重賞データcheck
 今週はサマーマイルシリーズの中京記念が小倉芝1800mで行われる。そこで、過去のデータからこれらの重賞レースの傾向を占う。
◎文字化けする場合は→
◆ コンテンツメニュー ◆

第72回 中京記念(G3)

7月21日(日) 小倉競馬場 芝1800m

 中京競馬場の重賞ではもっとも長い歴史を持つ中京記念。しかし近年は代替開催が多く2020年は阪神、2021〜22年は小倉。昨年は本来の中京に戻ったものの、今年は再び小倉で行われる。小倉での代替により距離は1800mになるが、引き続きサマーマイルシリーズの第2戦として施行。同シリーズがはじまった2012年以降の本競走優勝馬のうち、13年のフラガラッハ、15年のスマートオリオン、そして17年のウインガニオンが夏のマイル王の座に就いた。今年はどんな結果が待っているのか。過去の傾向を分析したい。
過去のデータをCheck!

チェック15、6番人気に妙味あり

 過去10年、1番人気は【2.0.4.4】で連対率は20.0%だが、複勝率は60.0%とハンデ戦としてはまずまず。2〜4番人気は複勝率20.0%で横並びで、このあたりよりは5番人気同40.0%、6番人気同60.0%のほうが妙味がある。小倉で代替された2021年は1→6→5番人気、22年は6→10→1番人気と、代替時でもこの1、5、6番人気は注目ということで良さそうだ。全体を通してみると2桁人気馬の好走も少なからず見られ、小倉でも1頭好走しているだけに、大穴狙いもおもしろい。
※データ分析なら競馬道OnLineデータや競馬Compassがおすすめ
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 小倉芝18 同複勝率
1 2-0-4-4 20.0% 20.0% 60.0% 1-0-1-0 100.0%
2 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0% 0-0-0-2 0.0%
3 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0% 0-0-0-2 0.0%
4 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0% 0-0-0-2 0.0%
5 1-1-2-6 10.0% 20.0% 40.0% 0-0-1-1 50.0%
6 2-4-0-4 20.0% 60.0% 60.0% 1-1-0-0 100.0%
7 2-0-0-8 20.0% 20.0% 20.0% 0-0-0-2 0.0%
8 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0% 0-0-0-2 0.0%
9 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0-0-0-2 0.0%
10 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0% 0-1-0-1 50.0%
11〜 1-2-0-55 1.7% 5.2% 5.2% 0-0-0-8 0.0%
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
コース 中京芝1600m 阪神芝16 小倉芝1800m 中京芝16
1着人気 7 6 7 5 1 3 18 1 6 8
2着人気 11 13 6 2 5 6 6 6 10 2
3着人気 5 3 4 1 4 1 9 5 1 1
単勝 1,520円 1,220円 1,170円 900円 500円 490円 16,300円 440円 1,160円 1,660円
馬連 20,090円 17,070円 5,110円 2,640円 2,430円 2,580円 80,010円 2,330円 15,860円 4,430円
馬単 34,650円 30,130円 11,700円 5,480円 4,570円 4,590円 176,170円 3,800円 28,790円 10,380円
3連複 60,030円 38,850円 14,750円 3,590円 5,420円 3,100円 382,480円 5,020円 17,920円 4,420円
3連単 428,240円 256,590円 87,790円 22,780円 25,980円 15,690円 3,302,390円 25,030円 142,070円 40,300円

チェック2牡・セン馬は5、6歳馬が中心

 2019年に3歳馬のワンツー決着があったものの、牡・セン馬の連対馬はほとんどが5歳以上。特に5歳【5.5.4.32】の好走が多く、複勝率も30.4%と優秀だ。次いで6歳が2勝。7歳以上は苦しい。3、4歳は数が少ないため中心という雰囲気にはならない。
 一方、牝馬は好走馬6頭を4、5歳で3頭ずつ分け合っている。また6頭中5頭は5番人気以内で4頭は1、2番人気。牝馬を買うなら人気馬中心になる。
※データ分析なら競馬道OnLineデータや競馬Compassがおすすめ
【性齢別成績(過去10年)】
性別 年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
牡・セン 3 1-1-0-5 14.3% 28.6% 28.6%
4 1-0-2-13 6.3% 6.3% 18.8%
5 5-5-4-32 10.9% 21.7% 30.4%
6 2-1-1-25 6.9% 10.3% 13.8%
7〜 0-1-0-30 0.0% 3.2% 3.2%
牝馬 1-2-3-23 3.4% 10.3% 20.7%

チェック3重ハンデ馬が好成績も……

 牡・セン馬のハンデ別成績をみると、好走馬が多いのは55キロ台【3.1.1.19】複勝率20.8%、56キロ台【1.5.4.27】同27.0%、そして57キロが【2.1.1.18】同18.2%と、全体としては重ハンデ馬が優勢。ただ57.5キロ以上になると【1.0.0.14】に終わっており、全体的に負担重量が重くなった昨年も57.5キロ以上は12、13、14着に大敗した。57キロまでが目安と言えそうだ。なお牝馬は52〜55.5キロの馬が好走している。
※データ分析なら競馬道OnLineデータや競馬Compassがおすすめ
【ハンデ別成績(過去10年、牡・セン馬)】
ハンデ 成績 勝率 連対率 複勝率
52kg台 1-1-0-4 16.7% 33.3% 33.3%
53kg台 1-0-0-7 12.5% 12.5% 12.5%
54kg台 0-0-1-16 0.0% 0.0% 5.9%
55kg台 3-1-1-19 12.5% 16.7% 20.8%
56kg台 1-5-4-27 2.7% 16.2% 27.0%
57kg 2-1-1-18 9.1% 13.6% 18.2%
57.5kg〜 1-0-0-14 6.7% 6.7% 6.7%

チェック4牡馬は前走マイル戦出走馬

 今年と同じ小倉芝1800mで行われた2021年、22年の結果をみると、牝馬の好走馬2頭はどちらもマーメイドSから200mの距離短縮。対して牡馬の4頭はいずれも1600mから200mの距離延長だった。ただ、同じサマーマイルシリーズである米子S組は【0.0.0.7】の不振なので注意したい。安田記念組なら凡走馬の巻き返しがあり、他のレースなら4〜5着までには入っていた馬が狙いになりそうだ。
※データ分析なら競馬道OnLineデータや競馬Compassがおすすめ
【小倉開催時の1〜3着馬と前走(2021〜22年)】
馬名 性齢 人気 着順 前走 前走人気 前走着順
2021 アンドラステ 牝5 1 1 マーメイドS 3 4
カテドラル 牡5 6 2 安田記念 9 12
クラヴェル 牝4 5 3 マーメイドS 5 2
2022 ベレヌス 牡5 6 1 谷川岳S 4 2
カテドラル 牡6 10 2 安田記念 18 18
ファルコニア 牡5 1 3 マイラーズC 4 3

チェック5栗東CWの馬ナリ調整馬に注目

 同じく小倉で代替された2回について、パソコン用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」で出走馬の追い切りを分析すると、栗東CW追い切り馬が【2.1.1.8】複勝率33.3%の好成績をマーク。好走馬の時計はまちまちだが、4頭とも馬ナリ調整だったことが共通点だ。栗東坂路組は該当馬が多い割に好走が少なく、複勝率11.5%と劣勢。好走した3頭ともラスト1ハロンが12秒1以下だったことで共通している。
「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。
【小倉開催時の主な追い切りコース別成績(2021〜22年)】
コース 成績 勝率 連対率 複勝率
栗東坂路 1-1-1-23 3.8% 7.7% 11.5%
栗東CW 2-1-1-8 16.7% 25.0% 33.3%
栗東B 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%
小倉ダ 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%