重賞データcheck

 今週はダート王決定戦・チャンピオンズカップが中京ダ1800mで行われる。さらに、ステイヤーズS、チャレンジカップも開催される。そこで、過去のデータからこれらの重賞レースの傾向を占う。

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第18回 チャンピオンズカップ(G1)

写真:競馬ブック

12月3日(日) 中京競馬場 ダート1800m

 中央競馬では2レースしかないダートG1・チャンピオンズC。13年まで国際招待競走・ジャパンCダートとして行われており、07年までは東京ダート2100m(02年は中山1800m)、08~13年は阪神ダート1800m。14年から中京競馬場・ダート1800mを舞台にした一戦に生まれ変わった。過去の優勝馬にはカネヒキリやヴァーミリアン、エスポワールシチー、トランセンドなどのダート王が名を連ねており、14年もG1・5勝馬(当時)のホッコータルマエが勝利を手中にした。ここ2年はサンビスタ(12番人気)、サウンドトゥルー(6番人気)が制して波乱となったが、今年はどんな結果が待っているのか。過去の傾向を見てみよう。

過去のデータをCheck!

チェック1中位人気以下にも要警戒

 過去10年、1番人気は複勝率70.0%だが、11年までの5戦4勝から、近年は成績を落としている。また、チャンピオンズCになった過去3年で、複数の好走馬を輩出しているのは3番人気のみ。特定の人気に偏らない傾向にあるが、この3年間の3連単は7万馬券以上。各年とも8番人気以下から1頭が馬券に絡んでいるため、ある程度の波乱を前提とした組み立てで臨みたい
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 過去3年
1 4-1-2-3 40.0% 50.0% 70.0% 0-1-0-2
2 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0% 1-0-0-2
3 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0% 0-1-1-1
4 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0% 0-0-0-3
5 0-2-1-7 0.0% 20.0% 30.0% 0-0-1-2
6 2-2-0-6 20.0% 40.0% 40.0% 1-0-0-2
7 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0% 0-0-0-3
8 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0% 0-1-0-2
9 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0-0-0-3
10 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0-0-1-2
11~ 1-0-2-55 1.7% 1.7% 5.2% 1-0-0-16
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
07 08 09 10 11 12 13 14 15 16
コース 東京ダ21 阪神ダート1800m 中京ダート1800m
1着人気 1 4 1 1 1 6 3 2 12 6
2着人気 6 7 5 8 5 3 6 8 3 1
3着人気 7 1 12 11 2 9 1 3 5 10
単勝 230円 980円 310円 350円 200円 1,990円 840円 590円 6,640円 1,590円
馬連 1,350円 11,710円 1,940円 4,350円 1,750円 4,290円 4,850円 5,470円 11,040円 1,390円
馬単 1,800円 21,570円 3,160円 6,310円 2,180円 11,620円 9,810円 9,020円 36,260円 4,800円
3連複 4,400円 7,090円 32,660円 20,840円 920円 30,010円 2,160円 11,730円 27,320円 11,180円
3連単 16,310円 69,460円 131,960円 94,860円 6,180円 165,230円 24,440円 70,890円 318,430円 85,980円

チェック25~6歳馬を中心に

 牡・セン馬の年齢別では、5歳馬が馬券圏内11頭と全体の3分の1以上を占め、勝率~複勝率もトップの成績。次いで6歳も7頭が好走し、複勝率は25.8%で5歳とほぼ互角だここ3年の牡・セン馬の好走馬8頭中7頭も、この5~6歳馬から出ている。その近3年で、3~4歳の好走は15年2着の3歳馬・ノンコノユメのみ。4歳馬は14年1番人気12着のコパノリッキーなど、11頭すべてが圏外だ。なお、牝馬で唯一好走したサンビスタも、6歳馬だった。
【性齢別成績(過去10年)】
性別 年齢 成績 勝率 連対率 複勝率 過去3年
牡・セン 3 0-2-2-19 0.0% 8.7% 17.4% 0-1-0-4
4 2-1-1-23 7.4% 11.1% 14.8% 0-0-0-11
5 5-3-3-30 12.2% 19.5% 26.8% 1-1-2-7
6 2-3-3-23 6.5% 16.1% 25.8% 1-1-1-5
7~ 0-1-1-24 0.0% 3.8% 7.7% 0-0-0-9
9-10-10-119 6.1% 12.8% 19.6% 2-3-3-36
牝馬 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0% 1-0-0-2

チェック31~2枠が好成績、外枠は苦戦

 中京の「チャンピオンズC」になった過去3回の枠番別では、2枠が連対率50.0%、そして1枠は複勝率40.0%をマーク。また、優勝馬3頭は2、4、5枠と、全体として内~中枠に好走馬が多い。6~8枠は計【0.0.1.17】で、好走は14年3番人気3着のローマンレジェンドのみ。7枠では14年に前述のコパノリッキーが12着、15年に2番人気ホッコータルマエが5着、そして昨年も2番人気ゴールドドリームが12着と、人気馬3頭が馬券圏外に敗退した。また、8枠は3番人気以内馬こそいなかったが、14年のインカンテーション(4番人気)や、16年モーニン(5番人気)といった実力馬が掲示板外に敗れている。
【枠番別成績(過去3年)】
成績 勝率 連対率 複勝率 3番人気以内
1枠 0-1-1-3 0.0% 20.0% 40.0% 0-1-0-0
2枠 1-2-0-3 16.7% 50.0% 50.0% 0-1-0-0
3枠 0-0-1-5 0.0% 0.0% 16.7% 該当なし
4枠 1-0-0-5 16.7% 16.7% 16.7% 1-0-0-1
5枠 1-0-0-5 16.7% 16.7% 16.7% 該当なし
6枠 0-0-1-5 0.0% 0.0% 16.7% 0-0-1-1
7枠 0-0-0-6 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-3
8枠 0-0-0-6 0.0% 0.0% 0.0% 該当なし

チェック4前走上位人気の好走馬が中心に

 同じく過去3年の好走馬の前走を見ると、好走9頭はすべて前走で5番人気以内。そして9頭中8頭は4着以内(7頭は3着以内)だった。昨年3着のアスカノロマンだけは、前走のみやこSで14着に敗れていたが、自身は同年1月に同コースの東海Sを制したコース実績馬だった。基本的には、前走で上位人気に推され、好走した馬が中心。それ以外の馬を狙うなら、距離やコース実績など注目すべき点がある馬にかぎりたい。前走で好走していながら、今回は人気を落としたような馬でも十分に狙いが立つ
【好走馬の前走(過去3年)】
馬名 人気 着順 前走場所 前走 前走人気 前走着順
14 ホッコータルマエ 2 1 盛岡 JBCクラシック 4 4
ナムラビクター 8 2 京都 みやこS 4 3
ローマンレジェンド 3 3 札幌 エルムS 3 1
15 サンビスタ 12 1 大井 JBCレディスC 1 2
ノンコノユメ 3 2 東京 武蔵野S 2 1
サウンドトゥルー 5 3 大井 JBCクラシック 4 2
16 サウンドトゥルー 6 1 川崎 JBCクラシック 5 3
アウォーディー 1 2 川崎 JBCクラシック 2 1
アスカノロマン 10 3 京都 みやこS 2 14

チェック5「馬ナリ」「併せ馬」に注目

 パソコン用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」で過去3回の追い切りを分析すると、「馬ナリ」調教馬が複勝率30.8%をマーク。この好走4頭はすべて5番人気以下、中でも2桁人気の好走2頭は栗東CWコースでの「馬ナリ」だった。穴狙いなら、まず「馬ナリ」で調整された馬に注目したい。
 また、単走で追われた馬は複勝率12.0%止まり。併せた馬のほうが好成績で、必ずしも先着している必要はない。数は少ないが、遅れた馬でも連対率33.3%マーク、同入でも複勝率40.0%と、先着した馬よりむしろ同入や遅れのほうが好走確率は高い。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。
【追い切り内容別成績(過去3年)】
追い切り 成績 勝率 連対率 複勝率
坂路 2-1-0-19 9.1% 13.6% 13.6%
コース 1-2-3-17 4.3% 13.0% 26.1%
一杯 1-2-1-22 3.8% 11.5% 15.4%
強目 0-1-0-7 0.0% 12.5% 12.5%
馬ナリ 2-0-2-9 15.4% 15.4% 30.8%
単走 1-1-1-22 4.0% 8.0% 12.0%
先着 1-0-1-9 9.1% 9.1% 18.2%
同入 0-1-1-3 0.0% 20.0% 40.0%
遅れ 1-1-0-4 16.7% 33.3% 33.3%

第51回 ステイヤーズステークス(G2)

写真:競馬ブック

12月2日(土)中山競馬場 芝3600m

 日本の平地競走として最長の距離である芝3600mで争われるステイヤーズS。中山競馬場の内回りコースを2周するため、長丁場を耐え抜くスタミナが要求される。歴代の勝ち馬にはメジロブライト(97年)やデルタブルース(05年)、マイネルキッツ(11年)などの長距離G1馬が名を連ねる。昨年はアルバートが勝利し、一昨年に続く連覇を達成した。今年はどんなレースになるだろうか? 過去のレースから傾向を探る。

過去のデータをCheck!

チェック1近年は堅く収まっている

 平均配当は馬連が5022円、3連単は16万3680円でやや波乱気味。馬連は万馬券が2度飛び出しているが、3000円以下で決まったのも5回あり、とくに最近は4年連続で3000円以下で決着するなど堅い傾向になっている。1番人気【4.1.1.4】は複勝率60%とまずまず、2番人気と4番人気も複勝率50%で、上位人気は順当に結果を出している。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 4-1-1-4 40.0% 50.0% 60.0%
2 0-2-3-5 0.0% 20.0% 50.0%
3 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
4 1-3-1-5 10.0% 40.0% 50.0%
5 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
6 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
7 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
8 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
9 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
10~ 0-1-2-55 0.0% 1.7% 5.2%

チェック2横山典弘、北村宏司や外国人騎手

 騎手別の成績では、横山典弘騎手【3.1.0.1】が3勝を挙げて、複勝率が80%と抜群の成績を残している。北村宏司騎手【1.2.1.3】も複勝率57.1%と信頼できる。そのほかではムーア騎手【2.0.0.1】やスミヨン騎手【1.0.0.0】ら外国人騎手の活躍が目立っている。
【おもな騎手別の成績(過去10年)】
騎手 成績 勝率 連対率 複勝率
横山典弘 3-1-0-1 60.0% 80.0% 80.0%
ムーア 2-0-0-1 66.7% 66.7% 66.7%
北村宏司 1-2-1-3 14.3% 42.9% 57.1%
吉田豊 1-1-1-5 12.5% 25.0% 37.5%
三浦皇成 1-0-1-6 12.5% 12.5% 25.0%
松岡正海 1-0-0-4 20.0% 20.0% 20.0%
スミヨン 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
蛯名正義 0-1-0-6 0.0% 14.3% 14.3%
戸崎圭太 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3%
藤岡佑介 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
田辺裕信 0-1-0-3 0.0% 25.0% 25.0%
川島信二 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
安藤勝己 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
内田博幸 0-0-1-3 0.0% 0.0% 25.0%
ルメール 0-0-1-2 0.0% 0.0% 33.3%
柴田善臣 0-0-1-7 0.0% 0.0% 12.5%
後藤浩輝 0-0-1-4 0.0% 0.0% 20.0%
石橋脩 0-0-1-3 0.0% 0.0% 25.0%
村田一誠 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0%
上村洋行 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0%

チェック3アルゼンチン共和国杯組が強く、1600万下組も注意!

 ステップレースはアルゼンチン共和国杯組【7.2.5.44】が圧倒的に多く、1~3着馬30頭中14頭も輩出しており、ほぼ毎年馬券に絡んでいる。アルゼンチン共和国杯組で1~5着だった馬【2.1.2.6】は複勝率45.5%と好走確率が高く、6着以下【5.1.3.38】は複勝率19.1%と平均的。
 最近好調なのが1600万下組【1.3.2.23】で、15年は1~3着を独占した。1600万下組で馬券に絡んだ6頭のうち、前走勝っていたのはわずか2頭で、前走2~5着が4頭。勝利している必要はないが、掲示板に載っていないと厳しい。菊花賞組【1.1.0.5】はイマイチで、馬券に絡んだ2頭は菊花賞2着、馬券に絡まなかった5頭は菊花賞4着以下だった。菊花賞で凡走した馬が巻き返すのは難しい
【主な前走のレース別成績(過去10年)】
前走レース名 成績 勝率 連対率 複勝率
アルゼン共和国杯 7-2-5-44 12.1% 15.5% 24.1%
1600万下 1-3-2-23 3.4% 13.8% 20.7%
菊花賞 1-1-0-5 14.3% 28.6% 28.6%
京都大賞典 1-1-0-3 20.0% 40.0% 40.0%
アンドロメダS 0-2-1-5 0.0% 25.0% 37.5%
アイルランドT 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
天皇賞秋 0-0-1-3 0.0% 0.0% 25.0%
札幌記念 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%

チェック4前走京都を走った馬が好成績

 前走の競馬場別成績では、前走東京競馬場のレースに出走した馬が【7.5.6.66】と好走馬が多い。ただし、Check3で述べたようにアルゼンチン共和国杯組【7.2.5.44】がほとんどを占めており、それを除くと【0.3.1.22】で複勝率15.3%とあまり成績は良くない。京都競馬場のレースを使った馬【3.5.3.30】が複勝率26.8%と成績が良い。京都競馬場のレースでは、オープン特別のアンドロメダS【0.2.1.5】、1600万下の比叡山S【1.1.1.9】などが好走馬を多く出している。
【前走の競馬場別の成績(過去10年)】
前走競馬場 成績 勝率 連対率 複勝率
札幌 0-0-1-4 0.0% 0.0% 20.0%
函館 0-0-0-4 0.0% 0.0% 0.0%
福島 0-0-0-6 0.0% 0.0% 0.0%
新潟 0-0-0-4 0.0% 0.0% 0.0%
東京 7-5-6-66 8.3% 14.3% 21.4%
中山 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%
京都 3-5-3-30 7.3% 19.5% 26.8%
阪神 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%

チェック5美浦南W組のラスト4Fの遅い馬

 PC用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」を使って、2008年以降、過去9年のステイヤーズSの調教パターンの傾向を調べた。調教コース別の成績は栗東P組【3.0.1.2】が複勝率66.7%と好走確率が高かった。好走馬が多かったのは栗東CW組【1.3.3.18】複勝率28.0%、栗東坂路組【1.4.2.21】同25.0%、美浦南W組【3.1.2.25】同19.4%の3つ。一方、美浦南坂路組【0.0.0.15】と美浦南W組【0.0.0.10】は1頭も馬券に絡んでおらず、不振だった。
 15、16年と2年続けて2頭が馬券に絡むなど、近年好調の美浦南W組の傾向を探った。ラスト4Fのタイムが52秒5以下【0.0.1.11】だと3着が最高で複勝率8.3%と不振だったのに対して、52秒6以上【3.1.1.14】かかると複勝率26.3%と成績が良かった。美浦南組のラスト4Fの遅い馬を狙うべし。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。
【調教コース別の成績(過去9年)】
場所 コース 成績 勝率 連対率 複勝率
栗東 坂路 1-4-2-21 3.6% 17.9% 25.0%
CW 1-3-3-18 4.0% 16.0% 28.0%
3-0-1-2 50.0% 50.0% 66.7%
旧DW 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
美浦 南坂路 0-0-0-15 0.0% 0.0% 0.0%
南W 3-1-2-25 9.7% 12.9% 19.4%
南P 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
南D 1-0-0-10 9.1% 9.1% 9.1%
南芝 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
美北C 0-0-1-2 0.0% 0.0% 33.3%
【美浦南W組のラスト4Fのタイム別成績(過去9年)】
タイム 成績 勝率 連対率 複勝率
~52秒5 0-0-1-11 0.0% 0.0% 8.3%
52秒6~ 3-1-1-14 15.8% 21.1% 26.3%

第68回 チャレンジカップ(G3)

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12月2日(土)阪神競馬場 芝1800m

 11年までは「朝日チャレンジカップ」の名称で、9月に阪神競馬場の芝2000mで行われ、同じ距離の天皇賞(秋)を目標にしている馬がステップレースとして出走していた。12年から開催時期を12月に移し、距離1800mで争われている。さらに14年からレース名が現在の「チャレンジカップ」になり、今年から1週早く行われる。昨年はマイネルハニーが勝利して重賞初制覇を成し遂げた。12年以降のデータに加え、この時期の阪神競馬場の芝1800mで開催されていた鳴尾記念の07~11年のデータをあわせて、レースの傾向を探る。

過去のデータをCheck!

チェック1今年も荒れそう

 平均配当は馬連が5105円、3連単は19万2308円と波乱含み。1番人気【3.1.1.5】は複勝率50%とまずまず安定しており、2、4番人気も複勝率40~50%で、上位人気は信頼できる。ただし、年末開催になった最近5回の1~3着馬の人気は6→4→13、1→9→6、5→9=2、1→2→11、9→5→11。かなり荒れており、今年も波乱の可能性は高そうだ
【人気別成績(過去5年+07~11年の鳴尾記念)】
成績 勝率 連対率 複勝率
1 3-1-1-5 30.0% 40.0% 50.0%
2 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0%
3 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
4 1-2-2-5 10.0% 30.0% 50.0%
5 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
6 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
7 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
8 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
9 1-2-0-7 10.0% 30.0% 30.0%
10~ 0-0-4-61 0.0% 0.0% 6.2%

チェック23歳が強いが、前走勝っていると飛ぶ

 年齢別の成績は、牡・セン馬は3歳【4.2.4.19】が好走馬が多く、複勝率も34.5%と高い。3歳は前走6着以下【2.2.1.8】から巻き返すことが多いが、前走1着だと【0.0.0.5】全滅。4歳【1.4.1.15】は複勝率28.6パーセントとまずまず。5、6歳は今ひとつで、7歳以上はさらに苦戦している。牝馬【1.0.1.13】はあまり出走してこない。
【年齢別の成績(過去5年+07~11年の鳴尾記念)】
性別 年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
牡・セン 3歳 4-2-4-19 13.8% 20.7% 34.5%
4歳 1-4-1-15 4.8% 23.8% 28.6%
5歳 2-2-1-28 6.1% 12.1% 15.2%
6歳 2-2-2-25 6.5% 12.9% 19.4%
7歳以上 0-1-1-24 0.0% 3.8% 7.7%
トータル 9-11-9-111 6.4% 14.3% 20.7%
3歳 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
4歳 0-0-1-5 0.0% 0.0% 16.7%
5歳 1-0-0-6 14.3% 14.3% 14.3%
トータル 1-0-1-13 6.7% 6.7% 13.3%

チェック3格の高いレースで大敗から一変か、条件戦からの連勝

 ステップレースはバラバラだが、天皇賞(秋)【1.1.0.4】、菊花賞【1.2.1.7】、日本ダービー【1.0.1.0】などのG1組【3.3.3.28】複勝率24.3%が比較的好走馬が多いG2組【3.1.1.10】は複勝率が33.3%あり、G1組を上回っている。それ以外では、1600万下組【2.2.1.13】が複勝率27.8%と好成績を残している。
 前走の着順別成績は、掲示板を外した馬の巻き返しが目立っている。G1組で馬券に絡ん9頭のうち8頭が前走5着以下から巻き返しているG2組の1~3着馬5頭は、すべてが前走6着以下だった。G1かG2で凡走した馬が巻き返す、もしくは1600万下を勝った馬が続けて好走するという傾向のようだ。
【主な前走のレース別成績(過去5年+07~11年の鳴尾記念)】
前走レース名 成績 勝率 連対率 複勝率
1600万下 2-2-1-13 11.1% 22.2% 27.8%
菊花賞 1-2-1-7 9.1% 27.3% 36.4%
福島記念 1-2-1-10 7.1% 21.4% 28.6%
天皇賞秋 1-1-0-4 16.7% 33.3% 33.3%
アルゼンチン共和国杯 1-1-0-7 11.1% 22.2% 22.2%
日本ダービー 1-0-1-0 50.0% 50.0% 100.0%
富士S 1-0-0-4 20.0% 20.0% 20.0%
スワンS 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
京都新聞杯 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
カシオペアS 0-2-1-16 0.0% 10.5% 15.8%
アイルランドT 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3%
アンドロメダS 0-0-2-14 0.0% 0.0% 12.5%
エリザベス女王杯 0-0-1-6 0.0% 0.0% 14.3%
トパーズS 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%
札幌記念 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0%
【前走の着順別成績(過去5年+07~11年の鳴尾記念)】
前走の着順 成績 勝率 連対率 複勝率
1着 2-3-2-18 8.0% 20.0% 28.0%
2着 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
3着 0-1-1-4 0.0% 16.7% 33.3%
4着 1-0-0-10 9.1% 9.1% 9.1%
5着 2-1-2-8 15.4% 23.1% 38.5%
6~9着 4-3-3-34 9.1% 15.9% 22.7%
10着~ 1-2-1-42 2.2% 6.5% 8.7%

チェック4逃げ・先行馬は苦戦

 脚質別の成績はどうだろうか。阪神芝1800mは直線の長い外回りだけあって、4コーナーを先頭から3番手までに通過した馬は、軒並み成績が良くない。4コーナーを10番手以下【2.6.6.43】で通過した差し・追い込み馬が、複勝率24.6%と好成績を残している。後方待機して脚をためる馬を狙おう。
【4コーナー通過順別の成績(過去5年+07~11年の鳴尾記念)】
4角位置 成績 勝率 連対率 複勝率
1番手 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
2番手 1-0-0-14 6.7% 6.7% 6.7%
3番手 1-0-1-14 6.3% 6.3% 12.5%
4~6番手 2-3-2-22 6.9% 17.2% 24.1%
7~9番手 4-1-1-22 14.3% 17.9% 21.4%
10番手以下 2-6-6-43 3.5% 14.0% 24.6%

チェック5栗東坂路のラスト2ハロンが25秒4以下は危険

 PC用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」を使って、年末開催となった過去5年のチャレンジカップの調教パターンの傾向を調べた。好走馬の数は栗東坂路組【1.3.3.38】が7頭と最多だったが、複勝率は15.6%で今ひとつ。栗東CW組【3.3.0.21】は好走馬は6頭だが、複勝率が22.2%とまずまずだった。美浦南W組【1.0.1.4】は、数は少ないが好走確率は高かった。この3つ以外のコースはほとんどダメだった。
 栗東坂路組のラスト2Fのタイムを調べると、25秒4以下【0.0.0.19】は全滅で、25秒4以上【1.3.3.19】が好成績を残していた。栗東坂路組のラスト2ハロンが速い馬は危険といえる。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。
【調教コース別の成績(過去5年)】
場所 コース 成績 勝率 連対率 複勝率
栗東 坂路 1-3-3-38 2.2% 8.9% 15.6%
CW 3-3-0-21 11.1% 22.2% 22.2%
0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%
美浦 南坂路 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
南W 1-0-1-4 16.7% 16.7% 33.3%
【栗東坂路組のラスト2ハロンのタイム別成績(過去5年)】
タイム 成績 勝率 連対率 複勝率
~25秒4 0-0-0-19 0.0% 0.0% 0.0%
25秒5~ 1-3-3-19 3.8% 15.4% 26.9%