重賞データcheck

 今週は3歳牡馬クラシックの最終戦・菊花賞が京都3000mで行われる。さらに富士Sも開催される。そこで、過去のデータからこれらの重賞レースの傾向を占う。

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第79回 菊花賞(G1)

10月21日(日) 京都競馬場 芝3000m

 牡馬クラシックの最終戦・菊花賞。今年で79回目と長い歴史を誇り、これまで7頭の三冠馬が誕生した。近年では、11年のオルフェーヴルが断然の1番人気に応えて三冠を達成し、翌12年のゴールドシップは後にグランプリ3勝などの大活躍。15年のキタサンブラックはその後、天皇賞連覇やジャパンC制覇などの実績を残した。今年はダービー馬不在となったが、同レース2着で皐月賞馬のエポカドーロのほか、夏~秋前半に力をつけた新勢力も多く顔を揃える。ここから超一流馬への道を歩み出すのはどの馬か。過去の傾向を見てみよう。

過去のデータをCheck!

チェック11番人気は安定も、人気馬同士の決着は少ない

 過去10年、1番人気は複勝率80.0%と安定した成績。ただ、昨年は1番人気のキセキが勝ったものの、9年ぶりに馬連万馬券で、3連単も50万馬券。単勝1倍台の馬がいた11~13年は相手も比較的平穏だったが、その他の年は1番人気が消えたり、馬券に絡んでも相手が穴馬だったりと、荒れ模様の印象もある。それは2~4番人気計【1.3.2.24】連対率13.3%止まりというあたりにも現れており、人気馬に偏りすぎない狙いが必要だ。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 6-1-1-2 60.0% 70.0% 80.0%
2 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
3 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
4 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
5 1-2-0-7 10.0% 30.0% 30.0%
6 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0%
7 1-1-2-6 10.0% 20.0% 40.0%
8 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
9 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
10 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
11~ 0-1-2-77 0.0% 1.3% 3.8%
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
08 09 10 11 12 13 14 15 16 17
1着人気 1 8 7 1 1 1 3 5 1 1
2着人気 15 7 1 2 5 5 4 2 9 10
3着人気 9 6 13 3 7 3 7 1 6 13
単勝 370円 1,920円 2,320円 140円 140円 160円 690円 1,340円 230円 450円
馬連 17,820円 9,410円 2,170円 330円 960円 950円 2,640円 3,870円 3,510円 10,660円
馬単 26,980円 20,140円 7,440円 400円 1,140円 1,170円 4,470円 9,960円 4,720円 15,890円
3連複 92,720円 46,070円 46,410円 1,050円 4,830円 3,910円 13,340円 4,640円 17,550円 136,350円
3連単 523,990円 316,950円 338,840円 2,190円 12,450円 11,750円 59,220円 38,880円 69,380円 559,700円

チェック21~2枠注目、3~4枠は近年不振

 枠番別の成績では、1、2枠がそれぞれ3勝ずつを挙げ、連対率20%を超えるのもこの1、2枠のみ。近5年では1枠が成績を落としているものの、2枠は逆に近年が好成績で、いずれにしても内枠が悪いことはなさそうだ。ただ、その隣の3~4枠は、過去5年で20頭すべてが馬券圏外。また、5枠も過去5年連対がなく、中枠はこのところ不振傾向にある。外では7枠が上々だ
【枠番別成績(過去10年)】
成績 勝率 連対率 複勝率 過去5年
1 3-1-1-15 15.0% 20.0% 25.0% 1-0-0-9
2 3-3-0-14 15.0% 30.0% 30.0% 3-2-0-5
3 1-0-1-18 5.0% 5.0% 10.0% 0-0-0-10
4 0-0-0-20 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-10
5 0-1-2-17 0.0% 5.0% 15.0% 0-0-2-8
6 0-2-2-16 0.0% 10.0% 20.0% 0-2-0-8
7 3-2-3-22 10.0% 16.7% 26.7% 1-1-2-11
8 0-1-1-28 0.0% 3.3% 6.7% 0-0-1-14

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第21回 富士ステークス(G3)

10月20日(土)東京競馬場 芝1600m

 ジャパンカップが創設された81年に、そのトライアル的な意味合いではじまった富士ステークス。何度か条件が変更された後、00年からはマイルCSの前哨戦として、芝1600mで行われるようになった。最近では11年の優勝馬エイシンアポロンと14年の7着馬のダノンンシャークが続くマイルCSを制している。また、09年の9着馬マイネルファルケ、10年の1着馬ダノンヨーヨー、16年の2着馬イスラボニータ、昨年の優勝馬エアスピネルなどがいずれもマイルCSで2着に入るなど、マイルCSとの関連性が高い。今年はどの馬が勝つだろうか。過去のデータから傾向を探る。

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チェック1最近3年は堅いが基本的には荒れる

 平均配当は馬連が8321円で、3連単は51万2599円と大荒れ。馬連は万馬券が3回も飛び出しているが、最近3年は1000円台と比較的堅く収まっている。1~5番人気の複勝率はすべて40%以下で、上位人気はどれも信頼できない。二桁人気が8頭も馬券に絡んでいるように、毎年のように穴馬が激走している。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 3-1-0-6 30.0% 40.0% 40.0%
2 2-0-1-7 20.0% 20.0% 30.0%
3 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
4 2-2-0-6 20.0% 40.0% 40.0%
5 1-1-2-6 10.0% 20.0% 40.0%
6 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
7 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
8 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
9 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
10~ 0-3-5-63 0.0% 4.2% 11.3%

チェック24歳が強く、人気の3歳と5歳は危険

 年齢別の成績では、4歳【4.3.3.12】が複勝率45.5%と好走確率が抜群に高い。5歳【3.3.3.31】は4歳とほぼ同じく9頭が馬券に絡んでいるが、複勝率は22.5%と平均的。3歳【3.1.3.33】も複勝率17.1%と今ひとつ。6歳以上は未勝利で成績が良くない。ちなみに1~3番人気の場合、4歳【4.1.1.2】は信頼できるが、5歳【1.0.1.7】や3歳【1.1.0.8】は期待を裏切ることが多い。
【年齢別の成績(過去10年)】
年齢 成績 勝率 連対率 複勝率 1~3番人気
3歳 3-1-3-34 7.3% 9.8% 17.1% 1-1-0-8
4歳 4-3-3-12 18.2% 31.8% 45.5% 4-1-1-2
5歳 3-3-3-31 7.5% 15.0% 22.5% 1-0-1-7
6歳 0-3-0-33 0.0% 8.3% 8.3% 0-0-0-3
7歳以上 0-0-1-21 0.0% 0.0% 4.5% 0-0-0-0

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