重賞データcheck

 今週は上半期のマイル王者決定戦・マイルCSが京都芝1600mで行われる。さらに東京スポーツ杯2歳Sも開催される。そこで、過去のデータからこれらの重賞レースの傾向を占う。

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第35回 マイルチャンピオンシップ(G1)

11月18日(日) 京都競馬場 芝1600m

 秋のマイル王決定戦・マイルCS。84年の番組改編でマイラーのための大レースとして創設され、第1、2回はニホンピロウイナーが連覇。以来、多くの名マイラーが勝ち馬に名を連ねており、ほかにダイタクヘリオス、タイキシャトル、デュランダル、そしてダイワメジャーがこのレース連覇を飾った。近年では、15年のモーリスが春秋マイルG1連覇。そして16年のミッキーアイルは、14年のNHKマイルC以来となるG1・2勝目を挙げている。今年はどの馬がマイル王の座に就くのか。過去の傾向を見てみよう。

過去のデータをCheck!

チェック1近年は2~4番人気優勢に

 過去10年、1番人気は【1.3.2.4】で複勝率60.0%はまずまずだが、ここ5年は連対なしに終わっている。その分、近5年の2~3番人気は【2.5.0.3】。さらに、4番人気も2勝と、1番人気より2~4番人気に注目したい。一方で、近5年は人気薄の好走か減り、特に2桁人気馬は44頭すべて馬券圏外に終わっている。10年は3連単47万、11年は同27万馬券の波乱もあったが、そういった大穴馬券はあまり期待できなくなった。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 過去5年
1 1-3-2-4 10.0% 40.0% 60.0% 0-0-2-3
2 1-3-1-5 10.0% 40.0% 50.0% 1-3-0-1
3 1-2-0-7 10.0% 30.0% 30.0% 1-2-0-2
4 4-0-1-5 40.0% 40.0% 50.0% 2-0-0-3
5 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0% 0-0-0-5
6 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0-0-0-5
7 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0% 0-0-2-3
8 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0% 1-0-0-4
9 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0-0-1-4
10 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0-0-0-5
11~ 1-2-0-76 1.3% 3.8% 3.8% 0-0-0-39
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
08 09 10 11 12 13 14 15 16 17
1着人気 4 1 13 5 4 2 8 4 3 4
2着人気 1 14 1 11 1 3 3 2 2 2
3着人気 10 2 6 4 5 1 9 1 7 7
単勝 1,060円 230円 5,240円 980円 1,050円 470円 1,810円 570円 590円 880円
馬連 990円 6,690円 14,240円 12,800円 2,520円 1,930円 3,890円 1,780円 1,590円 2,480円
馬単 2,730円 9,640円 40,970円 24,580円 5,560円 3,250円 11,460円 3,400円 3,390円 5,520円
3連複 11,700円 20,730円 53,970円 38,920円 9,230円 2,090円 25,760円 2,000円 8,360円 9,300円
3連単 53,980円 106,680円 473,970円 279,410円 58,050円 12,450円 193,290円 12,000円 40,290円 55,890円

チェック24~5歳中心、3歳馬・牝馬は苦戦

 牡・セン馬の年齢別では、4歳馬が連対率29.6%の好成績で、5歳も複勝率は21.6%と上々。特に5歳の3番人気以内は【2.3.1.1】と抜群で、今年は該当馬が出そうなだけにぜひ注目したい。また、3歳馬は全体的に不振だったが、昨年はペルシアンナイト、サングレーザーが1、3着と、傾向が変わってくる可能性もある。牝馬は全体で【1.0.3.25】で、10年前に優勝したブルーメンブラット以外は好走しても3着まで。
【性齢別成績(過去10年)】
性別 年齢 成績 勝率 連対率 複勝率 3番人気以内
牡・セン 3 1-0-2-19 4.5% 4.5% 13.6% 0-0-0-3
4 3-5-1-18 11.1% 29.6% 33.3% 0-4-1-4
5 3-4-4-40 5.9% 13.7% 21.6% 2-3-1-1
6 1-1-0-30 3.1% 6.3% 6.3% 0-1-0-4
7~ 1-0-0-17 5.6% 5.6% 5.6% 1-0-0-2
9-10-7-124 6.0% 12.7% 17.3% 3-8-2-14
牝馬 3 0-0-0-11 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-1
4 0-0-2-4 0.0% 0.0% 33.3% 0-0-1-0
5 1-0-0-7 12.5% 12.5% 12.5% 0-0-0-1
6 0-0-1-2 0.0% 0.0% 33.3% 0-0-0-0
7~ 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-0
1-0-3-25 3.4% 3.4% 13.8% 0-0-1-2

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第23回 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3)

11月17日(土)東京競馬場 芝1800m

 この時期の2歳馬にとっては比較的長い距離の芝1800mで行われる重賞レース、東京スポーツ杯2歳S。翌年のクラシックを見据えた素質馬や古馬になっても活躍する馬が数多く出走する傾向にある。過去10年の勝ち馬では、09年のローズキングダムが次走の朝日杯フューチュリティSも優勝して2歳チャンピオンに輝いている。また、このレースの勝ち馬はその後ビッグレースを獲ることが多く、08年のナカヤマフェスタと14年のサトノクラウンは宝塚記念、10年のサダムパテックはマイルCS、11年のディープブリランテは日本ダービー、そして13年のイスラボニータは皐月賞を制している。昨年はワグネリアンが勝利し、同馬は翌年日本ダービーを勝って世代の頂点に上り詰めた。今年はどの馬が勝利するだろうか。過去10年のデータなどから傾向を占う。

過去のデータをCheck!

チェック11、2着は上位人気で、3着はやや人気薄

 平均配当は馬連が2007円、3連単は8万5027円と平穏。1番人気は【5.2.1.2】と強く、1~4番人気が連対馬20頭中18頭を占めている。3着馬は人気薄が多く、10頭中7頭が5番人気以下だ。二桁人気は45頭中2頭しか馬券に絡んでおらず、大穴の期待は薄い。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 5-2-1-2 50.0% 70.0% 80.0%
2 2-2-0-6 20.0% 40.0% 40.0%
3 0-3-1-6 0.0% 30.0% 40.0%
4 2-2-1-5 20.0% 40.0% 50.0%
5 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
6 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
7 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0%
8 0-0-0-9 0.0% 0.0% 0.0%
9 1-0-2-6 11.1% 11.1% 33.3%
10~ 0-1-1-43 0.0% 2.2% 4.4%

チェック2前走、脚をためた馬が好成績

 このレースで活躍する馬の脚質はどうだろうか? 前走3コーナー通過順別の成績では、逃げ馬は12頭いたが、2着に1頭のみで残りは着外に敗れている。2番手【0.1.2.13】と3番手【2.0.0.13】の成績もよくない。4~6番手【4.5.5.23】から競馬をした馬が複勝率37.8%と好走する傾向にあり、7~9番手【4.1.3.16】も同33.3%と悪くない。中団より後ろで待機した馬が好成績を残している。
【前走の3コーナー通過別成績(過去10年)】
前走3角通過 成績 勝率 連対率 複勝率
1番手 0-1-0-11 0.0% 8.3% 8.3%
2番手 0-1-2-13 0.0% 6.3% 18.8%
3番手 2-0-0-13 13.3% 13.3% 13.3%
4~6番手 4-5-5-23 10.8% 24.3% 37.8%
7~9番手 4-1-3-16 16.7% 20.8% 33.3%
10番手以下 0-2-0-17 0.0% 10.5% 10.5%

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