荒れており、3連単は21万135円とやや高い。過去6年で馬連は万馬券2回、8000円台が1回で、6回中3回が波乱の決着となっている。1番人気は【1.0.0.5】と不振だが、優勝馬は6頭中5頭が1~4番人気。過去6回中9番人気以下が5頭馬券に絡んでおり、今年も人気薄に注意したい
【人気別の成績(過去6年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 1-0-0-5 16.7% 16.7% 16.7%
2 2-1-0-3 33.3% 50.0% 50.0%
3 1-2-1-2 16.7% 50.0% 66.7%
4 1-1-0-4 16.7% 33.3% 33.3%
5 0-0-2-4 0.0% 0.0% 33.3%
6 0-0-1-5 0.0% 0.0% 16.7%
7 0-0-0-6 0.0% 0.0% 0.0%
8 0-0-0-6 0.0% 0.0% 0.0%
9 0-0-1-5 0.0% 0.0% 16.7%
10~ 1-2-1-48 1.9% 5.8% 7.7%

チェック2牝馬は出番なし

 性別の成績では、馬券に絡んだ18頭はすべて牡・セン馬牝馬は15頭出走して、最高成績は14年のベルルミエールの4着。1週前に同距離の牝馬限定重賞フィリーズレビューがあるため、このレースに牝馬の実力馬が出走することはあまりない。ちなみに、もっとも人気が高かった牝馬は16年のペイシャフェリシタの6番人気。基本的に、牡・セン馬の争いと考えてよい。
【性別別の成績(過去6年)】
性別 成績 勝率 連対率 複勝率
牡・セン 6-6-6-73 6.6% 13.2% 19.8%
0-0-0-15 0.0% 0.0% 0.0%

チェック3アーリントンC組が好成績

 ステップレースはアーリントンC組【2.0.2.10】が6年で4頭も馬券に絡んでおり好調だ。クロッカスS【2.0.0.15】も2勝しているが、勝利したのは不良馬場で行われた16年と稍重の15年で、良馬場だと結果を残せていない。500万下は5頭馬券に絡んでいるが、そのうち平場【1.2.1.15】は4頭が馬券に絡んでおりまずまずだが、特別【0.0.1.17】は馬券圏内が1頭と苦戦している。
【前走のレース別成績(過去6年)】
前走レース名 成績 勝率 連対率 複勝率
アーリントンC 2-0-2-10 14.3% 14.3% 28.6%
クロッカスS 2-0-0-15 11.8% 11.8% 11.8%
500万下(特別含む) 1-2-2-32 2.7% 8.1% 13.5%
シンザン記念 1-1-0-3 20.0% 40.0% 40.0%
朝日杯FS 0-2-1-8 0.0% 18.2% 27.3%
京成杯 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
全日本2歳優駿 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%

チェック4前走は1600mの重賞or1400mの非重賞

 前走の距離別成績を見てみよう。1~3着馬18頭中、前走1600m組が10頭で1400m組が6頭、この2つの距離がほとんどを占めている。前走1200mだった馬は1頭が3着に入ったのみと苦戦しており、基本的には1600mと1400mの争いと考えて大丈夫だ。ちなみに1600m組の前走は10頭すべてが重賞で、1400m組は6頭すべてがオープン特別か500万下だった。1600m組なら重賞、1400m組は重賞以外を使った馬を狙おう。
【前走の距離別成績(過去6年)】
前走距離 成績 勝率 連対率 複勝率
1200m 0-0-1-24 0.0% 0.0% 4.0%
1400m 3-2-1-31 8.1% 13.5% 16.2%
1600m 3-3-4-32 7.1% 14.3% 23.8%
1700m 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
2000m 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%

チェック5栗東坂路組のラスト4ハロンの遅い馬は危険

 PC用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」で、過去6年の追い切りのコース別成績を調べた。馬券に絡んだ馬が多いのは栗東坂路組【2.1.4.40】が6頭、栗東CW組【1.3.1.15】が5頭だった。複勝率では栗東CW組が25%と高く、栗東坂路組は14.9%と今ひとつだった。
 もっとも好走馬の多かった栗東坂路組の特徴は、ラスト4ハロンが53秒5以下【2.1.3.18】は複勝率25%でまずまずの成績だったが、53秒6以上【0.0.1.22】だと複勝率4.3%と散々だった。栗東坂路組のラスト4ハロンの遅い馬は危険といえる。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。
【追い切りコース別の成績(過去6年)】
場所 コース 成績 勝率 連対率 複勝率
栗東 坂路 2-1-4-40 4.3% 6.4% 14.9%
CW 1-3-1-15 5.0% 20.0% 25.0%
0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3%
美浦 南坂路 1-0-0-10 9.1% 9.1% 9.1%
南W 2-1-1-16 10.0% 15.0% 20.0%
南P 0-0-0-4 0.0% 0.0% 0.0%
南D 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
【栗東坂路組のラスト4ハロンのタイム別成績(過去6年)】
タイム 成績 勝率 連対率 複勝率
~53秒5 2-1-3-18 8.3% 12.5% 25.0%
53秒6~ 0-0-1-22 0.0% 0.0% 4.3%