重賞データcheck

 今週は古馬の中距離を得意としている猛者が集う中山記念が開催される。さらに阪急杯も行われる。そこで、過去のデータからこれらの重賞レースの傾向を占う。

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第93回 中山記念(G2)

2月24日(日) 中山競馬場 芝1800m

 古馬の芝2000m以下では、その年最初のG2競走となる中山記念。マイルG1の安田記念やヴィクトリアM、中距離の大阪杯や宝塚記念を目標とする実力馬の姿も多く見られる。近年では、14年のジャスタウェイ(本競走1着)や、16年のロゴタイプ(同7着)が、次々走の安田記念で勝利を飾っている。
 また、そのジャスタウェイは、次走でドバイデューティフリーを制覇。ほかにもここ2年、本競走では5、8着だったヴィブロスが、ドバイターフでは1、2着と好走。一昨年の優勝馬・ネオリアリズムは、次走で香港のQE2世Cを制するなど、海外のG1にも繋がる一戦だ。

過去のデータをCheck!

チェック1上位人気中心、妙味は2~4番人気

 過去10年、優勝馬10頭中9頭は3番人気以内で、過去5年では全馬が該当する。ただ、1番人気は過去5年【1.0.0.4】と今ひとつ。2~4番人気がいずれも過去10年の複勝率60.0%を記録し、過去5年でもそれぞれ好走馬3~4頭を輩出と、この2~4番人気に妙味があるレースだ。
 一方、2桁人気の好走2頭はともに、不良馬場だった10年のトーセンクラウン(13番人気1着)、テイエムアンコール(12番人気2着)で、他の好走馬は8番人気まで。極端な道悪にでもならないかぎり、超人気薄の出番は期待薄である。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 過去5年
1 3-0-0-7 30.0% 30.0% 30.0% 1-0-0-4
2 3-1-2-4 30.0% 40.0% 60.0% 2-1-1-1
3 3-1-2-4 30.0% 40.0% 60.0% 2-0-1-2
4 0-4-2-4 0.0% 40.0% 60.0% 0-2-1-2
5 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0% 0-1-0-4
6 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0-0-1-4
7 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0% 0-0-1-4
8 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0% 0-1-0-4
9 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-5
10 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-5
11~ 1-1-0-20 4.5% 9.1% 9.1% 0-0-0-8
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
09 10 11 12 13 14 15 16 17 18
1着人気 1 13 1 3 2 2 3 1 3 2
2着人気 4 12 4 7 3 4 2 4 8 5
3着人気 2 5 3 4 8 3 4 2 7 6
単勝 360円 3,640円 140円 640円 450円 530円 470円 210円 710円 530円
馬連 1,600円 18,080円 600円 6,170円 1,360円 2,730円 880円 800円 14,300円 1,980円
馬単 2,960円 40,810円 810円 13,460円 2,490円 4,570円 1,720円 1,100円 22,790円 3,830円
3連複 2,110円 66,160円 1,520円 12,360円 6,560円 7,160円 1,860円 920円 52,870円 8,640円
3連単 13,200円 534,940円 4,210円 93,090円 28,270円 38,020円 7,520円 3,780円 315,300円 41,500円

チェック24~5歳が中心も、穴で狙えるのは6歳以上

 牡・セン馬の年齢別では、勝率と複勝率のトップが4歳馬、連対率は5歳馬で、この4~5歳馬が中心になる。ただ、6番人気以下の好走馬7頭はすべて6歳以上。一昨年は8番人気2着のサクラアンプルールが6歳、7番人気3着のロゴタイプが7歳馬。そして昨年も、6番人気3着のマルターズアポジーが6歳馬だった。穴を狙うなら、ベテランに注目したい。なお、牝馬で好走したのは14年の優勝馬・ヌーヴォレコルトと、昨年2着のアエロリットで、ともに4歳馬だった。
【性齢別成績(過去10年)】
性別 年齢 成績 勝率 連対率 複勝率 6番人気以下
牡・セン 4歳 3-1-4-15 13.0% 17.4% 34.8% 0-0-0-8
5歳 3-3-1-17 12.5% 25.0% 29.2% 0-0-0-10
6歳 2-4-2-24 6.3% 18.8% 25.0% 1-2-1-18
7歳~ 1-1-3-31 2.8% 5.6% 13.9% 0-1-2-26
牝馬 1-1-0-5 14.3% 28.6% 28.6% 0-0-0-3

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第63回 阪急杯(G3)

2月24日(日)阪神競馬場 芝1400m

 高松宮記念の前哨戦・阪急杯。これまで何度も条件が変化しており、06年からは距離が1400mになり、現在と同じ条件で行われている。過去10年の勝ち馬からは、13年ロードカナロアと14年のコパノリチャードが続く高松宮記念を制している。また、09年2着ローレルゲレイロも高松宮記念を勝利している。さらに10年の勝ち馬エーシンフォワードは秋にマイルチャンピオンシップを優勝するなど、このレースで好成績を残した馬はその後、ビッグタイトルを獲得することが多い。昨年は7番人気のダイアナヘイローが勝利した。過去のデータから傾向を探っていく。

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チェック11~4番人気が堅実

 平均配当は馬連が3668円、3連単は30万885円。3連単は17年に248万円の大波乱となったが、5万円以下で決まったのが7回もあり平穏。1、2、4番人気がいずれも複勝率50%をキープしている。連対馬20頭中15頭が1~4番人気で決まっており、人気薄は来ても3着まで。二桁人気は70頭中2頭しか馬券に絡んでおらず、極端な穴馬が来ることはほとんどない。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 2-2-1-5 20.0% 40.0% 50.0%
2 3-1-2-4 30.0% 40.0% 60.0%
3 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
4 2-3-0-5 20.0% 50.0% 50.0%
5 0-1-3-6 0.0% 10.0% 40.0%
6 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
7 3-0-1-6 30.0% 30.0% 40.0%
8 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
9 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
10~ 0-0-2-68 0.0% 0.0% 2.9%

チェック24、5番人気の争い

 年齢別の成績は、4歳【1.4.7.20】はわずか1勝だが、複勝率が34.4%と高い。5歳【7.3.1.29】は最多の7勝を挙げて連対率は25%と高いが、複勝率は27.5%で4歳よりは低く。6歳以上は成績がよくなが、7歳以上で馬券に絡んだ4頭の人気は8、12、7、2。人気薄で狙いたい
【年齢別成績(過去10年)】
年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
4歳 1-4-6-21 3.1% 15.6% 34.4%
5歳 7-3-1-29 17.5% 25.0% 27.5%
6歳 1-2-1-40 2.3% 6.8% 9.1%
7歳以上 1-1-2-40 2.3% 4.5% 9.1%

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