重賞データcheck

 今週は夏のローカル競馬最大のレース・札幌記念が札幌競馬場芝2000mで行われる、さらに北九州記念も開催される。過去のデータからこれらの重賞レースの傾向を占う。

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第54回 札幌記念(G2)

8月19日(日) 札幌競馬場 芝2000m

 早くも秋のG1へ向けたステップレースとなるG2競走・札幌記念。以前は、当時の中央競馬では貴重なダート重賞として行われていたが、芝のハンデG3を経て、97年より別定G2(06年より定量)に格上げ。以来、エアグルーヴセイウンスカイなど、G1級の実績馬が数多く参戦するようになり、14年にはハープスターゴールドシップの一騎打ちも見られた。一昨年にはネオリアリズムが、当時は「マイル王」だったモーリスを退け重賞初制覇。その後、香港のクイーンエリザベス2世Cを制し、G1馬の仲間入りを果たした。また、敗れたモーリスも天皇賞(秋)、香港Cと2000mのG1制覇に繋げている。今年は実力馬たちがどんな競馬を見せてくれるのか。過去の傾向を見てみよう。

過去のデータをCheck!

チェック1近年はやや波乱含み

 過去10年、1番人気は【2.5.1.2】と7連対だが、優勝は2頭のみ。中でも単勝1倍台は【0.4.0.0】と、連対を外していないが勝利もない。上位人気の中では5番人気が【3.2.0.5】連対率50.0%の好成績。また、昨年は6番人気のサクラアンプルールが優勝するなど、ここ3年の優勝馬は5、5、6番人気と、やや荒れ模様になってきている。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 2-5-1-2 20.0% 70.0% 80.0%
2 2-0-2-6 20.0% 20.0% 40.0%
3 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
4 1-0-3-6 10.0% 10.0% 40.0%
5 3-2-0-5 30.0% 50.0% 50.0%
6 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
7 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
8 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
9 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
10 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
11~ 0-1-1-42 0.0% 2.3% 4.5%
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
08 09 10 11 12 13(函館) 14 15 16 17
1着人気 5 7 1 1 4 2 2 5 5 6
2着人気 1 1 5 5 1 8 1 8 1 12
3着人気 3 4 7 2 2 14 7 4 4 1
単勝 1,250円 2,820円 240円 300円 1,240円 340円 370円 1,110円 1,720円 1,990円
馬連 1,520円 1,600円 1,610円 1,580円 960円 4,230円 400円 14,080円 1,330円 37,670円
馬単 4,350円 6,060円 2,900円 2,560円 3,180円 5,540円 900円 27,030円 3,770円 69,510円
3連複 2,110円 4,050円 9,560円 3,590円 1,250円 20,460円 5,310円 33,670円 3,380円 26,730円
3連単 18,640円 37,460円 39,100円 18,510円 10,590円 71,870円 19,780円 233,540円 22,060円 201,410円

チェック24、5歳馬が中心、6歳以上は4~8番人気

 牡・セン馬の年齢別では、5歳馬が【3.4.4.19】で複勝率36.7%など一歩リード。同じく3勝を挙げる4歳馬が勝率では12.0%で5歳(同10.0%)を上回っており、この4~5歳馬が中心になる。また、6歳以上の4~8番人気は計【2.3.2.16】複勝率30.4%の好成績で、6歳以上の好走馬8頭中7頭がこの4~8番人気に該当する。一方、牝馬は4~5歳に連対がなく、連対するなら3歳か6歳馬となっている。
【性齢別成績(過去10年)】
性別 年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
牡・セン 3 0-0-1-7 0.0% 0.0% 12.5%
4 3-1-1-20 12.0% 16.0% 20.0%
5 3-4-4-19 10.0% 23.3% 36.7%
6 2-1-0-22 8.0% 12.0% 12.0%
7~ 0-3-2-29 0.0% 8.8% 14.7%
牝馬 3 1-1-0-1 33.3% 66.7% 66.7%
4 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%
5 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
6 1-0-1-3 20.0% 20.0% 40.0%
7~ 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%

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第53回 北九州記念(G3)

8月19日(日)小倉競馬場 芝1200m

 長い間、芝1800mの重賞としてファンから親しまれてきた北九州記念。06年に「サマースプリントシリーズ」が設立されたことに伴い、芝1200mのハンデ重賞として生まれ変わり、同シリーズの第3戦(12年以降は第4戦)として行われている。これまでの優勝馬からは14年のリトルゲルダと15年のベルカントが、サマースプリントシリーズのチャンピオンに輝いている。また、07年のサンアディユ、09年のカノヤザクラ、11年のエーシンヴァーゴウ、16年のベルカントは、この北九州記念は勝てなかったが、サマースプリントシリーズのタイトルを獲得している。昨年はダイアナヘイローが勝利した。今年はどんなレースになるだろうか。今後のスプリント界を占う上でも重要なこのレースの傾向を分析する。

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チェック1人気薄に注意!

 平均配当は馬連が1万331円、3連単は64万4203円と大荒れ。馬連は万馬券が3回出ているが、2000円以下も3回あるので、堅く決まることもある。1~3番人気はいずれも1勝止まりで、4~5番人気は同20%と不調、上位人気馬は信頼できない。下位人気の中では8番人気【5.0.0.5】が勝率50%と抜群の成績を残しており、8番人気以下が計10頭も馬券に絡んでおり、人気薄の激走に警戒しよう。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 1-2-2-5 10.0% 30.0% 50.0%
2 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0%
3 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0%
4 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0%
5 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
6 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
7 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
8 5-0-0-5 50.0% 50.0% 50.0%
9 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
10~ 0-3-2-72 0.0% 3.9% 6.5%

チェック2牡・セン馬の重いハンデは来ない

 斤量別の成績では、牡・セン馬【4.5.5.82】が複勝率14.6%に対して、牝馬【6.5.5.55】は同22.5%で牝馬が優勢だ。牡・セン馬は56キロ以上【0.0.2.29】が不振。牝馬は52キロ【2.2.1.7】が複勝率41.7%と好成績を残しており、55.5キロ以上【1.1.2.1】の重いハンデも成績がよい。なおトップハンデ【1.1.2.19】は苦戦している。
【斤量別の成績(過去10年)】
性別 斤量 成績 勝率 連対率 複勝率
牡・セン ~49kg 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
49.5~51kg 0-0-1-2 0.0% 0.0% 33.3%
51.5~53kg 0-2-0-17 0.0% 10.5% 10.5%
53.5~55kg 4-3-2-33 9.5% 16.7% 21.4%
55.5~57kg 0-0-2-26 0.0% 0.0% 7.1%
57.5~59kg 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%
トータル 4-5-5-82 4.2% 9.4% 14.6%
~49kg 0-0-0-5 0.0% 0.0% 0.0%
49.5~51kg 0-1-0-16 0.0% 5.9% 5.9%
51.5~53kg 4-3-3-24 11.8% 20.6% 29.4%
53.5~55kg 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
55.5~57kg 1-1-2-1 20.0% 40.0% 80.0%
トータル 6-5-5-55 8.5% 15.5% 22.5%

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