重賞データcheck

 今週は菊花賞トライアル・神戸新聞杯が阪神芝2400mで行われる。さらにオールカマーも開催される。そこで、過去のデータからこれらの重賞レースの傾向を占う。

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第66回 神戸新聞杯(G2)

9月23日(日) 阪神競馬場 芝2400m

 クラシック最終戦となる菊花賞のトライアル競走・神戸新聞杯。以前はこの後に京都新聞杯を挟んでいたため、本番との繋がりは弱いレースだったが、菊花賞の施行時期が繰り上がった00年からは様相が一変。00年のディープインパクトや、11年のオルフェーヴルといった三冠馬も含め、以降の菊花賞馬18頭中14頭が、このレースをステップにしていた。昨年は、優勝馬のレイデオロが菊花賞をスキップしてジャパンCで2着。しかし2着馬のキセキが、最後の一冠を手にしている。今年も本番へ向けて見逃せない神戸新聞杯の、過去の傾向を見てみよう。

過去のデータをCheck!

チェック11番人気は安定も、人気薄を警戒

 過去10年、1番人気は【7.2.0.1】と信頼の置ける成績。ただ、12年以降は穴馬の好走も比較的多くなり、6~9番人気は前半4年が【1.0.0.15】だったのに対し、後半6年は【0.4.2.18】と、好走7頭中6頭は12年以降に出ている。昨年こそ1→2→3番人気決着だったが、ひと桁人気後半の馬には注意したい。2桁人気になると、過去10年58頭がすべて馬券圏外だ
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 7-2-0-1 70.0% 90.0% 90.0%
2 1-2-3-4 10.0% 30.0% 60.0%
3 1-2-2-5 10.0% 30.0% 50.0%
4 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
5 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0%
6 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
7 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
8 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
9 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
10~ 0-0-0-58 0.0% 0.0% 0.0%
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
08 09 10 11 12 13 14 15 16 17
1着人気 1 7 2 1 1 1 1 3 1 1
2着人気 3 3 1 2 8 7 8 1 6 2
3着人気 2 5 5 3 2 2 9 7 4 3
単勝 200円 2,400円 300円 170円 230円 140円 160円 800円 120円 220円
馬連 550円 3,790円 240円 270円 5,230円 1,760円 2,420円 910円 1,160円 460円
馬単 800円 11,750円 560円 380円 7,500円 2,000円 2,860円 2,290円 1,260円 860円
3連複 860円 15,610円 770円 510円 3,350円 2,720円 24,720円 5,170円 3,070円 890円
3連単 3,240円 132,480円 2,570円 1,430円 26,300円 10,410円 70,380円 28,170円 8,010円 3,180円

チェック2好走馬の大半は差し馬から

 競馬道GT8による脚質分類によると、好走馬の大半は「差し」。昨年は人気のレイデオロが先行して勝利を飾ったが、過去10年では「差し」に分類された馬が【8.8.5.65】と、連対馬20頭中16頭を占めている。ただ「追込」にまでなると【0.1.3.25】と、連対まで届いたのは1頭のみ。いくら直線が長い外回りでも後方一気では苦しく、中団あたりで立ち回れる馬が狙いだ。
【脚質別成績(過去10年)】
脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 1-1-0-5 14.3% 28.6% 28.6%
先行 1-0-2-23 3.8% 3.8% 11.5%
差し 8-8-5-65 9.3% 18.6% 24.4%
追込 0-1-3-25 0.0% 3.4% 13.8%

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第64回 オールカマー(G2)

9月23日(日)中山競馬場 芝2200m

 レース名の意味の通り、出走馬に広く門戸を開けたレースとして、1955年に創設。かつては、地方所属馬にとってはジャパンカップ出走をかけたレースとして行われ、86年にジュサブロー(愛知)、91年にジョージモナーク(大井)が勝利を収め、ジャパンカップに挑んだ。歴代の勝ち馬にはオグリキャップ、ビワハヤヒデ、ヒシアマゾン、サクラローレルなど歴史的名馬が名を連ねている。最近では07年の有馬記念馬マツリダゴッホが、07~09年にかけて3連覇を達成。15年の勝ち馬ショウナンパンドラは、その年のジャパンカップも制している。昨年はルージュバックが勝利した。そんなオールカマーの過去のデータからレース傾向を探る。

過去のデータをCheck!

チェック1前走G2以上を走った1番人気は堅実

 平均配当は馬連が2262円、3連単が4万4247円とかなり堅い。馬連は2000円を超えたのが2回しかなく、3連単の5万円以上も2回のみ。1番人気【3.4.1.2】で馬券に絡まなかった2頭の前走はG3とオープン特別で、馬券に絡んだ8頭の前走はG1かG2だった。連対馬20頭中13頭が1~3番人気で、上位人気から馬券を組み立てるのが無難だ。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 3-4-1-2 30.0% 70.0% 80.0%
2 2-1-2-5 20.0% 30.0% 50.0%
3 2-1-1-6 20.0% 30.0% 40.0%
4 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
5 2-0-0-8 20.0% 20.0% 20.0%
6 0-2-3-5 0.0% 20.0% 50.0%
7 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
8 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
9 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
10~ 0-0-1-51 0.0% 0.0% 1.9%

チェック24歳牝馬が強い

 年齢別の成績では4~6歳が中心。好走馬の数は5歳が12頭とリードしているが、複勝率は4歳が31.8%と高く、連対率は5歳が14.3%と今ひとつだ。7歳以上【1.0.2.35】は複勝率7.9%と苦戦している。最近は牝馬が出走するケースが多くなり、牝馬全体では【2.2.0.12】で、4歳牝馬【1.2.0.3】が連対率50%と高い。
【年齢別成績(過去10年)】
年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
3歳 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
4歳 2-3-2-15 9.1% 22.7% 31.8%
5歳 4-3-5-37 8.2% 14.3% 24.5%
6歳 3-4-1-24 9.4% 21.9% 25.0%
7歳以上 1-0-2-35 2.6% 2.6% 7.9%

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