今週は、2014年の3歳クラシック第1弾・皐月賞が、中山競馬場の芝2000mを舞台に繰り広げられる。そこで、血統配合&データ解説書の決定版「パーフェクト種牡馬辞典2014-2015」を執筆した栗山求が有力馬の血統分析、「みんなが忘れたG1勝ち馬、穴馬 見えない法則 2014春」の水野宙がとっておきの穴馬予想を披露する。

栗山求
皐月賞 ○◎で馬連920円的中!
水野宙
桜花賞 3連単2,540円的中!
望田潤
桜花賞 馬単450円的中!
  的中馬券

 

栗山求氏の予想はこちら▼ 水野宙氏の予想はこちら▼

 

著者プロフィール

パーフェクト種牡馬辞典2014-2015
栗山求

栗山求(くりやまもとむ)

1968年青森生まれ。東京育ち。大学在学中の89年に競馬通信社に入社し、血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務める。96年に『驚異の血統データ事典』(日本文芸社)を上梓。97年退社。現在は『netkeiba.com』『競馬王』、毎年春に刊行される『POGの達人』『競馬王のPOG本』などさまざまな媒体に寄稿するほか、グリーンチャンネル、JRAイベントにも不定期で出演中。10年に株式会社ミエスクを設立し代表取締役に就任。
血統・配合の総合競馬サイト「血統屋」を主宰する。http://miesque.com/
「栗山求の血統BLOG」を毎日更新中。
http://kuriyama.miesque.com/


見えない法則2014

水野 宙(みずの そら)

競馬研究家。最小の投資で最大の利益をモットーに「サラリーマンこそ予想の精度を上げて 3 連単で勝負すべき」を持論にしている。大量のデータを駆使して勝ち馬、穴馬のパターンを導き出し3連単的中につなげる予想を得意にしている。牝系血統、オッズ解析、タイム指数、コース分析などハイブリッドな要素を組み合わせ、そのレースに最も合った切り口を見つける。自身のホームページでは 100 万馬券を獲るための様々な試みを紹介している。

 

皐月賞
4月20日 中山11R 芝2000m

栗山 馬名 性齢 斤量 騎手
1 1 ワンアンドオンリー 牡3 57.0 横山典弘
1 2 イスラボニータ 牡3 57.0 蛯名正義
2 3   クラリティシチー 牡3 57.0 内田博幸
2 4   クリノカンパニー 牡3 57.0 江田照男
3 5   アデイインザライフ 牡3 57.0 田辺裕信
3 6 アドマイヤデウス 牡3 57.0 岩田康誠
4 7 トーセンスターダム 牡3 57.0 武豊
4 8   ステファノス 牡3 57.0 後藤浩輝
5 9   スズカデヴィアス 牡3 57.0 シュタル
5 10 ベルキャニオン 牡3 57.0 福永祐一
6 11   ロサギガンティア 牡3 57.0 柴田善臣
6 12   タガノグランパ 牡3 57.0 石橋脩
7 13   キングズオブザサン 牡3 57.0 浜中俊
7 14   バウンスシャッセ 牝3 55.0 北村宏司
7 15   コウエイワンマン 牡3 57.0 松岡正海
8 16   アジアエクスプレス 牡3 57.0 戸崎圭太
8 17 トゥザワールド 牡3 57.0 川田将雅
8 18   ウインフルブルーム 牡3 57.0 柴田大知

 トゥザヴィクトリーの仔トゥザワールドは、新馬こそ敗れたが、その後4連勝で弥生賞も勝利した。今回も楽しみだ。
 トーセンスターダムは3戦3勝と土つかず。無敗の皐月賞馬誕生の期待がかかる。
 ワンアンドオンリーはラジオNIKKEI杯の勝ち馬。休み明けの弥生賞はトゥザワールドとタイム差なしの2着。逆転を狙う。
 そのほか、東スポ杯2歳S、共同通信杯と重賞2連勝中のイスラボニータ、2歳王者アジアエクスプレス、スプリングSの覇者ロサギガンティア、若葉Sを快勝したアドマイヤデウス、2戦2勝のスズカデヴィアスらが出走を予定している。(KOL編集部)

 

 

血統+データから見た注目馬をピックアップ!

 

栗山求’s EYE

  • トゥザワールド
  • 牡3歳・栗東・池江寿厩舎
  • センスがあり中山向き
 
キングカメハメハ キングマンボ ミスタープロスペクター
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
トゥザヴィクトリー サンデーサイレンス ヘイロー
Wishing Well
フェアリードール ヌレエフ
ドリームディール

 桜花賞のハープスターを見ても分かるとおり、断然の実力の持ち主であっても、極端な競馬しかできなければ苦戦は免れない。器用さが問われる小回りの中山コースならなおさらだ。トゥザワールドの長所はレース上手であること。キングカメハメハ産駒は気性が安定しているので、好位でうまく立ち回れるタイプが目に付く。レース運びの巧みさ、癖のなさがあらゆる条件で好成績を収めるオールラウンダーとしての下地となっている。「キングカメハメハ×サンデーサイレンス」は直線の長いコースや外回りコースに向くが、ヌレイエフ4×3というパワフルなクロスを持つので、小回りコースにも十分対応している。全兄トゥザグローリーは有馬記念で2年連続3着と好走した。位置取り自在で確実に末脚を伸ばすタイプなので、小回りコースでは崩れづらい。母トゥザヴィクトリーはエリザベス女王杯の勝ち馬で、2代母フェアリードールはハイペリオンの塊。この底力は大レース向きだ。

 

栗山求’s EYE

  • トーセンスターダム
  • 牡3歳・栗東・池江寿厩舎
  • 目標はダービーだがハイペースなら
 
ディープインパクト サンデーサイレンス ヘイロー
Wishing Well
ウインドインハーヘア アルザオ
Burghclere
アドマイヤキラメキ エンドスウィープ フォーティナイナー
Broom Dance
エヴリウィスパー ノーザンテースト
クラフティワイフ

 母アドマイヤキラメキは「エンドスウィープ×ノーザンテースト」で、ミスタープロスペクター3×4。小回りコースは十分OKの配合だが、息子のトーセンスターダムはいかにもディープ産駒らしい末脚を武器とするタイプ。デビューから3戦連続で上がり最速を記録している。4分の3同血(父が同じで母同士が親子)のトーセンホマレボシは外回りコースの京都新聞杯を制し、ダービーでも3着に粘った。ホマレボシと同血(父が同じで母同士が全姉妹)のヒストリカルは阪神外回りコースの毎日杯を差し切った。このファミリーにディープインパクトを交配すると父の特長が優越して表れるようだ。陣営も長い直線向きと認識しているようで、目標はあくまでもダービー。中山芝はBコースに替わってから時計が速くなっており、外差しが利くようになってきたのは好材料。ディープインパクト産駒でも勝負になるコンディションだ。ハイペースで展開するようならおもしろい。

 

栗山求’s EYE

  • イスラボニータ
  • 牡3歳・美浦・栗田博厩舎
  • 自分のリズムで走れば好走可能
 
フジキセキ サンデーサイレンス ヘイロー
Wishing Well
ミルレーサー Le Fabuleux
マーストンズミル
イスラコジーン コジーン Caro
Ride the Trails
Isla Mujeres クラフティプロスペクター
Lido Isle

 フジキセキ産駒は牡馬クラシックで過去23戦未勝利。ただ、2着4回のうち3回は皐月賞で、そのうち2回は中山で行われたレースだった。長距離は苦手なので、三冠レースのなかで最も距離が短い皐月賞は好走しやすいレース。ただ、中山芝2000mは[3・11・3・53]という着度数が示すとおり、2着が多く1着が少ない。メンバー中1、2を争う実力の持ち主ではあるが、単勝や、この馬を軸とした馬単系の馬券はやや買いづらいところがある。母の父コジーンの影響を感じさせるトビが大きなフォームだけに、小回りコースが合っているとはいえないが、一方で好位を器用に立ち回れる自在性を備えているので、右回りに戸惑うことがなければ中山替わりはマイナスではない。前走からの1ハロンの距離延長も問題ない。懸念があるとすればスローペース。バンドワゴンの回避でゆったりとした流れになることが見えている。前走の共同通信杯は序盤に行きたがる素振りをみせて折り合うまでにしばらく時間がかかった。ゲートの出のいい馬ではないだけに、2番枠で出負けして周りを囲まれ、窮屈な体勢のなか自分のリズムで走れないというストレスが掛かると、コジーンの揉まれ弱さが頭をもたげる危険性がある。

 

パーフェクト種牡馬辞典2014-2015

 

競馬予想に役立つ! 血統配合&データ解説書決定版、自由国民社刊行の『パーフェクト種牡馬辞典2014−2015』の編集を競馬道OnLine編集部が担当しました。

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栗山求の予想

 

自在性のある中山向き ◎トゥザワールドが勝つ

 ◎トゥザワールドは「キングカメハメハ×サンデーサイレンス」という組み合わせ。トゥザグローリー(京都記念、日経賞、日経新春杯、鳴尾記念、中日新聞杯)の全弟で、母トゥザヴィクトリーはエリザベス女王杯など4つの重賞を制した名牝。旺盛な活力を誇るファミリーなので何を交配してもそれなりの産駒が生まれる。キングカメハメハは非サンデー系の最高峰で、母にないミスタープロスペクターやラトロワンヌを補給できるのでベストの選択だろう。近い世代にサンデーサイレンス、キングカメハメハ、フェアリードールを併せ持つので、デニムアンドルビーとも配合構成がよく似ている。活力あるファミリーをしっかり活かすことのできる好配合馬だ。中山コース向きの優れた機動力の持ち主であることは前走の弥生賞で証明済み。位置取りが自在で、ラストにしっかりと脚を使えるタイプだけに、ペースの如何にかかわらず崩れるリスクが小さい。中山で行われた直近10回の皐月賞では、連対馬20頭のうち13〜18番枠が計9頭連対。外枠はむしろ有利だ。

 

結論
  • ◎(17)トゥザワールド
  • ○(2)イスラボニータ
  • ▲(11)ロサギガンティア
  • △(1)ワンアンドオンリー
  • △(7)トーセンスターダム
  • △(6)アドマイヤデウス
  買い目
  • 馬連(計9点)
    17⇒2、11、1、7、6
    2⇒11、1、7、6
  • 3連複:1頭軸(計10点)
    軸 17
    相手 2、11、1、7、6
  • 3連単:1頭軸マルチ(計60点)
    軸 17
    相手 2、11、1、7、6
  • ※買い目はKOL編集部の見解です

 

「みんなが忘れたGT勝ち馬、穴馬 見えない法則」から見た

皐月賞
の穴馬買いの
ポイント

1.2000mの重賞を上がり3F3番手までで勝鞍がある馬は買っておく

 

ダノンバラードはラジオNIKKEI杯2歳S、芝2000mを勝って、共同通信杯で1番人気ながらまさかの9着に終わり、皐月賞では8番人気まで人気を落とした。しかし、距離が2000mに戻り前々で競馬を進め3着に粘った。ラジオNIKKEI杯2歳S勝ち馬は人気を落とした時こそ買いだ。

 

※書籍を買うと、全ての穴馬買いのポイントや、過去5年の傾向からの馬券のヒント、人気を裏切るパターンがわかります。

 

栗山求
皐月賞 ○◎で馬連920円的中!
水野宙
桜花賞 3連単2,540円的中!
望田潤
桜花賞 馬単450円的中!
  的中馬券

水野宙の予想

 

◎ワンアンドオンリーと○アドマイヤデウスが中心

 大混戦の皐月賞。「見えない法則」の考え方はやはり3歳のこの時期に最も成長力が高く、能力をピークに持ってくる馬を選ぶこと。その馬をどのようにして見つけるかというと牝系の血統を重視する。今回の出走馬で過去皐月賞の勝ち馬の牝系ラインは◎ワンアンドオンリーと○アドマイヤデウスの2頭。穴馬ステップレース若葉S勝ちのアドマイヤデウス騎乗の岩田はここ5年の皐月賞に4回騎乗して全て馬券になっている。人気がない時こそ狙い目だ。

底力ある▲ロサギガンティア

 △トゥザワールドは名馬の多い一族だが、なぜか牡馬クラシックでは馬券にならないので過信はできない。トーセンスターダムの近親にトーセンホマレボシやトーセンジョーダンがいるが、トーセンホマレボシが皐月賞に間に合わなかったようにこの一族も本格化は先とみて消し。▲ロサギガンティアはスプリングS勝ち馬で出遅れながら巻き返す底力を見せた。内枠を引いて先行しやすい△イスラボニータまでを頭とし、3着△アジアエクスプレス△クラリティシチーで馬券を組み立てたい。

 

結論
  • ◎(1)ワンアンドオンリー
  • ○(6)アドマイヤデウス
  • ▲(11)ロサギガンティア
  • △(17)トゥザワールド
  • △(2)イスラボニータ
  • △(16)アジアエクスプレス
  • △(3)クラリティシチー
  買い目
  • 馬連(計2点)
    1−6、1−11
  • 3連単:フォーメーション(計120点)
    1着:1、6、11、17、2
    2着:1、6、11、17、2
    3着:1、6、11、17、2、16、3

 

見えない法則

 

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