重賞データcheck

 今週はダート王決定戦・フェブラリーSが東京競馬場ダ1600mで開催される。さらに京都牝馬S、ダイヤモンドS、小倉大賞典も行われる。そこで、過去のデータからこれらの重賞レースの傾向を占う。

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第35回 フェブラリーS(G1)

写真:競馬ブック

2月18日(日) 東京競馬場 ダ1600m

 中央競馬では年明け最初のG1競走となるフェブラリーS。しかし「ダートG1戦線」という視点では前年秋の南部杯からチャンピオンズC、東京大賞典などが連なっており、その連戦の締めくくりとなる一戦だ。97年にG1へと昇格し、ヴァーミリアンやエスポワールシチー、トランセンドなど、歴史に名を残すダート巧者がずらりと優勝馬に名を連ねている。今年はゴールドドリームがJRAダートG1・3連勝を飾ればそんな名馬の仲間入りとなるが、ライバルも多彩で、どんな結果が待っているのだろうか。過去の傾向を見てみよう。

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チェック1上位人気中心も、人気馬同士の決着は少ない

 過去10年、1~3番人気は複勝率50.0~80.0%と安定。ただ、いずれも3着馬2頭以上を含んでおり、連対率では30.0~50.0%と、特に好成績とまでは言い難い。そのため、3番人気以内馬のワンツー決着だったのは07、11、16年の3回のみ。このうち07年と16年は3着に9、7番人気が入って小波乱になっている。2桁人気の好走は16番人気・コパノリッキーの優勝のみだが、地方のダート交流重賞と違って、穴馬の出番もある程度はあることには注意したい
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 4-1-3-2 40.0% 50.0% 80.0%
2 2-1-2-5 20.0% 30.0% 50.0%
3 1-2-2-5 10.0% 30.0% 50.0%
4 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
5 0-3-0-7 0.0% 30.0% 30.0%
6 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
7 1-1-2-6 10.0% 20.0% 40.0%
8 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
9 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
10 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
11~ 1-0-0-58 1.7% 1.7% 1.7%
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
08 09 10 11 12 13 14 15 16 17
1着人気 1 6 1 1 7 3 16 1 2 2
2着人気 7 3 5 3 4 9 2 5 1 5
3着人気 3 1 2 4 2 7 1 3 7 1
単勝 240円 2,060円 170円 350円 2,430円 670円 27,210円 210円 510円 500円
馬連 2,820円 4,710円 890円 1,100円 10,510円 10,330円 84,380円 1,570円 680円 1,470円
馬単 3,520円 14,070円 1,190円 2,040円 26,210円 17,580円 256,050円 2,100円 1,510円 2,520円
3連複 3,820円 5,730円 1,160円 3,200円 15,530円 16,150円 55,360円 3,060円 3,820円 2,140円
3連単 17,550円 57,720円 4,190円 12,240円 141,910円 111,130円 949,120円 12,370円 16,010円 9,240円

チェック25歳の人気馬は安定、人気薄はほぼ出番なし

 牡・セン馬の年齢別では、5歳馬が複勝率40.0%の好成績を残し、特に3番人気以内に推されると【4.1.3.2】複勝率80.0%。ただ、逆に4番人気以下の5歳馬は【0.1.1.15】と、人気によって結果が大きく分かれる。5歳馬の人気次第で、4歳や6歳以上馬の出番がどの程度あるか変わってくることになる。
【性齢別成績(過去10年)】
性別 年齢 成績 勝率 連対率 複勝率 1~3番人気 同複勝率
牡・セン 4 4-3-1-26 11.8% 20.6% 23.5% 2-2-0-4 50.0%
5 4-2-4-15 16.0% 24.0% 40.0% 4-1-3-2 80.0%
6 2-1-3-29 5.7% 8.6% 17.1% 1-0-3-4 50.0%
7~ 0-4-2-50 0.0% 7.1% 10.7% 0-1-1-2 50.0%
牝馬 0-0-0-9 0.0% 0.0% 0.0%

チェック3近年の前走G1組はチャンピオンズCから

 前走クラス別の成績を見ると、JRA・G1出走馬や、地方競馬出走馬(好走は東京大賞典と川崎記念のみ)が、ともに複勝率30%で他を一歩リードしている。表は、このうち過去5年の好走馬を挙げたものだが、JCダートからチャンピオンズCになってからは、この組が3連続好走と、まず前走チャンピオンズC出走馬には注目したい。また、前走で人気薄だったのはベストウォーリアだけで、この馬は距離の問題もあり、ここはマイルに戻り人気になった形だった。いずれにしても、いくらG1に出走していても、前走、今回とも人気がないようでは苦しい
【前走G1からの好走馬(過去5年)】
馬名 人気 着順 前走 前走人気 前走着順
13 エスポワールシチー 9 2 東京大賞典 4 5
ワンダーアキュート 7 3 川崎記念 1 2
14 ホッコータルマエ 2 2 川崎記念 1 1
ベルシャザール 1 3 ジャパンCダート 3 1
15 ベストウォーリア 3 3 チャンピオンズC 9 11
16 ノンコノユメ 1 2 チャンピオンズC 3 2
17 ゴールドドリーム 2 1 チャンピオンズC 2 12

チェック4前走G1以外なら4番人気以内での好走馬

 G1以外からの好走馬は、東海Sが現在の時期になった過去5年で、表の6頭。近年は2頭ずつと、G1よりもややこちらが優勢だ。全馬に共通するのは、前走の段階で4番人気以内だったこと。また、超人気薄だった14年のコパノリッキー以外は、東海Sか根岸Sで3着以内に入っていた。この両重賞で「4番人気以内かつ3着以内」が、G1以外からの好走条件だ
【前走G1以外からの好走馬(過去5年)】
馬名 人気 着順 前走 前走人気 前走着順
13 グレープブランデー 3 1 東海S 4 1
14 コパノリッキー 16 1 フェアウェルS 3 9
15 コパノリッキー 1 1 東海S 1 1
インカンテーション 5 2 東海S 3 3
16 モーニン 2 1 根岸S 1 1
アスカノロマン 7 3 東海S 4 1
17 ベストウォーリア 5 2 根岸S 3 2
カフジテイク 1 3 根岸S 1 1

チェック51着候補はレース騎乗騎手「以外」での追い切り馬

「競馬道調教マスター」で過去10年の出走馬の追い切りを分析すると、レース騎乗騎手で追い切られていた馬は、10年のエスポワールシチーと、昨年のゴールドドリームのみ。その他は、調教助手や、レース騎乗とは異なる騎手を背にした追い切りだった。コースは栗東坂路かCWだが、調教内容は各馬バラバラで、上がり重点だった15年のコパノリッキーや、坂路57秒台だったテスタマッタの優勝もある。
 なお、近年の優勝馬は栗東CWが多くなってきているが、過去10年でみても、栗東CWは【4.3.2.27】で複勝率25.0%。栗東坂路の【6.3.6.63】同19.2%よりも安定していて、なおかつ近年は勝ち馬が多いというのは魅力だ。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。
【優勝馬の追い切り(過去10年)】
馬名 騎手 人気 着順 コース 馬場 騎乗 追い切り時計 位置 脚色
08 ヴァーミリアン 武豊 1 1 栗東坂 助手 1回 52.1-38.8-26.3-13.6 一杯
09 サクセスブロッケン 内田博 6 1 栗東坂 松田 1回 53.4-39.1-25.6-12.9 末強目
10 エスポワールシチー 佐藤哲 1 1 栗東CW 佐藤哲 82.4-65.8-51.1-37.5-11.6 8 一杯
11 トランセンド 藤田 1 1 栗東坂 助手 1回 52.8-38.3-25.2-13.0 稍一杯
12 テスタマッタ 岩田 7 1 栗東坂 古川吉 1回 57.6-42.4-27.7-14.1 一杯・0.5秒遅
13 グレープブランデー 浜中 3 1 栗東坂 助手 1回 55.4-40.2-25.3-12.3 一杯
14 コパノリッキー 田辺 16 1 栗東CW 助手 82.0-67.1-52.9-39.3-12.8 6 馬ナリ・同入
15 コパノリッキー 武豊 1 1 栗東CW 助手 87.4-71.0-55.0-39.9-11.8 8 馬ナリ
16 モーニン M.デムーロ 2 1 栗東坂 助手 1回 52.2-37.5-24.3-11.8 強目
17 ゴールドドリーム M.デムーロ 2 1 栗東CW M.デムーロ 81.3-65.7-51.3-37.8-11.7 8 末一杯・先着

第53回 京都牝馬S(G3)

写真:競馬ブック

2月17日(土) 京都競馬場 芝1400m

 牝馬限定の重賞・京都牝馬S。15年暮れにターコイズSが新設(重賞昇格)され、その影響で愛知杯が年明けの1月に移動。そして本競走は、従来の1月下旬からこの時期に繰り下がり、さらに距離を200m短縮して1400mで行われている
 5月のヴィクトリアMまで間隔はあるものの、このレースの出走馬からも同レースの好走馬が多く出ていた。距離短縮後は、一昨年の優勝馬クイーンズリングが、秋に2200mのエリザベス女王杯でG1タイトルを獲得。そして昨年の優勝馬レッツゴードンキは、春秋スプリントG1で連続2着と、距離の異なるG1好走馬が出ている。そんな京都牝馬Sの過去の傾向を見てみよう。

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チェック13~4番人気は連対なし

 過去10年、1番人気は連対率70.0%、2番人気も同40.0%で、1~2番人気計7勝と上々の成績。ただ、3~4番人気に【0.0.2.18】と連対がなく、その分、5番人気以下でもひと桁人気であれば、連対のチャンスは多くある。近年では15年が大波乱の決着となったが、それ以外はまずまず落ち着いた配当。距離短縮後は1番人気が連勝し、3連単は3万円台となっている。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 過去2年
1 4-3-1-2 40.0% 70.0% 80.0% 2-0-0-0
2 3-1-1-5 30.0% 40.0% 50.0% 0-0-0-2
3 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0% 0-0-1-1
4 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-2
5 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0% 0-0-1-1
6 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0% 0-1-0-1
7 0-3-0-7 0.0% 30.0% 30.0% 0-1-0-1
8 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0-0-0-2
9 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0% 0-0-0-2
10 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0-0-0-2
11~ 0-1-0-57 0.0% 1.7% 1.7% 0-0-0-16
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
08 09 10 11 12 13 14 15 16 17
1着人気 2 6 1 5 2 1 2 9 1 1
2着人気 9 7 7 1 1 2 1 15 6 7
3着人気 6 1 2 9 3 10 5 8 3 5
単勝 340円 1,210円 330円 1,070円 440円 170円 420円 2,360円 470円 300円
馬連 3,060円 9,720円 2,790円 2,120円 1,070円 690円 880円 86,460円 3,500円 3,070円
馬単 4,570円 18,470円 4,470円 4,810円 2,010円 890円 1,870円 141,900円 5,920円 4,500円
3連複 13,550円 10,560円 5,210円 21,460円 2,270円 5,690円 2,470円 451,980円 6,220円 6,510円
3連単 68,280円 96,550円 28,940円 125,740円 10,930円 14,580円 11,080円 2,865,560円 36,210円 33,820円

チェック24歳の人気馬は1着か圏外

 年齢別では、4歳と5歳がともに連対率17%台。7勝を挙げた4歳は勝率が高く、少々勝ち切れない5歳は複勝率が高く出ている。特に4歳の1~3番人気馬は、【5.0.0.5】と勝てなければ馬券圏外。1400mになってからも、一昨年は1番人気のクイーンズリングが優勝したものの、昨年は2番人気のアットザシーサイドが8着敗退を喫している。
【年齢別成績(過去10年)】
年齢 成績 勝率 連対率 複勝率 1~3番人気 同連対率
4 7-2-1-43 13.2% 17.0% 18.9% 5-0-0-5 50.0%
5 2-6-3-35 4.3% 17.4% 23.9% 2-3-2-7 35.7%
6 1-2-5-37 2.2% 6.7% 17.8% 0-1-2-3 16.7%
7~ 0-0-1-13 0.0% 0.0% 7.1%

チェック3前走条件戦組に注目

 冒頭で触れたように距離変更や、ターコイズSの重賞昇格、愛知杯の時期変更などがあり、前走レース別の成績は参考にしづらい。ただ、過去10年の前走クラス別で見ると、条件戦出走馬が【2.4.4.26】で複勝率27.8%、オープン・重賞が【8.6.6.101】同16.5%と、条件戦組が健闘している。
 表に挙げたように、その条件戦組の好走馬は特に10年以降に集中し、その間に好走馬を出せなかったのは、該当馬が1頭しかいなかった15年のみ。1400mになったここ2年も、馬券圏内好走馬の半数にあたる3頭が条件戦組だった。ただ、前走こそ条件戦でも、過去にオープン・重賞で好走歴を持つことが理想だ。
【前走条件戦からの好走馬(過去10年)】
馬名 年齢 人気 着順 主なオープン実績
08 ザレマ 4 9 2 忘れな草賞1着
10 ベストロケーション 5 7 2 未経験
11 サングレアズール 4 9 3 未経験
12 ドナウブルー 4 2 1 フィリーズR4着
13 ベストクルーズ 6 10 3 阪神JF3着
14 ウリウリ 4 2 1 ローズS3着
ノーブルジュエリー 6 5 3 エルフィンS2着
16 マジックタイム 5 6 2 クイーンC2着
17 ワンスインナムーン 4 7 2 アネモネS8着
スナッチマインド 6 5 3 京都牝馬S4着

チェック4栗東坂路強目以上が優勢、CWは苦戦

 過去10年の出走馬の追い切りを「競馬道 調教マスター」で分析すると、好走馬が圧倒的に多いのは栗東坂路組。特に「強目」(末強目等も含む)で追われた馬が良く、同じ栗東坂路で馬ナリ追い切り馬はあまり良くない。一方、不振が目立つのは栗東CWの【0.0.2.20】。坂路に比べると頭数が少ないとはいえ、一昨年2番人気のウリウリが5着に敗れるなど、人気馬も馬券圏外敗退を喫している。
【追い切りコース別成績(過去10年)】
コース 脚色 成績 勝率 連対率 複勝率
栗東坂路 6-5-5-55 8.5% 15.5% 22.5%
一杯 1-3-2-22 3.6% 14.3% 21.4%
強目 4-2-3-20 13.8% 20.7% 31.0%
馬ナリ 1-0-0-13 7.1% 7.1% 7.1%
栗東旧DW 2-0-0-5 28.6% 28.6% 28.6%
美浦南坂路 1-2-1-16 5.0% 15.0% 20.0%
栗東P 1-1-0-7 11.1% 22.2% 22.2%
美浦南W 0-2-1-12 0.0% 13.3% 20.0%
美浦南P 0-0-1-6 0.0% 0.0% 14.3%
栗東CW 0-0-2-20 0.0% 0.0% 9.1%
その他 0-0-0-6 0.0% 0.0% 0.0%

第68回 ダイヤモンドステークス(G3)

写真:競馬ブック

2月17日(土)東京競馬場 芝3400m

 長距離の名物重賞レース、ダイヤモンドS。長い間3200mの距離で争われていたが、04年に現在と同じ3400mになり、JRAの重賞ではステイヤーズS(3600m)に次ぐ長距離となった。3000mを超えるJRAの平地重賞は、このダイヤモンドS以外は、天皇賞(春)、菊花賞、阪神大賞典、ステイヤーズSの4つしかなく、長距離馬にとっては貴重なレースだ。天皇賞(春)を狙う古馬のトップクラスはハンデが重くなるため参戦することは少なく、出走馬のレベルはそれほど高くない。長い距離特有の騎手による駆け引きにも注目が集まる。昨年はアルバートが勝利し、3つめの長距離重賞制覇を成し遂げた。今年はどの馬が勝利するだろうか。過去の結果から、レースの傾向を分析する。

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チェック11、2番人気が安定しているが、人気薄も来る

 平均配当は馬連が8247円、3連単は17万6004円。馬連は2000円以下が4回、2000円台が3回で堅く決まることが多いが、12年の5万2520円のように何年かに1度、大波乱になる。1番人気【6.1.0.3】は複勝率70%と好調で、2番人気も複勝率70%と好成績を残しており、どちらかが必ず連対している。ただ3~5番人気の成績が今ひとつで、6番人気以下が14年を除いて毎年馬券に絡んでおり、下位人気馬を1頭は押さえておきたい
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 6-1-0-3 60.0% 70.0% 70.0%
2 2-3-2-3 20.0% 50.0% 70.0%
3 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
4 1-2-0-7 10.0% 30.0% 30.0%
5 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
6 0-2-2-6 0.0% 20.0% 40.0%
7 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
8 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0%
9 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
10~ 1-1-2-57 1.6% 3.3% 6.6%

チェック24歳が好走確率が高く、5歳が不振

 年齢別では4歳【4.3.4.12】が強く、複勝率は47.8%と高い。5歳【3.0.1.30】は3勝しているが、複勝率は11.8%と低い。7歳以上の高齢馬【1.5.2.53】もあまり成績が良くない。なお、牝馬は8頭出走して、馬券に絡んだ馬はいない。
【年齢別の成績(過去10年)】
年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
4歳 4-3-4-12 17.4% 30.4% 47.8%
5歳 3-0-1-30 8.8% 8.8% 11.8%
6歳 2-2-3-26 6.1% 12.1% 21.2%
7歳以上 1-5-2-53 1.6% 9.8% 13.1%

チェック3アメリカJCCと万葉S組が中心

 ステップレースはアメリカJCC【3.0.0.16】と万葉S【2.2.1.29】が中心。万葉S組の中では、今回56キロ以上【0.0.0.9】を背負った馬は成績がよくない。1600万下組【1.2.3.16】や1000万下組【0.1.2.9】など条件クラスを使った馬が健闘している。また、同じ3000mを超える重賞のステイヤーズS組【0.1.1.11】は不振といえる。
【主な前走のレース別成績(過去10年)】
前走レース名 成績 勝率 連対率 複勝率
アメリカJCC 3-0-0-16 15.8% 15.8% 15.8%
万葉S 2-2-1-29 5.9% 11.8% 14.7%
有馬記念 2-0-0-3 40.0% 40.0% 40.0%
1600万下 1-2-3-16 4.5% 13.6% 27.3%
日経新春杯 1-1-3-9 7.1% 14.3% 35.7%
師走S 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
1000万下(特別含む) 0-1-2-9 0.0% 8.3% 25.0%
ステイヤーズS 0-1-1-11 0.0% 7.7% 15.4%
白富士S 0-1-0-8 0.0% 11.1% 11.1%
メルボルンC 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
香港ヴァース 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%

チェック4最近は重いハンデが連対傾向

 トップハンデ【3.3.0.8】は連対率42.8%とまずまずで、最近4年はいずれも連対しており、今年も馬券に絡んできそうだ。57キロ以上【4.2.0.12】が連対率33.3%と好成績を残しており、ハンデを背負った実績馬に注目したい。52キロ以下【0.2.4.28】は未勝利でやや苦戦している。
【斤量別の成績(過去10年)】
斤量 成績 勝率 連対率 複勝率
~48kg 0-0-0-5 0.0% 0.0% 0.0%
49kg 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%
50kg 0-0-2-6 0.0% 0.0% 25.0%
51kg 0-1-1-9 0.0% 9.1% 18.2%
52kg 0-1-1-5 0.0% 14.3% 28.6%
53kg 2-1-0-22 8.0% 12.0% 12.0%
54kg 1-0-3-23 3.7% 3.7% 14.8%
55kg 2-2-2-15 9.5% 19.0% 28.6%
56kg 1-3-1-21 3.8% 15.4% 19.2%
57kg 1-0-0-6 14.3% 14.3% 14.3%
57.5kg 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3%
58kg 2-0-0-2 50.0% 50.0% 50.0%
58.5kg 0-2-0-2 0.0% 50.0% 50.0%

チェック5ウッドコースのラスト1ハロンが普通のタイム

 PC用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」によると、過去10年の追い切りの特徴は、栗東坂路組【0.2.2.31】と美浦南坂路組【0.0.1.8】がイマイチで、坂路で追い切った馬は結果を残せていない。好走馬を多く出しているのは美浦南W組【4.3.2.25】、栗東CW組【3.1.4.22】などウッドコースで追われた組だ
 成績がよかった美浦南Wと栗東CW組を合せたラスト1ハロンのタイム別成績は、12秒6~13秒0【4.2.3.12】が複勝率42.9%と好走確率が高く、12秒5以下【2.1.1.16】や13秒1以上【1.1.2.19】は平均的な成績だった。美浦南Wか栗東CW組でラスト1ハロンが12秒6~13秒0の馬を狙おう。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。
【追い切りコース別の成績(過去10年)】
場所 コース 成績 勝率 連対率 複勝率
栗東 坂路 0-2-2-31 0.0% 5.7% 11.4%
CW 3-1-4-22 10.0% 13.3% 26.7%
1-0-1-4 16.7% 16.7% 33.3%
旧DW 1-0-0-4 20.0% 20.0% 20.0%
美浦 南坂路 0-0-1-8 0.0% 0.0% 11.1%
南W 4-3-2-25 11.8% 20.6% 26.5%
南P 0-4-0-15 0.0% 21.1% 21.1%
南D 1-0-0-8 11.1% 11.1% 11.1%
南芝 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
北C 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
【美浦南Wと栗東CW組のラスト1ハロンのタイム別の成績(過去10年)】
タイム 成績 勝率 連対率 複勝率
~12秒5 2-1-1-16 10.0% 15.0% 20.0%
12秒6~13秒0 4-2-3-12 19.0% 28.6% 42.9%
13秒1~ 1-1-2-19 4.3% 8.7% 17.4%

第52回 小倉大賞典(G3)

写真:競馬ブック

2月18日(日)小倉競馬場 芝1800m

 小倉競馬場の芝1800mで争われる小倉大賞典。ローカル重賞のG3ハンデ戦という条件のためか、毎年、個性的な馬が出走する傾向にある。中でも05年の勝ち馬メイショウカイドウは、続く北九州記念と小倉記念を制し、史上初となる同一年の「小倉三冠」を成し遂げた。また、07年にはセン馬のアサカディフィートが9歳で優勝し、翌年には10歳で勝利して連覇を達成した。昨年はマルターズアポジーが勝利した。一癖も二癖もありそうな小倉大賞典の傾向を、過去のデータから探る。

過去のデータをCheck!

チェック15~7番人気が好成績

 平均配当は、馬連は6203円と荒れ気味だが、3連単は11万2040円。3連単で10万円を超えたのは4回で、ローカルG3のハンデ戦にしては堅く収まっている。1番人気【1.2.2.5】は複勝率50%だが、2~4番人気は今ひとつの成績。5~7番人気【6.2.5.17】が計13頭も馬券に絡んでおり、好調だ。連対馬20頭中11頭が6番人気以下で、この6番人気は毎年連対しており、今年も最低1頭は人気薄を狙うのがよさそうだ
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 1-2-2-5 10.0% 30.0% 50.0%
2 1-2-0-7 10.0% 30.0% 30.0%
3 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
4 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
5 1-0-4-5 10.0% 10.0% 50.0%
6 3-2-0-5 30.0% 50.0% 50.0%
7 2-0-1-7 20.0% 20.0% 30.0%
8 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
9 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
10~ 0-1-2-65 0.0% 1.5% 4.4%

チェック2人気薄の高齢馬に注意!

 年齢別の成績では7歳以上【3.5.2.42】が複勝率19.6%と好調。7歳以上で馬券に絡んだ10頭のうち6番人気以下が9頭を占めており、人気薄で狙いたい。なお、牝馬は【0.0.0.13】と全滅。
【年齢別の成績(過去10年)】
年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
4歳 2-2-2-20 7.7% 15.4% 23.1%
5歳 4-2-4-34 9.1% 13.6% 22.7%
6歳 1-1-2-32 2.8% 5.6% 11.1%
7歳以上 3-5-2-42 5.8% 15.4% 19.2%

チェック3重賞で大敗した馬の大駆けを警戒!

 ステップレースは、中山金杯組【3.1.4.12】が目立っており、複勝率も40%と高い。中山金杯で2~4着【1.1.2.2】だと複勝率は66.6%になり、好走確率がさらに高くなる。それ以外では、アメリカJCC組が【2.1.0.11】とまずまず。前走のクラス別では、1600万下組が2勝を挙げるなど、健闘している。また、G2組【3.4.3.20】が複勝率33.3%と好成績を残しており、11年以降7年連続で馬券に絡んでいる
 前走の着順別成績は6着以下からの巻き返しが目立つ。馬券圏内30頭中、ちょうど半分の15頭が前走6着以下から馬券に絡んでいる。また、前走10着以下から馬券になった馬は9頭おり、そのすべてが前走は重賞だった。重賞で大敗した馬が狙い目といえる。
【主な前走のレース別成績(過去10年)】
前走レース名 成績 勝率 連対率 複勝率
中山金杯 3-1-4-12 15.0% 20.0% 40.0%
1600万下 2-1-0-11 14.3% 21.4% 21.4%
アメリカJCC 1-0-2-3 16.7% 16.7% 50.0%
毎日王冠 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
金鯱賞 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
有馬記念G1 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
リゲルS 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
日経新春杯 0-3-1-11 0.0% 20.0% 26.7%
ニューイヤーS 0-2-0-7 0.0% 22.2% 22.2%
京都金杯 0-1-2-18 0.0% 4.8% 14.3%
チャレンジC 0-1-0-6 0.0% 14.3% 14.3%
目黒記念 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
ファイナルS 0-0-1-6 0.0% 0.0% 14.3%
【前走の着順別成績(過去10年)】
前走着順 成績 勝率 連対率 複勝率
1着 2-3-0-19 8.3% 20.8% 20.8%
2着 0-1-0-6 0.0% 14.3% 14.3%
3着 1-1-2-3 14.3% 28.6% 57.1%
4着 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
5着 1-0-1-12 7.1% 7.1% 14.3%
6~9着 1-2-3-32 2.6% 7.9% 15.8%
10着~ 4-2-3-47 7.1% 10.7% 16.1%

チェック4軽ハンデが不振で、重いハンデが強い

 斤量別の成績は、重いハンデが活躍している。トップハンデ【3.3.2.12】は複勝率40%。57キロ以上【4.6.3.21】が活躍傾向にあり、複勝率も38.2%と高い。軽ハンデは不振で、53キロ以下【0.0.0.22】は全滅。基本的には54キロ以上の争いで、とく57キロ以上が強い。
【斤量別の成績(過去10年)】
斤量 成績 勝率 連対率 複勝率
51kg 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
52kg 0-0-0-13 0.0% 0.0% 0.0%
53kg 0-0-0-7 0.0% 0.0% 0.0%
54kg 1-1-1-25 3.6% 7.1% 10.7%
55kg 3-1-4-33 7.3% 9.8% 19.5%
56kg 2-2-2-25 6.5% 12.9% 19.4%
56.5kg 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
57kg 2-5-1-12 10.0% 35.0% 40.0%
57.5kg 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
58kg 1-1-0-2 25.0% 50.0% 50.0%

チェック5栗東CWでラスト1ハロンの速い馬が好成績

 PC用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」で過去10年の追い切りの傾向を調べた。好走馬の数では、栗東CW組【5.4.3.34】と栗東坂路組【3.5.4.52】が同じ12頭、複勝率では栗東CW組が26.1%と高かったのに対して、栗東坂路組は18.8%と今ひとつだった。
 栗東CW組のラスト1ハロンのタイム別成績では、12秒3以下【4.3.1.12】だと複勝率40%と好成績だったが、12秒4~12秒7【0.1.0.13】は複勝率7.1%と散々だった。また12秒8以上【1.2.0.9】は複勝率25.0%と平均的だった。栗東CWでラスト1ハロンのタイムが12秒3以下の馬を狙おう。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。
【追い切りコース別の成績(過去10年)】
場所 コース 成績 勝率 連対率 複勝率
栗東 坂路 3-5-4-52 4.7% 12.5% 18.8%
CW 5-4-3-34 10.9% 19.6% 26.1%
0-0-1-10 0.0% 0.0% 9.1%
旧DW 0-0-0-7 0.0% 0.0% 0.0%
1-0-0-4 20.0% 20.0% 20.0%
0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
美浦 南坂路 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
南W 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%
南P 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
南芝 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
小倉 ダート 1-1-2-10 7.1% 14.3% 28.6%
【栗東CW組のラスト1ハロンのタイム別成績(過去10年)】
タイム 成績 勝率 連対率 複勝率
~12秒3 4-3-1-12 20.0% 35.0% 40.0%
12秒4~12秒7 0-1-0-13 0.0% 7.1% 7.1%
12秒8~ 1-0-2-9 8.3% 8.3% 25.0%