ダービー

3歳馬の頂点を争う競馬の祭典・日本ダービー(東京優駿)が、5月28日(日)に東京競馬場の芝2400mで行われる。そこで、血統配合&データ解説書の決定版「パーフェクト種牡馬辞典2017-2018」を執筆した望田潤が有力馬の血統分析、「夢の4億円をつかむ WIN5 戦略シート ザ・ミリオン」の著者・小倉圭輔がWIN5的視点から見たG1予想、大ベストセラー「馬場のすべて教えます」の小島友実がG1レースが行われる馬場を解説。さらに前哨戦を振り返る。

■オークス

栗山求◎ソウルスターリング1着!
小倉圭輔 3連単20,130円的中!

■ケンタッキーダービー

栗山求◎、小倉圭輔◎のオールウェイズドリーミングが勝利!
競馬道OnLine編集部◎ルッキンアットリーが超人気薄2着激走

■小倉圭輔

天皇賞(春) 馬連1,040円 3連複610円 的中!
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予想者・解説者プロフィール
望田 潤
パーフェクト種牡馬辞典2017-2018

望田 潤(もちだ・じゅん)

1966年京都府生まれ。育成牧場従業員を経て競馬通信社に在籍、そこで笠雄二郎著『日本サラブレッド配合史』の影響を強く受ける。現在はフリーで、競馬情報サイト『血統屋』『netkeiba.com』月刊誌「サラブレ』『エクリプス』などでレース予想やコラムを執筆中。大手馬主の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」も毎日更新中。
「血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog」


日本ダービー
5月28日 東京10R 芝2400m

望田 馬名 性齢 斤量 騎手
1 1   ダンビュライト 牡3 57.0 武豊
1 2   アメリカズカップ 牡3 57.0 松若風馬
2 3   マイスタイル 牡3 57.0 横山典弘
2 4   スワーヴリチャード 牡3 57.0 四位洋文
3 5   クリンチャー 牡3 57.0 藤岡佑介
3 6   サトノアーサー 牡3 57.0 川田将雅
4 7   アルアイン 牡3 57.0 松山弘平
4 8   トラスト 牡3 57.0 丹内祐次
5 9   マイネルスフェーン 牡3 57.0 柴田大知
5 10   ベストアプローチ 牡3 57.0 岩田康誠
6 11   ペルシアンナイト 牡3 57.0 戸崎圭太
6 12   レイデオロ 牡3 57.0 ルメール
7 13   カデナ 牡3 57.0 福永祐一
7 14   ジョーストリクトリ 牡3 57.0 内田博幸
7 15   ダイワキャグニー 牡3 57.0 北村宏司
8 16   キョウヘイ 牡3 57.0 高倉稜
8 17   ウインブライト 牡3 57.0 松岡正海
8 18   アドミラブル 牡3 57.0 M.デム

 皐月賞をレースレコードで制したアルアイン。不利を受けたシンザン記念以外はすべて勝利しており、二冠の可能性は高そうだ。
 アドミラブルは前走の青葉賞を2分23秒6の好タイムで快勝した。初の青葉賞からのダービー馬誕生なるかに期待がかかる。
 皐月賞でアルアインとクビ差の2着だったペルシアンナイト。戸崎騎手に乗り替わって、大舞台に挑む。
 サトノアーサーは皐月賞には出走せず、ここ一本に絞った。鋭い切れ味を武器に、府中の直線で躍動しそうだ。
 ダンビュライトはここ3戦続けて3着。距離延長はプラスに働きそうだ。鞍上の武豊がどんな手綱さばきを見せるか。
 そのほか、久々のレースとなった皐月賞で5着のレイデオロ、共同通信杯の勝ち馬スワーヴリチャード、皐月賞4着馬クリンチャー、プリンパルSを快勝したダイワキャグニー、決め手鋭いカデナなどが出走を予定している。(KOL編集部)


血統+データから見た注目馬をピックアップ!

望田潤’s EYE

  • アドミラブル
  • 牡3歳・栗東・音無厩舎
  • しなやかなディーマジェスティ
ディープインパクト サンデーサイレンス ヘイロー
Wishing Well
ウインドインハーヘア アルザオ
Burghclere
スカーレット シンボリクリスエス クリスエス
ティーケイ
グレースアドマイヤ トニービン
バレークイーン

 イサベルの全弟で、ヴィクトリーやリンカーンの甥。フサイチコンコルドやアンライバルドなども出るおなじみバレークイーンの牝系。ディープインパクト×シンボリクリスエスは他にこれといった大物は出ていないが、母父ロベルト系はディーマジェスティ、ゼーヴィント、モンドインテロ、シルバーステートなどと同じで、男馬のほうが走る配合といえる。母系にサドラーズウェルズが入るのもディーマジェスティと同じで、ディープ産駒にしては力強い走りも似ているが、母系にシアトルスルーが入ってナスキロのクロスになるぶんこちらのほうがストライドで走れる。パワー、斬れ味、スタミナいずれもハイレベルで、瞬発力勝負でも持続力勝負でも満点の結果を出してきて弱点らしい弱点が見当たらない。しかし飛び抜けた一芸に特化してないので、どこでも好走するが大一番では常に2着…というリンカーンに近いイメージも描ける馬だ。最も好走の確率が高いのは間違いないが。

望田潤’s EYE

  • アルアイン
  • 牡3歳・栗東・池江寿厩舎
  • エーピーインディ+リアルインパクト
ディープインパクト サンデーサイレンス ヘイロー
Wishing Well
ウインドインハーヘア アルザオ
Burghclere
ドバイマジェスティ Essence of Dubai プルピット
イピトミー
Great Majesty グレイトアバヴ
Mistic Majesty

 母ドバイマジェスティはBCフィリー&メアスプリント(米G1・ダ7F)勝ち馬で、他に北米短距離重賞を3勝。その父エッセンスオブドバイはスーパーダービー(米G2・ダ9F)やノーフォークS(米G2・ダ8F)の勝ち馬で、ナスルーラ≒ロイヤルチャージャー6・6・7・7・7・8・8×6・6・6・6を持つ。母が現役時代スプリンターだったディープインパクト牡駒といえばミッキーアイル、リアルインパクト、ヴァンセンヌ、ゼーヴィントなどがいるが、「父中距離×母短距離」の組み合わせだから先行力機動力に富む脚質に出たのは順当。母父にエーピーインディの血が入ったぶん少し胴伸びのある体型のリアルインパクト、というイメージの馬で、東京2400mよりは中山内2000mに向いたタイプには違いない。そこを立ち回りの巧さでカバーしたい。

望田潤’s EYE

  • サトノアーサー
  • 牡3歳・栗東・池江寿厩舎
  • 豪州で猛威をふるうパワー&スピード
ディープインパクト サンデーサイレンス ヘイロー
Wishing Well
ウインドインハーヘア アルザオ
Burghclere
キングスローズ リダウツチョイス デインヒル
Shantha's Choice
Nureyev's Girl ヌレエフ
Lakab

 母キングスローズはCJCニュージーランド1000ギニー(新G1・芝1600m)などに勝ったニュージーランド3歳牝馬チャンピオン。その父リダウツチョイスは豪リーディングサイアーで、オセアニアで最も成功したデインヒル系種牡馬。日本ではフルーキーの父、ヤングマンパワーの父父、キャンベルジュニアの母父として知られる。キングスローズはノーザンダンサーの強力な継続クロス(4・5×3・5・5)を持つので、ディープインパクト産駒としても後駆の発達が早く、2歳~3歳春の大レース向きの配合といえる。ただしリダウツチョイスはオセアニアで成功したデインヒル系だけあって、短距離~マイルのパワーとスピードを強く伝えるのは前記3頭を見てのとおり。本馬も体型や走りには母父の影響がかなり感じられる。

パーフェクト種牡馬辞典2017-2018

競馬予想に役立つ! 血統配合&データ解説書決定版、自由国民社刊行の『パーフェクト種牡馬辞典2017-2018』の編集を競馬道OnLine編集部が担当しました。

本書のおすすめコンテンツ 栗山求/望田潤両氏による主要71頭の血統チェック、POGファン必見、2017年産駒デビューの新種牡馬の紹介に加え、今年から、海外レース馬券発売開始に伴い外国種牡馬紹介を100頭へ拡大。また、2016年ランキング上位10頭は辻三蔵氏による産駒調教分析、久保和功氏による馬体分析、競馬番組プロデューサー美野真一氏による撮影時の種牡馬エピソードなど4ページで紹介。ぜひ、一度手に取ってご覧ください。

  • 競馬道OnLine編集部/栗山求/望田潤/辻三蔵/久保和功/野本秀樹/美野真一  定価 2,700円 B5 判/ 256ページ

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前哨戦Check!競馬道OnLine編集部による回顧

ステップレース1 皐月賞

写真:競馬ブック

2017年 4月16日(日) 中山11R 皐月賞  18頭 芝2000m

馬番 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 人気
1 11 アルアイン 牡 3 松山弘平 57 1.57.8 9
2 7 ペルシアンナイト 牡 3 M.デム 57 クビ 4
3 10 ダンビュライト 牡 3 武豊 57 3/4 12
4 16 クリンチャー 牡 3 藤岡佑介 57 1 1/4 13
5 5 レイデオロ 牡 3 ルメール 57 クビ 5
不利で競馬にならなかったシンザン記念(6着)を除けば、これで4戦4勝。裏街道を歩んできたアルアインが一躍ヒーローに。好スタートから一旦控えて好位から。1人気に推された牝馬ファンディーナが先に仕掛けると、手応えが一瞬悪くなったが、直線では同厩のペルシアンナイトが内で粘るところを差し切って快勝。直線ややよれていたので、本番は距離延長がカギ。上位では休み明け5着レイデオロの末脚に見どころあり。

ステップレース2 青葉賞

写真:競馬ブック

2017年 4月29日(土) 東京11R 青葉賞 12頭 芝2400m

馬番 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 人気
1 10 アドミラブル 牡 3 M.デム 56 2.23.6 1
2 9 ベストアプローチ 牡 3 岩田康誠 56 2 1/2 4
3 6 アドマイヤウイナー 牡 3 秋山真一 56 1 1/4 8
4 4 ポポカテペトル 牡 3 ルメール 56 ハナ 3
5 2 サーレンブラント 牡 3 柴山雄一 56 1 3/4 10
デビュー戦こそ仕上がり途上で9着と敗れたアドミラブル。その後ノドの手術を経て、復帰後は順調に勝利を重ね、このレースに初の東上。広いコースが合っているのか、出遅れながらも4コーナーでマクり気味に進出、直線でもあっさり抜け出し、圧倒的1番人気に応えた。本番と同じ2400mの距離で連勝しているのは、他馬にはない魅力。今回のようにゆっくりめのスタートからマクっていく戦法なら本番でもチャンス十分。

ステップレース3 毎日杯

写真:競馬ブック

2017年 3月25日(土) 阪神11R 毎日杯 8頭 芝1800m外

馬番 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 人気
1 3 アルアイン 牡 3 松山弘平 56 1.46.5 2
2 1 サトノアーサー 牡 3 川田将雅 56 1/2 1
3 6 キセキ 牡 3 シュタル 56 1/2 7
4 7 プラチナムバレット 牡 3 池添謙一 56 2 5
5 5 トラスト 牡 3 丹内祐次 56 1 3/4 6

 

アルアインが皐月賞を勝ち、4着プラチナムバレットがその後京都新聞杯を制するなどレースレベルが高かった一戦。断然1番人気に推されたサトノアーサー。エンジンのかかりが遅いタイプも、行きたがる面もあるという幼さは残る。成長途上で粗削りながら、末脚の破壊力は十分。このレースも後方から直線だけで半馬身差まで追い詰めた。軽い芝向きで、重馬場は減点。条件全てが整ったときに勝ち負けまで持ち込める。

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予想者・解説者プロフィール
小島友実
馬場のすべて教えます

小島 友実(こじま ともみ)

競馬キャスター&ライター。1996年、ラジオ短波(現ラジオNIKKEI)「中央競馬実況中継」で競馬の仕事をスタート。03年より始めた馬場取材はライフワーク。15年1月、小倉競馬場での馬場取材をもって、JRA全10場の馬場を踏破した。現在、出演中の番組は、グリーンチャンネル「トラックマンTV」、ラジオNIKKEI「中央競馬実況中継」。また週刊競馬ブックで「小島友実の好奇心keiba それ行け!現場」を連載している。


小島友実のGⅠの馬場 すべて教えます

今年のダービーもやっぱり内枠!?アドミラブルの大外18番は・・・!?

 先週のオークス。当コラムで、オークスは良馬場なら内枠有利。稍重なら外枠有利という内容のことを書きました。暑いくらいの好天に恵まれ、良で行われた今年のオークス。勝ったのは1枠2番のソウルスターリング。2着は1枠1番のモズカッチャン。ソウルスターリングが抜けて強かったとはいえ、2着は1枠から内を上手く立ち回ったモズカッチャンでしたから、良馬場なら内枠という傾向は今年も健在でしたね。
 先週の土日の馬場傾向も、11あった芝のレースのうち、1枠馬が4勝。脚質別成績は逃げ切り4勝、先行馬2勝、中団馬4勝、後方馬1勝。ペースによっては差しが届くものの、基本的には先行馬&インを上手く立ち回った馬に向く馬場となっていました。

 さて今週末はいよいよ競馬の祭典、日本ダービー! 2014年に生まれたサラブレッド7015頭の中から頂点を決める一戦です。
 ダービー週ということで、今週木曜日に東京競馬場の馬場造園課の二村課長に、現在の芝の状態を伺いました。
「今週からCコースに替わった事で、先週までの傷みは概ねカバーされました。今年はヴィクトリアマイルの前日に雨が降りましたが、各馬が直線で内側を避けていた為、傷みが分散し、内、外でそれほど差はありません。去年のほうが好天の日が多く雨は少なかったのですが、芝の状態としては昨年とほぼ同じくらいです。内側の芝も洋芝が切れている箇所は下の野芝がしっかりしていますよ」
 ということで、芝は昨年と同じくらい良いコンディションだそうです。ただ先週と違って、今週は金曜日にまとまった雨が降ったので、その影響が時計面や脚質面などに少し出るかもしれません(詳しくは後半で書きます)。
 馬場的な要素からダービーを語る上で重要なポイントは、今週から芝コースがCコースに替わるということです(最内から6mの所に移動柵)。
 そして昨年も書きましたが、「日本ダービーはとにかく内枠。特に1枠が良いレース」です。もうこのことはおわかりの方も多いと思いますが、改めて、過去10年を振り返ってみましょう。

データ(1)
過去10年の日本ダービー枠順別成績
・1枠 5‐2-1-12/20
・2枠 2-0-3-15/20
・3枠 1-0-0-19/20
・4枠 0-3-2‐14/19
・5枠 1-1-1-17/20
・6枠 0-2-1-17/20
・7枠 1-1-2-26/30
・8枠 0-1-0-28/29

 データ(1)を見てもわかるように、過去10年のうち、1枠馬が5勝。過去5年で見ても、4年連続で1枠の馬が馬券に絡んでいます! 過去10年で1枠が3着内に来なかったのは、2度だけです(しかし、そのうち1回は2枠の馬が勝っている)。
 ちなみに、オークスでは道悪になると外枠有利になるので、ダービーではどうなるのか気になる方もいると思います。道悪になった09年のダービーは1枠1番のロジユニヴァースが勝利し、同じく不良だった11年は3枠5番のオルフェーヴルが勝ちましたから、ダービーは馬場状態を問わず内枠有利と言えます。これはやはり、Cコース替わりであることが影響しているのでしょう。

 次に脚質別成績を見ていきましょう。先週のオークスの当コラムでは、「オークスでは逃げ・先行馬は苦戦。軸馬は中団馬から」と書きましたが、ダービーはどうなるかというと、データ(2)を見てもわかるように、逃げ馬は苦戦傾向も、先行馬の台頭はオークスよりぐっと上がります

データ(2)
過去10年の日本ダービー脚質別成績
・逃げ 0-1-1-8/10
・先行 2-3-1-28/34
・中団 6-5-6-68/85
・後方 2-1-2-44/49
・マクリ0-0-0-0/0

 では、ダービー当日の馬場がどうなりそうかを考えていきましょう。

 

(続きは土曜日に有料会員ページで更新予定!)

 

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予想者・解説者プロフィール
小倉圭輔

小倉圭輔(おぐら・けいすけ)

1983年新潟県生まれ。マスメディアなど主観的情報に左右されない信頼できる指標としてフラット指数を発案。3連単発売以降、「100円均等買いでも年間回収率100%」を超えられる理論・馬券術こそ正しい理論・馬券術との考えから、フラット指数馬券術=フラットメソッドを完成させる。主な著書は『夢の4億円をつかむ WIN5 戦略シート ザ・ミリオン』(競馬道OnLine ポケットブックシリーズ)、『年間回収率150% 100円玉で始めるフラット指数馬券術』(Kindle版)など。

小倉圭輔の予想

WIN5的視点から見たG1予想

 ダービー過去10年の勝ち馬は1~3番人気馬が9勝、その内1番人気馬が4勝と、世代の頂点を決める一戦だけあって、上位人気馬が強い。

 ダービー週WIN5過去6回の配当は2011年から順に55万円、79万円、3537万円、1億8249万円、28万円、255万円と、対象5レース目のダービーでは全て上位人気馬が勝っているが、取り頃の配当から超高配当が並ぶ。また2011年以外は東京8RがWIN5対象1レース目となる変則的なWIN5となっているが、WIN5が発売されて以降この東京8Rで1,2番人気馬が勝ったことは1度もない

 これらを踏まえると、1レース目で人気サイドを買うとしても3,4番人気馬、人気薄を買うなら2015年のように1レース目で7番人気馬が勝ち以降1~3番人気馬が4勝というパターンか、1レース目で人気薄が勝った上で対象2~4レース目いずれかでも人気薄が勝っている2013年,2016年のパターンが過去のダービー週WIN5の傾向と言え、今年もまずは対象1レース目の青嵐賞が注目となる。

 ただ、大混戦の今年のダービーで過去の傾向と同様に考えていいか不安はある。皐月賞のときから出走馬の戦績など2007年のメンバー構成に似ていると感じていたが、その皐月賞が2007年以来3連単100万円超えの高配当となり、2007年のダービーはというと牝馬のウオッカが勝ったのである。

 今年牝馬の参戦はないが、2007年のダービー2着馬は皐月賞7着からNHKマイル11着を経て巻き返したアサクサキングスだったこともあり、今年の皐月賞で7着だった牝馬のファンディーナが参戦してきたら面白いかとも考えていた。いずれにしても今年も休み明けを一度使ったレイデオロや相性の良い東京コースに替わるスワーヴリチャードなどを筆頭に皐月賞からの巻き返し組には注意が必要だろう。

 2007年にダブらせて考えすぎという気もするが、ダービーを勝ったウオッカは牝馬ということは置いておくとして、桜花賞からの参戦と前例のないローテーションでもあった。

 それで言うと今年、今までにダービーを勝ったことのないローテーションの馬にも注目と言えるかもしれない。毎日杯から参戦のサトノアーサーや、同じ東京2400mの前哨戦でありながら勝ち馬が出ていないのが不思議でもある青葉賞組がいよいよジンクスを打ち破るのかもしれない。

 青葉賞を圧勝したアドミラブル。デビュー戦こそ病気の影響もあってか9着と大敗したが、 その後能力の違いを見せつけるかのような圧巻の内容で目下3連勝中である。

 ケンタッキーダービーのコラムに書いたことだが、欧米にはデビュー初戦で負けてその後連勝街道まっしぐらという名馬が多い印象がある。2015年アメリカ3冠馬アメリカンファラオ、今年のドバイWC勝ち馬アロゲート、今年の英2000ギニー勝ち馬チャーチルなど直近にもこれだけの名馬がいる。

 日本馬も欧米にならって新時代突入というか、いよいよこのパターンの名馬が出現するのかもしれない。

 

(小倉圭輔氏の予想は土曜日に有料会員ページで更新予定!)

 

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