重賞データcheck

 今週はダート王決定戦・フェブラリーS,京都牝馬S,ダイヤモンドS,小倉大賞典中山芝1800mで行われる。さらに、ステイヤーズS、チャレンジカップも開催される。そこで、過去のデータからこれらの重賞レースの傾向を占う。

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第36回 フェブラリーS(G1)

2月17日(日) 東京競馬場 ダート1600m

 中央競馬では年明け最初のG1競走となるフェブラリーS。しかし「ダートG1戦線」という視点では前年秋の南部杯からチャンピオンズC、東京大賞典などが連なっており、その連戦の締めくくりとなる一戦だ。97年にG1へと昇格し、ヴァーミリアンエスポワールシチートランセンドなど、歴史に名を残すダート巧者がずらりと優勝馬に名を連ねている。今年も、そんな名馬候補が多く登録してきた。果たしてここを勝ち抜くのはどの馬か、過去の傾向を見てみよう。

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チェック1上位人気1頭+中位人気2頭が多い

 過去10年、1番人気は複勝率80.0%、2、3番人気も50.0%、40.0%と安定した成績。14年に16番人気で優勝したコパノリッキーの印象は強烈だが、8番人気以下は【1.1.0.87】と基本的には中位人気までで決着するレースだ。ただ、その「中位人気」に厚みがあり、3番人気以内馬のワンツー決着だったのは、11年と16年の2回のみ。一方で、1~3番人気が揃って連対を外した年も12年の一度しかない。上位人気馬から1頭、中位人気勢から2頭が絡む年が多いことは、3連単や3連複を組み立てる際には参考にしたい。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 3-2-3-2 30.0% 50.0% 80.0%
2 2-1-2-5 20.0% 30.0% 50.0%
3 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0%
4 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
5 0-3-0-7 0.0% 30.0% 30.0%
6 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
7 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
8 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
9 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
10 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
11~ 1-0-0-58 1.7% 1.7% 1.7%
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
09 10 11 12 13 14 15 16 17 18
1着人気 6 1 1 7 3 16 1 2 2 4
2着人気 3 5 3 4 9 2 5 1 5 1
3着人気 1 2 4 2 7 1 3 7 1 6
単勝 2,060円 170円 350円 2,430円 670円 27,210円 210円 510円 500円 1,070円
馬連 4,710円 890円 1,100円 10,510円 10,330円 84,380円 1,570円 680円 1,470円 1,140円
馬単 14,070円 1,190円 2,040円 26,210円 17,580円 256,050円 2,100円 1,510円 2,520円 3,530円
3連複 5,730円 1,160円 3,200円 15,530円 16,150円 55,360円 3,060円 3,820円 2,140円 6,540円
3連単 57,720円 4,190円 12,240円 141,910円 111,130円 949,120円 12,370円 16,010円 9,240円 41,560円

チェック25歳の人気馬が安定

 牡・セン馬の年齢別では、5歳馬が複勝率39.3%の好成績を残し、特に3番人気以内に推されると【4.2.3.2】複勝率81.8%と抜群だ。ただ、逆に4番人気以下の5歳馬は【0.1.1.15】と、人気によって結果が大きく分かれる。5歳馬の人気次第で、4歳や6歳以上馬の出番がどの程度あるか変わってくることになる。
【性齢別成績(過去10年)】
性別 年齢 成績 勝率 連対率 複勝率 1~3番人気 同複勝率
牡・セン 4 4-3-1-23 12.9% 22.6% 25.8% 2-2-0-5 44.4%
5 4-3-4-17 14.3% 25.0% 39.3% 4-2-3-2 81.8%
6 2-1-2-28 6.1% 9.1% 15.2% 0-0-2-4 33.3%
7~ 0-3-3-52 0.0% 5.2% 10.3% 0-1-1-2 50.0%
牝馬 0-0-0-9 0.0% 0.0% 0.0%

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第54回 京都牝馬S(G3)

2月16日(土) 京都競馬場 芝1400m

 牝馬限定の重賞・京都牝馬S。15年暮れにターコイズSが新設(重賞昇格)され、その影響で愛知杯が年明けの1月に移動。そして本競走は、従来の1月下旬からこの時期に繰り下がり、さらに距離を200m短縮して1400mで行われている。
 5月のヴィクトリアMまで間隔はあるものの、このレースの出走馬からも同レースの好走馬が多く出ていた。距離短縮後は、16年の優勝馬・クイーンズリングがエリザベス女王杯を制覇。17年のレッツゴードンキは、春秋スプリントG1で連続2着。そして昨年のミスパンテールはG1で馬券圏内こそないが、重賞2勝をマークしている。距離短縮後も活躍馬が続出する一戦の、傾向を見てみよう。

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チェック11番人気が他を圧倒

 過去10年、1番人気は連対率80.0%、複勝率90.0%と圧倒的な成績。距離短縮後は3連勝と、さらに信頼性を増している。対して2番人気は過去3年好走なし。また、8番人気以下も1400mになってからは好走馬が出ておらず、ほぼ1番人気馬をアタマに、中位人気馬が2~3着というパターンだ。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 過去3年
1 5-3-1-1 50.0% 80.0% 90.0% 3-0-0-0
2 2-1-1-6 20.0% 30.0% 40.0% 0-0-0-3
3 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0% 0-0-1-2
4 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0% 0-1-0-2
5 1-0-3-6 10.0% 10.0% 40.0% 0-0-2-1
6 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0% 0-1-0-2
7 0-3-0-7 0.0% 30.0% 30.0% 0-1-0-2
8 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0-0-0-3
9 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0% 0-0-0-3
10 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0-0-0-3
11~ 0-1-0-56 0.0% 1.8% 1.8% 0-0-0-18
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
09 10 11 12 13 14 15 16 17 18
距離 1600m 1400m
1着人気 6 1 5 2 1 2 9 1 1 1
2着人気 7 7 1 1 2 1 15 6 7 4
3着人気 1 2 9 3 10 5 8 3 5 5
単勝 1,210円 330円 1,070円 440円 170円 420円 2,360円 470円 300円 310円
馬連 9,720円 2,790円 2,120円 1,070円 690円 880円 86,460円 3,500円 3,070円 860円
馬単 18,470円 4,470円 4,810円 2,010円 890円 1,870円 141,900円 5,920円 4,500円 1,580円
3連複 10,560円 5,210円 21,460円 2,270円 5,690円 2,470円 451,980円 6,220円 6,510円 2,930円
3連単 96,550円 28,940円 125,740円 10,930円 14,580円 11,080円 2,865,560円 36,210円 33,820円 10,260円

チェック24歳の人気馬は1着か馬券圏外

 年齢別では、4歳馬が8勝をマーク。全体でも【8.2.1.42】と好走すればアタマを取る可能性が高いが、特に1~3番人気馬は【6.0.0.4】と勝てなければ圏外という極端な結果が出ている。1400mになってからも、16年と18年は1番人気のクイーンズリングとミスパンテールが優勝し、17年は2番人気のアットザシーサイドが8着敗退を喫している。5、6歳馬は2~3着が多く、複勝率なら4歳馬とほぼ互角。ただ、距離短縮後の6歳馬はやや劣勢だ。7歳以上は苦しい。
【年齢別成績(過去10年)】
年齢 成績 勝率 連対率 複勝率 1~3番人気 同連対率
4 8-2-1-42 15.1% 18.9% 20.8% 6-0-0-4 60.0%
5 1-6-3-37 2.1% 14.9% 21.3% 1-3-2-8 28.6%
6 1-2-5-35 2.3% 7.0% 18.6% 0-1-2-3 16.7%
7~ 0-0-1-13 0.0% 0.0% 7.1%

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第69回 ダイヤモンドステークス(G3)

2月16日(土)東京競馬場 芝3400m

 長距離の名物重賞レース、ダイヤモンドS。長い間3200mの距離で争われていたが、04年に現在と同じ3400mになり、JRAの重賞ではステイヤーズS(3600m)に次ぐ長距離となった。3000mを超えるJRAの平地重賞は、このダイヤモンドS以外は、天皇賞(春)、菊花賞、阪神大賞典、ステイヤーズSの4つしかなく、長距離馬にとっては貴重なレースだ。天皇賞(春)を狙う古馬のトップクラスはハンデが重くなるため参戦することは少なく、出走馬のレベルはそれほど高くない。長い距離特有の騎手による駆け引きにも注目が集まる。昨年はフェイムゲームが勝利し、14、15年に続く3度目の当レースの制覇となった。今年はどの馬が勝利するだろうか。過去の結果から、レースの傾向を分析する。

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チェック16番人気以下が1頭は連対する

 平均配当は、馬連は7420円と荒れているが、3連単は12万1922円と堅い。馬連は万馬券が3回出ているが、3連単で20万円を超えたのは1回しかなく、ローカルG3のハンデ戦にしては堅く収まっている。1番人気【2.1.2.5】は複勝率50%だが、2~4番人気は今ひとつの成績。5番人気【1.0.4.5】と6番人気【2.2.0.6】が合わせて9頭も馬券に絡んでおり、好調だ。連対馬20頭中11頭が6番人気以下で、この6番人気は毎年連対しており、今年も最低1頭は人気薄を狙うのがよさそうだ。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 2-1-2-5 20.0% 30.0% 50.0%
2 1-2-0-7 10.0% 30.0% 30.0%
3 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
4 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
5 1-0-4-5 10.0% 10.0% 50.0%
6 2-2-0-6 20.0% 40.0% 40.0%
7 2-0-0-8 20.0% 20.0% 20.0%
8 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
9 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
10~ 0-2-2-64 0.0% 2.9% 5.9%

チェック27歳以上で人気薄が狙い目!

 年齢別の成績では7歳以上【2.5.3.43】の活躍が目立っており、複勝率は18.9%と好調。7歳以上で馬券に絡んだ10頭中8頭が6番人気以下で、人気薄で狙いたい。高齢馬が優勢だが、6歳【1.2.1.37】は複勝率9.8%と不調。なお、牝馬は【0.1.0.14】で成績がよくない。
【年齢別の成績(過去10年)】
年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
4歳 3-2-2-18 12.0% 20.0% 28.0%
5歳 4-1-4-30 10.3% 12.8% 23.1%
6歳 1-2-1-37 2.4% 7.3% 9.8%
7歳以上 2-5-3-43 3.8% 13.2% 18.9%

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第53回 小倉大賞典(G3)

2月17日(日)小倉競馬場 芝1800m

 小倉競馬場の芝1800mで争われる小倉大賞典。ローカル重賞のG3ハンデ戦という条件のためか、毎年、個性的な馬が出走する傾向にある。中でも05年の勝ち馬メイショウカイドウは、続く北九州記念と小倉記念を制し、史上初となる同一年の「小倉三冠」を成し遂げた。また、07年にはセン馬のアサカディフィートが9歳で優勝し、翌年には10歳で勝利して連覇を達成した。昨年はトリオンフが勝利し、同馬は夏の小倉記念も勝った。一癖も二癖もありそうな小倉大賞典の傾向を、過去のデータから探る。

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チェック1上位2頭と6番人気以下1頭

 平均配当は馬連が8234円、3連単は15万9859円。馬連は2000円以下が4回、2000円台が3回で堅く決まることが多いが、12年の5万2520円のように何年かに1度、大波乱になる。1番人気【6.1.0.3】は複勝率70%と好調で、2番人気【2.2.2.4】も同60%と好成績を残しており、どちらかが必ず連対している。ただ3~5番人気の成績が今ひとつで、6番人気以下が14年を除いて毎年馬券に絡んでいる。上位2頭と6番人気以下1頭という組み合わせで決まることが多い。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 6-1-0-3 60.0% 70.0% 70.0%
2 2-2-2-4 20.0% 40.0% 60.0%
3 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
4 1-2-0-7 10.0% 30.0% 30.0%
5 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
6 0-2-3-5 0.0% 20.0% 50.0%
7 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
8 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0%
9 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
10~ 1-1-1-58 1.6% 3.3% 4.9%

チェック2ハーツクライ産駒が圧倒的

 種牡馬別の成績は、このレースの3勝馬フェイムゲームの父であるハーツクライの産駒【4.2.1.5】が7年連続で馬券に絡んでおり、複勝率は58.3%と高い。ダンスインザダーク産駒【1.0.2.5】も成績が良いが、残された産駒があまりいないので厳しいかもしれない。ディープインパクト産駒【0.1.3.8】は未勝利で勝ち切れない。
【主な種牡馬別の成績(過去10年)】
種牡馬 成績 勝率 連対率 複勝率
ハーツクライ 4-2-1-5 33.3% 50.0% 58.3%
キングカメハメハ 1-1-0-7 11.1% 22.2% 22.2%
ダンスインザダーク 1-0-2-5 12.5% 12.5% 37.5%
シンボリクリスエス 1-0-0-5 16.7% 16.7% 16.7%
ステイゴールド 1-0-0-4 20.0% 20.0% 20.0%
アドマイヤドン 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
King's Best 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
ディープインパクト 0-1-3-8 0.0% 8.3% 33.3%
ジャングルポケット 0-1-0-5 0.0% 16.7% 16.7%
タニノギムレット 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3%
グラスワンダー 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3%
サンデーサイレンス 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
ダイタクリーヴァ 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
スウェプトオーヴァーボード 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
ダイワメジャー 0-0-1-4 0.0% 0.0% 20.0%
フサイチソニック 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%
サツカーボーイ 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%
フジキセキ 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0%

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