重賞データcheck

 今週は牝馬No.1決定戦・エリザベス女王杯が京都競馬場芝2200mで開催される。さらに、デイリー杯2歳S、武蔵野S、福島記念などの重賞も行われる。そこで、過去のデータからこれらの重賞レースの傾向を占う。

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第42回 エリザベス女王杯(G1)

写真:競馬ブック

11月12日(日) 京都競馬場 芝2200m

 秋の女王決定戦・エリザベス女王杯。以前は現在の秋華賞相当のレースだったが、96年に古馬に開放され、今や古馬と3歳馬の激突が見られる一戦として、すっかり定着した。優勝馬には、メジロドーベルやアドマイヤグルーヴ、スイープトウショウ、ダイワスカーレット、そしてマリアライトなど、多くの名馬が名を連ねる。また、10~11年には外国馬・スノーフェアリーが圧倒的な末脚で連覇を果たしたが、12年以降は日本馬同士の争いとなっている。牝馬の頂点に立つのはどの馬か、過去の傾向を見てみよう。

過去のデータをCheck!

チェック1近年はやや波乱傾向に

 過去10年、1番人気は複勝率80.0%、2番人気は同60.0%と、上位人気は安定。ただ、ここ5年にかぎると、1番人気【0.3.0.2】、2番人気【1.0.1.3】と、一時の安定感からはほど遠い。その分、穴っぽい馬の好走が目立つようになり、5~7番人気の好走馬6頭はすべて近5年から出ている。8番人気以下になると、昨年2着のシングウィズジョイ(12番人気)1頭のみのため苦しいが、近年の流れを重視するなら、5番人気以下の馬は全般的に注意を払いたい。3歳限定時代のサンドピアリス(89年、20番人気1着)や、09年など、思いも寄らぬ大波乱まであるレースだ。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 過去5年
1 2-4-2-2 20.0% 60.0% 80.0% 0-3-0-2
2 1-2-3-4 10.0% 30.0% 60.0% 1-0-1-3
3 2-1-0-7 20.0% 30.0% 30.0% 2-0-0-3
4 2-0-2-6 20.0% 20.0% 40.0% 0-0-1-4
5 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0% 0-0-2-3
6 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0% 1-1-1-2
7 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0% 1-0-0-4
8 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-5
9 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-5
10 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-5
11~ 1-2-0-66 1.4% 4.3% 4.3% 0-1-0-34
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
07 08 09 10 11 12 13 14 15 16
1着人気 1 4 11 4 1 7 2 3 6 3
2着人気 3 1 12 2 2 1 6 1 1 12
3着人気 2 2 1 1 4 5 5 6 4 2
単勝 190円 1,320円 7,710円 850円 270円 2,300円 390円 680円 1,520円 610円
馬連 850円 1,010円 102,030円 1,430円 700円 1,790円 2,780円 970円 1,860円 13,710円
馬単 1,160円 3,450円 250,910円 3,590円 1,160円 6,630円 4,480円 2,140円 4,730円 22,570円
3連複 1,610円 1,660円 157,480円 1,320円 2,520円 6,110円 14,440円 3,030円 3,770円 20,680円
3連単 6,290円 12,690円 1,545,760円 10,170円 9,430円 50,810円 64,840円 15,570円 23,590円 158,930円

チェック23歳馬vs4歳馬

 過去10年、3、4、5歳の出走数は47~55頭と接近しているが、3、4歳が好走馬11頭、13頭を出しているのに対し、5歳馬は4頭のみ。ここ5年では、5年馬の優勝馬・レインボーダリア以外の5歳馬はすべて圏外に沈んでいる。一昨年はラキシスが2番人気で11着、昨年はマリアライトが1番人気で6着と、前年の優勝馬でも5歳馬は圏外に敗退している。
【年齢別成績(過去10年)】
年齢 成績 勝率 連対率 複勝率 過去5年
3 4-4-3-36 8.5% 17.0% 23.4% 1-3-1-15
4 4-3-6-42 7.3% 12.7% 23.6% 3-2-4-22
5 2-2-0-43 4.3% 8.5% 8.5% 1-0-0-24
6 0-1-1-12 0.0% 7.1% 14.3% 0-0-0-8
7~ 0-0-0-6 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-1

チェック3秋華賞組なら上位人気馬

 3歳の好走馬11頭中9頭は秋華賞組。ただ、この組は好走しても各年1頭までで、昨年はゼロ。2頭以上の好走はあまり期待できない。
 その9頭を見ると、全馬が今回4番人気以内。そして9頭中8頭が秋華賞3番人気以内、7頭が2位以内に入線した馬だった。秋華賞を上位人気で好走し、古馬相手になっても4番人気以内に推されるくらいの馬が狙いだ。
【前走秋華賞からの好走馬(過去10年)】
馬名 人気 着順 前走人気 前走着順
07 ダイワスカーレット 1 1 2 1
08 リトルアマポーラ 4 1 6 6
09 ブエナビスタ 1 3 1 2降3
10 アパパネ 1 3 1 1
11 アヴェンチュラ 2 2 2 1
12 ヴィルシーナ 1 2 2 2
13 メイショウマンボ 2 1 3 1
14 ヌーヴォレコルト 1 2 1 2
15 タッチングスピーチ 4 3 2 6

チェック4秋華賞以外の組に穴馬多し

 前走秋華賞以外からの好走馬は該当数が多いため、過去5年の傾向で見てみたい。好走馬は計11頭で、そのうち3番人気以内は4頭のみ。近年では唯一の2桁人気の好走馬・シングウィズジョイもこの組だった。
 各馬の前走は、昨年のミッキークイーンを除いて、府中牝馬S、オールカマーの両G2か、1000万条件。1000万ならもちろん1着が条件だが、G2組なら7着あたりまでにまとめていれば問題はない。G3やオープン特別、1600万条件からの好走はなく、前走G1も秋華賞以外では【0.0.1.3】になる。
【前走秋華賞以外からの好走馬(過去5年)】
馬名 人気 着順 前走 前走人気 前走着順
12 レインボーダリア 7 1 府中牝馬S 9 4
ピクシープリンセス 5 3 1000万下 1 1
13 ラキシス 6 2 鳴滝特別 1 1
アロマティコ 5 3 府中牝馬S 1 7
14 ラキシス 3 1 オールカマー 7 2
ディアデラマドレ 6 3 府中牝馬S 4 1
15 マリアライト 6 1 オールカマー 4 5
ヌーヴォレコルト 1 2 オールカマー 1 2
16 クイーンズリング 3 1 府中牝馬S 3 1
シングウィズジョイ 12 2 府中牝馬S 8 7
ミッキークイーン 2 3 ヴィクトリアM 1 2

チェック5馬ナリ調整馬を中心に

 パソコン用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」で過去9年の出走馬の追い切りを分析すると、優勝馬9頭中8頭が「馬ナリ」で調整された馬だった。牝馬とはいえ「一杯」(叩一杯等も含む、以下同)で追われた馬も多いが、連対率は6.0%止まり「強目」はさらに厳しく同3.3%に終わっている
 その「強目」以上で追われた好走馬を見ると、10頭中8頭が4番人気以内。上位人気に推されている馬が、勝ち切れずに2~3着というパターンが多い。また、8頭は3~4歳馬で、5歳馬2頭は栗東坂路。Check2で挙げたように5歳馬は全体的に苦しいが、中でも「栗東坂路以外で強目以上」の5歳馬は危険だ「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。
【追い切り強目~一杯の好走馬(過去9年)】
馬名 年齢 人気 着順 コース 馬場 追い切り時計 位置 脚色
08 ベッラレイア 4 2 3 栗東坂 1回 52.5-38.6-26.0-13.3 稍一杯
09 クィーンスプマンテ 5 11 1 栗東坂 1回 52.9-39.0-25.9-13.1 一杯
10 メイショウベルーガ 5 2 2 栗東坂 1回 52.8-38.6-25.0-12.3 末一杯
アパパネ 3 1 3 栗東CW 78.9-64.4-51.1-38.3-13.0 6 一杯
11 アパパネ 4 4 3 栗東CW 80.4-65.4-51.0-37.7-11.7 8 末強目
13 アロマティコ 4 5 3 栗東坂 1回 55.0-39.1-25.3-12.6 一杯
14 ヌーヴォレコルト 3 1 2 美南W 81.5-65.3-50.8-37.4-12.7 8 一杯
15 ヌーヴォレコルト 4 1 2 美南W 70.0-53.6-38.5-12.3 6 強目
タッチングスピーチ 3 4 3 栗東坂 1回 52.2-38.4-25.3-12.7 一杯
16 ミッキークイーン 4 2 3 栗東坂 1回 52.0-38.0-24.5-11.9 末強目

第52回 デイリー杯2歳S(G2)

写真:競馬ブック

11月11日(土) 京都競馬場 芝1600m

 暮れの2歳G1へ向けたステップレース・デイリー杯2歳S。10年にはこのレース7着のグランプリボスが、京王杯2歳S1着を挟んで朝日杯を制覇。また、同年には優勝馬・レーヴディソールが、阪神JFも連勝している。
 94年から13年までは10月に行われていたが、14年から施行時期が1カ月以上繰り下がった。そのため、ここから朝日杯FSに直行した馬も3年で9頭を数え、14年はこのレースでは4着だったアルマワイオリが巻き返し、14番人気で2着。続く一昨年は本競走優勝馬のエアスピネルが2着。そして昨年も、このレース8番人気2着のボンセルヴィーソが、朝日杯では12番人気3着と再び人気薄で好走した。G1へ向けて足がかりを作るのはどの馬か、過去の傾向を見てみよう。

過去のデータをCheck!

チェック1出走頭数が少ない割には波乱も

 過去10年、1~2番人気は複勝率70.0%。ただ、3番人気以下は8番人気までそれぞれ2頭以上が好走と、好走馬は分散している。例年さほど出走頭数は多くならないレースだが、昨年は10頭立てで8番人気のボンセルヴィーソが2着。人気順の見た目より、実際は「下位」に入るような穴馬も好走していることには注意したい。施行時期変更後は2番人気が連対率100%だが、人気薄の好走があるのは同様だ。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 過去3年
1 2-4-1-3 20.0% 60.0% 70.0% 0-1-1-1
2 3-1-3-3 30.0% 40.0% 70.0% 2-1-0-0
3 2-1-1-6 20.0% 30.0% 40.0% 0-0-0-3
4 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0% 0-0-1-2
5 1-2-0-7 10.0% 30.0% 30.0% 1-0-0-2
6 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0% 0-0-0-3
7 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0% 0-0-1-2
8 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0% 0-1-0-2
9~ 0-0-0-39 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-9
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
07 08 09 10 11 12 13 14 15 16
1着人気 3 3 1 1 4 6 2 5 2 2
2着人気 6 1 5 5 1 3 1 2 1 8
3着人気 7 8 2 2 3 2 4 1 7 4
単勝 750円 520円 290円 240円 510円 1,560円 440円 790円 260円 360円
馬連 3,810円 690円 1,660円 1,340円 610円 5,740円 710円 1,770円 220円 7,580円
馬単 7,810円 1,640円 2,550円 1,780円 1,340円 12,410円 1,630円 3,630円 480円 10,680円
3連複 12,480円 3,690円 1,970円 1,220円 840円 6,730円 1,130円 970円 1,280円 15,710円
3連単 67,570円 15,680円 11,160円 6,430円 4,730円 58,300円 5,560円 9,660円 3,930円 88,490円

チェック2内枠からは勝ち切れない

 過去10年の優勝馬10頭中9頭は4~8枠。3枠以内の馬のワンツー決着は一度もない。特にここ3年は連対馬6頭中4頭が8枠、3着以内馬9頭中7頭が6~8枠と、外優勢の傾向が強まっている。昨年は枠連こそ3-6とこのレースとしては内寄りの決着だったが、5着以内5頭中4頭が6~8枠だった。
【枠番別成績(過去10年)】
成績 勝率 連対率 複勝率 過去2年
1 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0% 0-0-0-3
2 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0% 0-0-1-2
3 0-2-0-9 0.0% 18.2% 18.2% 0-1-0-3
4 2-0-0-11 15.4% 15.4% 15.4% 0-0-0-4
5 2-0-2-14 11.1% 11.1% 22.2% 0-0-0-4
6 1-2-3-12 5.6% 16.7% 33.3% 1-0-1-2
7 1-2-2-14 5.3% 15.8% 26.3% 0-0-1-4
8 3-2-1-14 15.0% 25.0% 30.0% 2-2-0-2

チェック3未勝利戦1着馬にも要注意

 14年から施行時期が繰り下がったことで、オープン・重賞経験馬が増えそうなものだが、実際の好走馬は9頭中5頭が前走新馬・未勝利戦。この時期のG2でも、特に強敵相手の経験などがプラスに働くことはないようだ。
 また、15年のノーブルマーズ以外は、前走3番人気1着が共通点で、該当馬は【3.3.2.9】複勝率47.1%。前走未勝利戦の3番人気以内1着馬は【1.2.1.3】同57.1%になる。なお、レース間隔はもっとも開いても、8月末の札幌戦以来(昨年3着のサングレーザー)だ。
【好走馬の前走(過去3年)】
馬名 人気 着順 前走 コース 前走人気 前走着順
14 タガノエスプレッソ 5 1 未勝利 京芝18 1 1
アッシュゴールド 2 2 未勝利 京芝16 1 1
ナヴィオン 1 3 ききょうS 阪芝14 1 1
15 エアスピネル 2 1 新馬 阪芝16 1 1
シュウジ 1 2 小倉2歳S 小芝12 1 1
ノーブルマーズ 7 3 萩S 京芝18 5 4
16 ジューヌエコール 2 1 ききょうS 阪芝14 1 1
ボンセルヴィーソ 8 2 未勝利 京芝14 3 1
サングレーザー 4 3 未勝利 札芝18 2 1

チェック4併せ馬先着馬が狙い

 過去9年の好走馬27頭はすべて関西馬。そのため、各馬の追い切りをパソコン用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」で分析すると、好走した全馬が栗東CW組か坂路組だった。
 特に栗東CW組は、併せ馬で先着した馬が【2.2.2.4】複勝率60.0%の好成績。その他は【1.0.0.20】と大差がついており、12年にはCW単走だった1番人気のメイケイペガスターが11着に敗退した。
 対して栗東坂路組は、全体でも【6.7.6.37】複勝率33.9%と安定した成績。ただ、こちらも併せ馬先着馬にかぎると【2.6.4.14】同46.2%と、好走確率は上がってくる。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。
【追い切りコース別成績(過去9年)】
追い切りコース 併せ 成績 勝率 連対率 複勝率
栗東CW 3-2-2-24 9.7% 16.1% 22.6%
先着 2-2-2-4 20.0% 40.0% 60.0%
同入 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%
遅れ 1-0-0-5 16.7% 16.7% 16.7%
単走 0-0-0-12 0.0% 0.0% 0.0%
栗東坂路 6-7-6-37 10.7% 23.2% 33.9%
先着 2-6-4-14 7.7% 30.8% 46.2%
同入 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
遅れ 2-0-0-2 50.0% 50.0% 50.0%
単走 2-1-2-19 8.3% 12.5% 20.8%
その他 0-0-0-18 0.0% 0.0% 0.0%

第22回 武蔵野ステークス(G3)

写真:競馬ブック

11月11日(土)東京競馬場 ダ1600m

 チャンピオンズカップ(旧ジャパンカップダート)の前哨戦という位置づけの武蔵野ステークス。2月に行われるフェブラリーSと同じ舞台で行われるため、今後のダート戦線を占ううえでも見逃せない。過去10年では、08年9着のカネヒキリ、13年の優勝馬ベルシャザールが続くジャパンカップダートを制覇している。昨年はタガノトネールが勝利した。今年はどんなレースが繰り広げられるだろうか。レースの傾向を過去のデータから検証する。

過去のデータをCheck!

チェック11番人気は強いが、やや荒れ

 平均配当は馬連が4230円、3連単は15万9402円。1番人気【2.3.2.3】は複勝率70%と好調だが、2、3番人気はともに複勝率20%と低調なので、上位人気は堅実とはいえない。二桁人気は66頭出走して、馬券に絡んだのがわずか2頭と不振。1番人気を軸に、4~6番人気を相手にするのがオススメ。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 2-3-2-3 20.0% 50.0% 70.0%
2 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
3 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
4 1-3-0-6 10.0% 40.0% 40.0%
5 2-1-0-7 20.0% 30.0% 30.0%
6 1-0-3-6 10.0% 10.0% 40.0%
7 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
8 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
9 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
10~ 0-1-1-64 0.0% 1.5% 3.0%

チェック23歳の勢いに注意!

 年齢別の成績は、3歳【4.2.3.18】が好調。とくに前走を勝って勢いに乗る3歳【4.1.1.4】は複勝率60%と馬券に絡む確率が高い。5歳【5.4.1.32】もまずまずの成績を残しているが、4歳【1.1.2.23】は不調だ。7歳以上【0.0.1.30】はさっぱり。牝馬【0.0.1.7】はあまり出走しない。
【年齢別成績(過去10年)】
年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
3歳 4-2-3-18 14.8% 22.2% 33.3%
4歳 1-1-2-23 3.7% 7.4% 14.8%
5歳 4-4-1-31 10.0% 20.0% 22.5%
6歳 1-3-3-24 3.2% 12.9% 22.6%
7歳以上 0-0-1-30 0.0% 0.0% 3.2%

チェック3交流重賞組が好成績

 ステップレースはバラバラだが、その中でも目立っているのは東京ダ1400mのオープン特別・グリーンチャンネルC(13年まではベルセウスS、14年はエルコンドルパサーメモリアル)【2.2.3.15】。交流重賞の南部杯【0.4.0.10】の成績もよい。クラス別の成績は地方交流重賞が【2.5.2.22】と結果を出している。
 前走の着順別成績では前走1、2着馬が好成績を残しており、前走1、2着【6.6.5.40】が複勝率29.8%なのに対して、3着以下【3.4.5.91】は複勝率13.3%と今ひとつ。また、前走二桁着順から馬券圏内に入った2頭のみで、その内訳はG1のJCダートと芝の中京記念なので、大敗から巻き返すのは厳しい
【前走のクラス別成績(過去10年)】
前走クラス 成績 勝率 連対率 複勝率
1600万下 2-0-2-15 10.5% 10.5% 21.1%
オープン特別 4-4-3-50 6.6% 13.1% 18.0%
G3 2-0-2-29 6.1% 6.1% 12.1%
G2 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
G1 0-1-1-7 0.0% 11.1% 22.2%
地方 2-5-2-22 6.5% 22.6% 29.0%
海外 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
【前走の着順別成績(過去10年)】
前走着順 成績 勝率 連対率 複勝率
1着 6-3-4-27 15.0% 22.5% 32.5%
2着 0-3-1-13 0.0% 17.6% 23.5%
3着 1-2-0-10 7.7% 23.1% 23.1%
4着 1-0-0-12 7.7% 7.7% 7.7%
5着 1-1-2-12 6.3% 12.5% 25.0%
6~9着 1-1-1-25 3.6% 7.1% 10.7%
10着~ 0-0-2-26 0.0% 0.0% 7.1%

チェック4関西馬が圧倒的!

 東京競馬場で行われる武蔵野Sだが、出走馬と好走馬は関西馬が圧倒的に多い。関西馬は8勝2着9回で、連対馬20頭中17頭を占めている。複勝率は関西馬21.1%に対して、関東馬は14.3%で、好走確率も関西馬が優勢だ。ちなみに関東馬は1or2番人気【2.1.1.2】だとまずまずの成績を残しており、関西馬が1or2番人気【1.3.1.9】だと今ひとつだ
【所属別の成績(過去10年)】
所属 成績 勝率 連対率 複勝率
美浦 2-1-3-36 4.8% 7.1% 14.3%
栗東 8-9-7-90 7.0% 14.9% 21.1%

チェック5ラスト1ハロンが遅い馬は来ない

 PC用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」を使って、過去9年の武蔵野Sの調教パターンの傾向を探った。好走馬がもっとも多かったのは栗東坂路組【3.6.6.46】で、複勝率も24.6%と高かった。栗東CW組【2.3.1.24】は複勝率20%と平均的だった。
 すべてのコースのラスト1Fのタイムを調べたところ、13秒1以下【8.8.9.81】は複勝率23.6%とまずまずだったが、13秒2以上【1.1.0.31】は複勝率6.1%と低調だった。ラスト1ハロンで時計のかかっている馬は敬遠したい。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。
【追い切りコース別の成績(過去9年)】
場所 コース 成績 勝率 連対率 複勝率
栗東 坂路 3-6-6-46 4.9% 14.8% 24.6%
CW 2-3-1-24 6.7% 16.7% 20.0%
1-0-0-6 14.3% 14.3% 14.3%
旧DW 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
0-0-0-5 0.0% 0.0% 0.0%
美浦 南坂路 0-0-2-10 0.0% 0.0% 16.7%
南W 2-0-0-14 12.5% 12.5% 12.5%
南P 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
南D 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
南芝 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
北C 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
【ラスト1Fのタイム別成績(過去9年)】
タイム 成績 勝率 連対率 複勝率
~13秒1 8-8-9-81 7.5% 15.1% 23.6%
13秒2~ 1-1-0-31 3.0% 6.1% 6.1%

第53回 福島記念(G3)

写真:競馬ブック

11月12日(日)福島競馬場 芝2000m

 福島開催のフィナーレを飾る伝統の一戦、福島記念。ローカルのG3、ハンデ戦、馬場状態の悪い開催終盤に行われるなど、荒れる要素が満載のレースだ。昨年は7番人気のマルターズアポジーが勝利し、重賞初制覇を果たした。今年はどんなレースになるだろうか。過去のデータからレースの傾向を探る。

過去のデータをCheck!

チェック11番人気はそれなりだが、人気薄も注意!

 平均配当は馬連が9625円と高く、3連単は21万4029円。3連単の配当は20万を超えたのが5回あるが、残りの5回は5万以下で、荒れるか堅く決まるかの極端な結果になっている。1番人気【2.3.1.4】は複勝率60%とまずまずだが、2番人気【1.1.1.7】と3番人気【1.2.1.6】は平均的。下位人気では7番人気【2.1.1.6】が好調で、二桁人気【1.2.2.65】も5頭が馬券に絡んでおり、1番人気から手広く流すのがよさそう。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 2-3-1-4 20.0% 50.0% 60.0%
2 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
3 1-1-2-6 10.0% 20.0% 40.0%
4 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
5 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
6 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
7 2-1-1-6 20.0% 30.0% 40.0%
8 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
9 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
10~ 1-2-2-65 1.4% 4.3% 7.1%

チェック2牡・セン馬の54~56キロが中心

 トップハンデは【1.2.0.13】で、馬券に絡んだ3頭は1or2番人気。3番人気以下がトップハンデになると来ない。全体的に重い斤量を背負った馬が苦戦する傾向にあり、牡・セン馬の57キロ以上は【2.2.2.27】とイマイチだが、最近5年で5頭が馬券に絡んでおり、近年は走る傾向にある。好走馬が多いのは54~56キロ【6.6.4.64】。牝馬で好走しているのは51、52キロのみで、53キロ以上【0.0.0.7】は全滅。
【斤量別成績(過去10年)】
性別 斤量 成績 勝率 連対率 複勝率
牡・セン 50kg 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
51kg 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3%
52kg 0-0-0-4 0.0% 0.0% 0.0%
53kg 0-1-1-13 0.0% 6.7% 13.3%
54kg 2-2-1-16 9.5% 19.0% 23.8%
55kg 1-3-2-21 3.7% 14.8% 22.2%
56kg 3-1-1-27 9.4% 12.5% 15.6%
56.5kg 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
57kg 1-0-1-19 4.8% 4.8% 9.5%
57.5kg 1-1-1-5 12.5% 25.0% 37.5%
58kg 0-1-0-3 0.0% 25.0% 25.0%
合計 9-9-7-112 6.6% 13.1% 18.2%
50kg 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
51kg 1-1-0-6 12.5% 25.0% 25.0%
52kg 0-0-3-4 0.0% 0.0% 42.9%
53kg 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
54kg 0-0-0-5 0.0% 0.0% 0.0%
55kg 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
合計 1-1-3-18 4.3% 8.7% 21.7%

チェック3前走大敗した馬の一変に注意!

 ステップレースはバラバラだが、富士S組【3.0.2.8】の活躍が目立っている。天皇賞秋組【2.0.1.3】と秋華賞組【1.1.2.1】も好成績を残しており、前走のクラス別成績ではG1組【3.1.3.6】の成績がよい。ちなみにG1組が1~5番人気に支持されると【3.1.2.2】好走確率が高く、6番人気以下【0.0.1.4】だと厳しい。また、1600万下組【2.2.0.6】も複勝率40.0%と結果を出している。
 前走の成績は不問。前走10着以下から馬券圏内に巻き返したのが、馬券圏内の半分にあたる15頭もいる。その内訳は前走G1が5頭、G2が2頭、G3が6頭、オープン特別が2頭で、G3やオープン特別で凡走していても、あまり気にする必要はない
【前走のクラス別の成績(過去10年)】
前走クラス 成績 勝率 連対率 複勝率
1000万下 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
1600万下 2-2-0-6 20.0% 40.0% 40.0%
オープン特別 0-4-1-45 0.0% 8.0% 10.0%
G3 4-1-4-39 8.3% 10.4% 18.8%
G2 1-2-2-31 2.8% 8.3% 13.9%
G1 3-1-3-6 23.1% 30.8% 53.8%
地方 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
【前走の着順別の成績(過去10年)】
前走の着順 成績 勝率 連対率 複勝率
1着 2-2-0-9 15.4% 30.8% 30.8%
2着 1-1-0-5 14.3% 28.6% 28.6%
3着 0-2-1-3 0.0% 33.3% 50.0%
4着 0-0-0-5 0.0% 0.0% 0.0%
5着 0-0-0-9 0.0% 0.0% 0.0%
6~9着 1-3-2-33 2.6% 10.3% 15.4%
10着~ 6-2-7-65 7.5% 10.0% 18.8%

チェック43歳牝馬が強く、若い世代が中心

 年齢別の成績では、3歳【3.2.2.10】が複勝率41.2%と好走確率が高い。とくに3歳牝馬【1.1.2.2】は複勝率66.7%を記録しており、3歳牝馬が1~5番人気【1.1.1.0】だと100%馬券に絡んでおり、6番人気以下【0.0.1.2】は今ひとつ。4歳【3.1.2.14】も複勝率30%と好調だ。5歳以上は今ひとつで、年齢が上がるにつれて、成績が下がっていく
【年齢別の成績(過去10年)】
年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
3歳 3-2-2-10 17.6% 29.4% 41.2%
4歳 3-1-2-14 15.0% 20.0% 30.0%
5歳 1-4-2-36 2.3% 11.6% 16.3%
6歳 2-2-2-35 4.9% 9.8% 14.6%
7歳以上 1-1-2-35 2.6% 5.1% 10.3%

チェック5美南Wでラスト1ハロン13秒を切った馬

 PC用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」を使って、過去9年の福島記念の調教パターンの傾向を探った。好走馬が多かったのは美浦南W組【4.5.2.35】と栗東坂路組【2.2.3.26】で、どちらも複勝率は20%台と平均的。
 もっとも馬券に絡んでいた美浦南Wのラスト1ハロンの成績は、12秒9以下【3.3.1.9】は複勝率43.8%と高かったが、13秒0以上【1.2.1.26】は複勝率13.3%と今ひとつの結果になった。美浦南Wのラスト1ハロンを13秒を切っていた馬を狙おう。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。
【調教コース別成績(過去9年)】
場所 コース 成績 勝率 連対率 複勝率
栗東 坂路 2-2-3-26 6.1% 12.1% 21.2%
CW 1-0-1-13 6.7% 6.7% 13.3%
0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
旧DW 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
美浦 南坂路 1-1-2-15 5.3% 10.5% 21.1%
南W 4-5-2-35 8.7% 19.6% 23.9%
南P 0-0-1-7 0.0% 0.0% 12.5%
南D 1-1-0-1 33.3% 66.7% 66.7%
北C 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
【美南Wのラスト1Fタイム別成績(過去9年)】
1Fのタイム 成績 勝率 連対率 複勝率
~12秒9 3-3-1-9 18.8% 37.5% 43.8%
13秒0~ 1-2-1-26 3.3% 10.0% 13.3%