重賞データcheck

 今週は春のスプリント王決定戦・高松宮記念が中京芝1200mで行われる。さらに日経賞、毎日杯、マーチSも開催される。そこで、過去のデータからこれらの重賞レースの傾向を占う。

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第49回 高松宮記念(G1)

3月24日(日) 中京競馬場 芝1200m

 春のG1シーズン開幕戦、そして春のスプリント王決定戦となる高松宮記念。短距離G1になって今年で24回目。過去の優勝馬には、13年のロードカナロアをはじめ、数多くの名スプリンターが名を連ねている。ほかに国内・芝のスプリントG1はスプリンターズSしかない中で、そのロードカナロアのほか、昨年に春秋スプリントG1連覇を達成したファインニードル、そしてローレルゲレイロキンシャサノキセキカレンチャンと、特にここ10年の優勝馬はG1を2度以上制した名馬が多い。ハイレベルの頂上決戦が期待できる高松宮記念の、過去の傾向を見てみよう。

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チェック1中京新コースでは上位人気強し

 過去10年、1、3番人気がそれぞれ複勝率70.0%、80.0%をマーク。現コースになった近7年は2番人気も良く、この7年間の1~3番人気は計【5.5.5.6】複勝率71.4%と、上位人気が安定した走りを見せている。その分、旧中京や阪神に比べるとやや穴馬の好走確率は減っており、ここ7年で6番人気以下の好走は4頭のみである。優勝馬の単勝配当は、一昨年のセイウンコウセイの870円がもっとも高く、人気馬を中心に狙いたいレースだ。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 過去7年
1 3-1-3-3 30.0% 40.0% 70.0% 2-0-3-2
2 2-3-0-5 20.0% 50.0% 50.0% 2-3-0-2
3 3-2-3-2 30.0% 50.0% 80.0% 1-2-2-2
4 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0% 1-0-0-6
5 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0% 1-0-0-6
6 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0% 0-1-0-6
7 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-7
8 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0% 0-1-0-6
9 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-7
10 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0% 0-0-2-5
11~ 0-0-2-75 0.0% 0.0% 2.6% 0-0-0-55
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
09 10 11 12 13 14 15 16 17 18
競馬場 旧中京 阪神 新中京
1着人気 3 1 3 2 1 3 4 1 5 2
2着人気 1 6 4 3 2 8 6 2 2 3
3着人気 15 3 11 1 10 1 3 3 1 10
単勝 760円 370円 450円 390円 130円 770円 650円 390円 870円 550円
馬連 1,750円 2,690円 2,370円 950円 470円 10,400円 7,480円 890円 2,150円 1,690円
馬単 4,410円 4,450円 3,970円 1,750円 560円 17,030円 10,770円 1,730円 4,750円 3,170円
3連複 35,840円 4,230円 33,730円 1,070円 11,340円 7,990円 14,000円 1,740円 3,230円 15,910円
3連単 191,140円 23,750円 129,290円 5,930円 27,200円 71,040円 81,560円 6,690円 23,880円 60,450円

チェック2新コースではベテラン苦戦

 牡・セン馬の年齢別では、4歳から6歳まで複勝率20%台。7歳以上も3着以内には5頭を数え、好走馬数は4歳と互角だが、複勝率は9.8%止まりだ。特に新コースになってからの好走馬は、外国馬のエアロヴェロシティ1頭のみ。日本馬なら6歳以下に狙いは絞られる。特に新コースになってからは、優勝馬7頭中5頭が5歳馬だ(牝馬含む)。
【性齢別成績(過去10年)】
性別 年齢 成績 勝率 連対率 複勝率 過去7年 同複勝率
牡・セン 4歳 2-0-3-17 9.1% 9.1% 22.7% 2-0-4-21 22.2%
5歳 4-2-1-23 13.3% 20.0% 23.3% 4-2-2-24 25.0%
6歳 0-5-1-23 0.0% 17.2% 20.7% 0-5-1-24 20.0%
7歳~ 3-0-2-47 5.8% 5.8% 9.6% 1-0-0-35 2.8%
牝馬 4歳 0-0-1-13 0.0% 0.0% 7.1% 0-0-1-11 8.3%
5歳 1-2-2-10 6.7% 20.0% 33.3% 1-1-2-7 36.4%
6歳 0-1-0-13 0.0% 7.1% 7.1% 0-1-0-10 9.1%
7歳~ 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%

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第67回 日経賞(G2)

3月23日(土) 中山競馬場 芝2500m

 春の天皇賞へ向けた関東のステップレース・日経賞。1984年にこの時期に定着して以来、多くの馬がここから天皇賞へと駒を進め、87年のミホシンザンや、93年のライスシャワーが両レースを連勝。過去10年では、13年の優勝馬・フェノーメノが天皇賞でG1初制覇を飾っている。また、翌14年にはそのフェノーメノが本競走5着から巻き返して連覇を飾り、2~3着も日経賞組が独占。本番へ向けて注目の欠かせない一戦だ。また、近年はマリアライト(本競走3着)やゴールドアクター(同5着)が宝塚記念で1、2着。春の天皇賞や、その後のG1へ勢いをつけるのはどの馬か。過去の傾向を見てみよう。

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チェック1中位人気勢に注目

 過去10年、1番人気は複勝率50.0%で、特に近4年は【0.1.0.3】と苦しんでいる。2、3番人気も今ひとつ。ここ4年では4番人気が【2.0.1.1】、そして6~7番人気が勝利こそないものの計【0.2.3.3】と5頭好走と、中位人気勢の健闘が光っている。一方で、8番人気以下は近4年好走なし。それでも、ここ2年連続で3連単は10万馬券以上。3年前には2170円、そして11年(阪神で代替)には930円という超低配当もあったが、穴っぽいところを狙っていきたいレースだ。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 過去4年
1 3-1-1-5 30.0% 40.0% 50.0% 0-1-0-3
2 1-2-0-7 10.0% 30.0% 30.0% 1-0-0-3
3 1-0-3-6 10.0% 10.0% 40.0% 1-0-0-3
4 3-1-1-5 30.0% 40.0% 50.0% 2-0-1-1
5 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0% 0-1-0-3
6 1-0-3-6 10.0% 10.0% 40.0% 0-0-3-1
7 0-3-2-5 0.0% 30.0% 50.0% 0-2-0-2
8 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-4
9 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0% 0-0-0-4
10 0-1-0-8 0.0% 11.1% 11.1% 0-0-0-3
11~ 1-0-0-34 2.9% 2.9% 2.9% 0-0-0-13
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
09 10 11 12 13 14 15 16 17 18
1着人気 4 6 1 12 1 1 4 2 4 3
2着人気 7 4 2 2 9 10 5 1 7 7
3着人気 3 7 3 1 7 3 6 4 6 6
単勝 670円 1,100円 200円 16,710円 200円 200円 540円 330円 730円 540円
馬連 5,370円 2,810円 300円 48,480円 4,080円 5,920円 2,190円 370円 6,370円 5,880円
馬単 9,930円 6,570円 510円 169,940円 5,420円 8,220円 3,940円 770円 12,200円 9,850円
3連複 10,570円 12,750円 220円 19,480円 11,320円 11,320円 8,900円 530円 32,630円 23,270円
3連単 68,310円 78,380円 930円 457,140円 48,630円 60,560円 37,310円 2,170円 167,310円 136,540円

チェック24歳馬の安定感が光る

 好走馬は各年齢に分散しているが、中では4歳の牡・セン馬が【4.5.3.19】で連対率29.2%、複勝率38.7%を記録して一歩リード。特にここ4年は複勝率44.4%と、安定した走りを見せている。次いで好走確率が高いのは5歳馬。11年以降は4歳馬の出走があれば必ず1頭は馬券に絡み、4歳馬不在だった16年は5歳馬が上位を独占した。また、ここ4年にかぎると連対馬8頭中7頭を4~5歳勢が占めている。
【性齢別成績(過去10年)】
性別 年齢 成績 勝率 連対率 複勝率 過去4年 同複勝率
牡・セン 4歳 4-5-3-19 12.9% 29.0% 38.7% 2-2-0-5 44.4%
5歳 3-1-2-20 11.5% 15.4% 23.1% 2-1-0-8 27.3%
6歳 2-2-2-24 6.7% 13.3% 20.0% 0-0-1-12 7.7%
7歳~ 1-2-2-38 2.3% 7.0% 11.6% 0-1-2-14 17.6%
牝馬 0-0-1-3 0.0% 0.0% 25.0% 0-0-1-1 50.0%

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第66回 毎日杯(G3)

3月23日(土)阪神競馬場 芝1800m

 皐月賞や日本ダービー、NHKマイルCなど、3歳春に行われるG1レースを目指す馬が出走する毎日杯。06年までは阪神競馬場の芝2000mで行われていたが、07年からは新設された阪神競馬場の外回りの芝1800mでの開催となった。最近は出世レースとして知られており、過去10年では10年の1着馬ダノンシャンティがNHKマイルCを勝ち、13年の勝ち馬キズナは日本ダービーを制覇、17年の優勝馬アルアインは続く皐月賞を制した。昨年はブラストワンピースが勝利し、同馬は暮れの有馬記念を制した。今年も勝ち馬には注目が集まる。過去のデータを中心にレースの傾向を探る。

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チェック1単勝4倍を切れば信頼できる

 平均配当は馬連が2899円、3連単は2万7815円。過去10回で馬連は3000円以下が8回もあり、3連単は10万円以上が1回しかなく、堅く収まっている。1番人気は【5.1.2.2】と安定している。8番人気以下は苦戦する傾向にあり、56頭中1頭しか馬券に絡んでいない。
 単勝オッズ別では、3.9倍以下が【7.2.4.2】複勝率86.7%、15頭中馬券に絡まなかったがわずかに2頭で、その2頭も掲示板を確保している。単勝4倍を切った馬を中心に馬券を組み立てよう。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 5-1-2-2 50.0% 60.0% 80.0%
2 2-1-3-4 20.0% 30.0% 60.0%
3 1-3-2-4 10.0% 40.0% 60.0%
4 0-2-1-7 0.0% 20.0% 30.0%
5 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
6 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
7 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
8 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
9 0-0-0-9 0.0% 0.0% 0.0%
10~ 0-1-0-36 0.0% 2.7% 2.7%
【単勝オッズ別成績(過去10年)】
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 複勝率
1.0~1.4 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
1.5~1.9 2-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
2.0~2.9 3-0-1-1 60.0% 60.0% 80.0%
3.0~3.9 2-1-3-1 28.6% 42.9% 85.7%
4.0~4.9 0-0-1-3 0.0% 0.0% 25.0%
5.0~6.9 0-3-2-3 0.0% 37.5% 62.5%
7.0~9.9 2-1-0-9 16.7% 25.0% 25.0%
10.0~14.9 1-1-2-13 5.9% 11.8% 23.5%
15.0~19.9 0-0-0-6 0.0% 0.0% 0.0%
20.0~29.9 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
30.0~49.9 0-0-1-11 0.0% 0.0% 8.3%
50.0~99.9 0-1-0-19 0.0% 5.0% 5.0%
100.0~ 0-0-0-22 0.0% 0.0% 0.0%

チェック2キャリア2戦の人気馬は確実に来る

 キャリア別の成績では、キャリア2戦【2.3.3.5】が複勝率61.5%と好調だ。キャリア2戦の馬が1~3番人気に支持されると【2.2.3.0】と確実に馬券に絡んでおり、4番人気以下【0.1.0.5】は危険。キャリア2戦の人気馬が信頼できるが、人気薄は買えない。一方、キャリア9戦以上【0.0.0.7】は全滅。たくさんレースを使っている馬よりも、キャリアの浅い素質馬が成績が良い。
【キャリア別の成績(過去10年)】
キャリア 成績 勝率 連対率 複勝率
1戦 0-0-0-7 0.0% 0.0% 0.0%
2戦 2-3-3-5 15.4% 38.5% 61.5%
3戦 2-1-3-16 9.1% 13.6% 27.3%
4戦 3-3-1-19 11.5% 23.1% 26.9%
5戦 2-3-1-15 9.5% 23.8% 28.6%
6戦 1-0-0-12 7.7% 7.7% 7.7%
7戦 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
8戦 0-0-1-6 0.0% 0.0% 14.3%
9戦 0-0-0-4 0.0% 0.0% 0.0%
10戦~ 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%

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第26回 マーチステークス(G3)

3月24日(日)中山競馬場 ダ1800m

 荒れる重賞として知られているマーチS。G1フェブラリーSの約1カ月後に行われること、クセのある中山ダ1800m、季節の変わり目、ハンデ戦など、難しい条件がそろうためか、毎年一筋縄ではいかない結果になっている。昨年はセンチュリオンが勝利を収めた。今年は荒れるだろうか。過去10年のデータなどからレースの傾向を探る。

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チェック12、6番人気が好成績

 平均配当は馬連が1万4021円で、3連単は35万6484円と荒れている。過去10年で馬連の万馬券が3回、5000円以上が3回出ている。1番人気【1.1.1.7】は今ひとつで、2番人気【2.2.2.4】はまずまず。二桁人気で馬券に絡んだのは5頭で、荒れるわりに人気薄は来ない。6番人気【2.2.1.5】が複勝率50%と好調だ。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
2 2-2-2-4 20.0% 40.0% 60.0%
3 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
4 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
5 0-2-1-7 0.0% 20.0% 30.0%
6 2-2-1-5 20.0% 40.0% 50.0%
7 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
8 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
9 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
10~ 1-2-2-64 1.4% 4.3% 7.2%

チェック2大外枠の8枠が好調

 枠番別では大外の8枠【3.3.2.12】が複勝率40%と好成績を残している。8枠の好走馬8頭のうち5頭が5番人気以下。人気薄で激走することが多い。それ以外では2枠【2.3.2.13】が複勝率35%とまずまずで、6枠は3勝している。あまり成績がよくないのが5枠【0.1.0.19】と7枠【0.1.1.18】。8枠は買えるが、隣の7枠は敬遠したいところだ。
【斤量別成績(過去10年)】
枠番 成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 0-0-3-17 0.0% 0.0% 15.0%
2枠 2-3-2-13 10.0% 25.0% 35.0%
3枠 0-1-1-17 0.0% 5.3% 10.5%
4枠 2-1-1-16 10.0% 15.0% 20.0%
5枠 0-1-0-19 0.0% 5.0% 5.0%
6枠 3-0-0-17 15.0% 15.0% 15.0%
7枠 0-1-1-18 0.0% 5.0% 10.0%
8枠 3-3-2-12 15.0% 30.0% 40.0%

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