重賞データcheck

 今週は古馬の中距離重賞・アメリカJCCが中山芝2200mで行われる。さらに、東海Sも開催される。そこで、過去のデータからこれらの重賞レースの傾向を占う。

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第61回 アメリカジョッキークラブC(G2)

1月26日(日) 中山競馬場 芝2200m

 有馬記念の約1カ月後に、同じ中山競馬場で行われるアメリカJCC。春の天皇賞や宝塚記念へと繋がる古馬中~長距離路線のG2競走だ。有馬記念から出走しやすいレース間隔ということもあり、年によっては実力馬の参戦も見られる。グレード制導入後では、87年ミホシンザン、99年スペシャルウィークといったG1馬が優勝。近年はG1馬の勝利こそないが、昨年は前年の菊花賞馬・フィエールマンが復帰戦のここで2着に入り、次走・天皇賞(春)制覇へと繋げている。今年はどの馬がG1戦線へ向け好発進を切るのか、過去の傾向を見てみよう。

過去のデータをCheck!

チェック1近年は7番人気が好成績

 過去10年、1番人気は【2.3.0.5】でここ3年は連続2着。2、3番人気も複勝率50~60%と、上位3番人気までなら3着に入る確率はほぼ変わらない。注目したいのはここ5年で【2.1.1.1】の好成績を残す7番人気だ。2017年は前年の天皇賞(春)以来だったタンタアレグリア、そして昨年は前々年の有馬記念以来だったシャケトラと、長期休養明けの馬が7番人気で勝利を飾っている。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 過去5年
1 2-3-0-5 20.0% 50.0% 50.0% 0-3-0-2
2 3-1-2-4 30.0% 40.0% 60.0% 2-0-1-2
3 1-1-3-5 10.0% 20.0% 50.0% 0-1-1-3
4 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0% 1-0-0-4
5 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0% 0-0-1-4
6 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0% 0-0-0-5
7 2-1-1-6 20.0% 30.0% 40.0% 2-1-1-1
8 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0-0-1-4
9 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0% 0-0-0-5
10 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-5
11~ 0-1-0-34 0.0% 2.9% 2.9% 0-0-0-22
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
10 11 12 13 14 15 16 17 18 09
1着人気 5 1 1 3 2 4 2 7 2 7
2着人気 9 6 2 5 11 7 3 1 1 1
3着人気 3 3 4 2 6 2 7 3 8 5
単勝 900円 190円 140円 600円 570円 1,380円 500円 1,470円 390円 3,850円
馬連 10,990円 2,210円 300円 3,360円 14,960円 11,950円 1,800円 1,930円 460円 2,820円
馬単 20,820円 2,840円 390円 5,170円 25,160円 20,860円 3,360円 5,470円 1,120円 11,590円
3連複 14,110円 4,040円 560円 2,740円 52,170円 20,340円 6,350円 3,970円 6,440円 11,560円
3連単 111,460円 18,300円 1,270円 20,710円 299,470円 169,220円 30,540円 28,980円 24,620円 123,550円

チェック2明け4歳馬の勢いに注目

 年齢別では、明け4歳馬が【1.4.2.12】と勝ち切れないものの、複勝率は頭ひとつ抜けた36.8%。好走馬7頭中5頭がここ3年に集中している。5歳以上では、5歳馬が4勝を挙げ勝率~複勝率で一歩リード。ただ、7歳以上でも複勝率16.9%と、年齢を重ねていても大きな落ち込みは見られない。特に上位人気に推された馬は、6歳以上のほうが安定した走りを見せている。
【年齢別成績(過去10年)】
年齢 成績 勝率 連対率 複勝率 1~5番人気 同複勝率
4歳 1-4-2-12 5.3% 26.3% 36.8% 1-4-1-10 37.5%
5歳 4-0-3-17 16.7% 16.7% 29.2% 3-0-2-9 35.7%
6歳 3-1-2-27 9.1% 12.1% 18.2% 2-0-2-4 50.0%
7歳~ 2-5-3-49 3.4% 11.9% 16.9% 2-2-2-6 50.0%

第37回 東海ステークス(G2)

1月26日(日)京都競馬場 ダ1800m

 今年で35回目を迎えるダートの重賞レース、東海S。ウインターステークスが前身で、レース名や開催条件は何度か変更され、主に5月に中京競馬場のダート2300mで行われていた。13年から1月に移行され、中京競馬場のダート1800mとして開催されている。今年は1週遅く行われ、京都での開催となる。昨年はインティが勝利して6連勝を飾った。今年はどんなレースになるだろうか。13~19年のデータと、12年以前は1月に行われていた平安S(京都競馬場ダ1800m)をあわせたデータからレースの傾向をひも解いていく。

過去のデータをCheck!

チェック11番人気と人気薄が狙い目

 1番人気は【5.2.2.1】で複勝率が90%と安定感抜群。2番人気【1.2.0.7】と3番人気【0.2.1.7】はどちらも複勝率30%と今ひとつ。二桁人気【1.2.1.53】もそれほど成績は良くないが、過去3年で二桁人気が3頭馬券に絡むなど、人気薄の大駆けに注意したい。
【人気別成績(過去7年+10~12年の平安S)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 5-2-2-1 50.0% 70.0% 90.0%
2 1-2-0-7 10.0% 30.0% 30.0%
3 0-2-1-7 0.0% 20.0% 30.0%
4 2-0-2-6 20.0% 20.0% 40.0%
5 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
6 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0%
7 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
8 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
9 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
10~ 1-2-1-53 1.8% 5.3% 7.0%

チェック25歳が圧倒的で、人気で強い

 年齢別では、5歳【6.5.3.19】が複勝率42.4%と圧倒的に好成績を残している。6歳【2.0.4.41】は複勝率12.8%と今ひとつの成績で、4歳【1.1.3.15】は複勝率25%と平均的だ。7歳以上の高齢馬【1.4.0.42】が連対率10.6%と健闘している。
 5歳が1~5番人気【5.3.2.6】だと複勝率62.5%と堅実で、6番人気以下【1.2.1.13】は複勝率23.5%と平均的。人気の5歳を信頼しよう。
【年齢別成績(過去7年+10~12年の平安S)】
年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
4歳 1-1-3-15 5.0% 10.0% 25.0%
5歳 6-5-3-19 18.2% 33.3% 42.4%
6歳 2-0-4-41 4.3% 4.3% 12.8%
7歳以上 1-4-0-42 2.1% 10.6% 10.6%