重賞データcheck

 今週は2歳王者決定戦・朝日杯FSが阪神芝1600mで行われる。さらにターコイズSも開催される。そこで、過去のデータからこれらの重賞レースの傾向を占う。

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第71回 朝日杯フューチュリティS(G1)

12月15日(日) 阪神競馬場 芝1600m

 2歳王者決定戦・朝日杯フューチュリティS。2013年までは中山で行われており、阪神開催になって本年で6回目。一昨年にはホープフルSがG1に昇格したが、ここ2年も本競走の優勝馬が「最優秀2歳牡馬」のタイトルを獲得し、引き続き2歳王者決定戦としての地位を保っている。
 過去にはミホノブルボン(91年)やナリタブライアン(93年)といった名馬が、ここを制してクラシックでも大活躍。ここ10年では、12年の優勝馬・ロゴタイプが皐月賞を制した。また、昨年のアドマイヤマーズは皐月賞こそ4着に敗退したものの、NHKマイルCで2つ目のマイルG1タイトルを獲得している。来年へ向けて注目の一戦を制するのはどの馬か、過去の傾向を見てみよう。

過去のデータをCheck!

チェック1阪神開催になって波乱度アップ!

 過去10年の1番人気は複勝率70.0%。2番人気が同50.0%、3~5番人気が30.0%など、複勝率はおおむね人気上位の馬ほど高い傾向にある。ただ、注目したいのは9番人気以下の3着以内馬4頭がすべて、阪神移行後に出現していること。その分、4~8番人気が中山では【3.3.3.16】複勝率36.0%を記録していたのに対し、阪神では【1.1.0.23】同8.0%止まり。思わぬ伏兵の台頭も考えておきたい、阪神開催の朝日杯FSだ。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 過去5年 同複勝率
1 4-2-1-3 40.0% 60.0% 70.0% 2-1-1-1 80.0%
2 2-1-2-5 20.0% 30.0% 50.0% 2-0-1-2 60.0%
3 0-1-2-7 0.0% 10.0% 30.0% 0-1-1-3 40.0%
4 1-2-0-7 10.0% 30.0% 30.0% 0-0-0-5 0.0%
5 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0% 0-0-0-5 0.0%
6 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0% 1-0-0-4 20.0%
7 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0% 0-1-0-4 20.0%
8 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0-0-0-5 0.0%
9 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0% 0-1-0-4 20.0%
10 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-5 0.0%
11~ 0-1-2-60 0.0% 1.6% 4.8% 0-1-2-30 9.1%
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
09 10 11 12 13 14 15 16 17 18
コース 中山 阪神
1着人気 1 5 1 7 4 1 2 6 1 2
2着人気 2 4 4 1 6 14 1 7 3 9
3着人気 5 2 8 3 5 3 11 12 2 1
単勝 230円 1,460円 310円 3,450円 870円 460円 590円 1,420円 230円 460円
馬連 590円 4,990円 1,520円 1,560円 7,710円 14,050円 520円 5,980円 550円 9,710円
馬単 980円 11,750円 2,180円 7,770円 13,000円 20,260円 1,340円 11,430円 840円 14,240円
3連複 1,820円 8,830円 8,540円 4,530円 27,430円 20,560円 8,160円 42,820円 700円 3,340円
3連単 6,720円 67,910円 30,630円 54,880円 162,960円 133,570円 38,560円 221,200円 2,630円 45,180円

チェック21、8枠が各2勝、複勝率なら1~2枠

 阪神コース5回の枠番別では、1枠と8枠が各2勝。特に1枠は連対率・複勝率も33.3%と高く、隣の2枠も複勝率30.0%。「3着以内に入る確率」なら内の1、2枠、「1着候補」としては1、8枠が注目だ。
 もう少し細かく見ると、2着は5頭中4頭が3~6枠、3着5頭は2枠と7枠からしか出ていない。この傾向通りなら、3連単では1・8枠→3~6枠→2・7枠。昨年だけは4枠(6)→1枠(1)→2枠(2)だったが、それ以外の4回は上記の組み合わせで決着している。
【枠番別成績(過去5年)】
枠番 成績 勝率 連対率 複勝率
1 2-1-0-6 22.2% 33.3% 33.3%
2 0-0-3-7 0.0% 0.0% 30.0%
3 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
4 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
5 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
6 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
7 0-0-2-10 0.0% 0.0% 16.7%
8 2-0-0-10 16.7% 16.7% 16.7%

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第5回 ターコイズS(G3)

12月14日(土)中山競馬場 芝1600m

 これまで中山競馬場の芝1600mを舞台に、牝馬限定のオープン特別として行われてきたターコイズS。15年から重賞に格上げされた。記念すべき第1回は、11番人気のシングウィズジョイが勝利し、2着に16番人気のダンスアミーガ、3着は15番人気のオツウが続き、3連単の配当は295万4680円と大波乱の決着となった。昨年は5番人気のミスパンテールが勝利して、一昨年に続き連覇を達成した。今年はどうだろうか? 重賞になった4年分のデータに、オープン特別時代のデータもあわせて、レースの傾向を検証する。

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チェック1大荒れorガチガチのどちらかで決まることが多い

 平均配当は馬連が1万4791円、3連単は57万8038円と荒れている。馬連は万馬券が5回、2000円以下が4回で、大荒れか堅く決まるか極端な結果になることが多い。1番人気【2.1.0.7】は複勝率30%と今ひとつ。3番人気【2.3.1.4】が複勝率60%と活躍している。二桁人気も8頭が馬券に絡んでおり、警戒が必要。重賞になった過去4年の3連単は295万、1万、9万、69万。本命サイドか波乱か、どちらになりそうかの判断が重要だ。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 2-1-0-7 20.0% 30.0% 30.0%
2 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
3 2-3-1-4 20.0% 50.0% 60.0%
4 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
5 2-0-0-8 20.0% 20.0% 20.0%
6 0-1-2-7 0.0% 10.0% 30.0%
7 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
8 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
9 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
10~ 2-3-3-50 3.4% 8.6% 13.8%

チェック24歳が中心で、3歳もまずまず

 年齢別の成績は、4歳【4.4.3.24】が複勝率31.4%、3歳【3.6.2.40】が同21.6%と続き、この2世代が中心。5歳【3.0.4.37】は複勝率が15.9%とイマイチで、6歳以上はほとんど馬券に絡んでいない。3、4歳が中心で、年齢が上がると苦戦している。
【年齢別の成績(過去10年)】
年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
3歳 3-6-2-40 5.9% 17.6% 21.6%
4歳 4-4-3-24 11.4% 22.9% 31.4%
5歳 3-0-4-37 6.8% 6.8% 15.9%
6歳 0-0-1-14 0.0% 0.0% 6.7%
7歳以上 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%

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