重賞データcheck
 昨年は後に天皇賞や有馬記念などG?で好走する馬も複数出走。見逃せない古馬中距離戦!
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第67回 アメリカジョッキークラブC(G2)

1月25日(日) 中山競馬場 芝2200m

 有馬記念の約1カ月後に、同じ中山競馬場で行われるアメリカJCC。大阪杯や春の天皇賞、宝塚記念へと繋がる古馬中〜長距離路線のG2競走だ。有馬記念からでも出走可能なレース間隔ということもあり、年によっては実力馬の参戦も見られる。グレード制導入後では1987年ミホシンザン、99年スペシャルウィークといったG1馬が優勝。近年では2020年にブラストワンピース(前々年の有馬記念馬)、そして昨年のダノンデサイル(前年の日本ダービー馬)が勝利を手にしている。今年はどの馬がG1戦線へ向け好発進を切るのか、過去の傾向を見てみよう。
過去のデータをCheck!

チェック1穴馬の激走は少ない

 過去10年、1番人気が連対率60.0%の好成績。ただ3着がないため、複勝率では3番人気が70.0%で1番人気を上回っている。優勝馬10頭中8頭が4番人気以内だが、7番人気が2勝を挙げており要注目。出走頭数があまり揃わない年もある関係で、8番人気以下の好走馬は2頭と少ない。配当面も考慮すると3〜7番人気あたりに妙味がありそうだ。3連単は2022年に72万馬券が出たが、全体としては3万円台以下が多い。
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【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 3-3-0-4 30.0% 60.0% 60.0%
2 2-1-0-7 20.0% 30.0% 30.0%
3 2-2-3-3 20.0% 40.0% 70.0%
4 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
5 0-2-2-6 0.0% 20.0% 40.0%
6 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
7 2-0-1-7 20.0% 20.0% 30.0%
8 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
9 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
10 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
11〜 0-1-0-41 0.0% 2.4% 2.4%
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
1着人気 2 7 2 7 1 1 3 4 3 1
2着人気 3 1 1 1 5 3 11 5 2 6
3着人気 7 3 8 5 4 6 4 3 5 3
単勝 500円 1,470円 390円 3,850円 300円 240円 780円 860円 650円 260円
馬連 1,800円 1,930円 460円 2,820円 1,200円 1,100円 34,330円 3,950円 1,160円 2,910円
馬単 3,360円 5,470円 1,120円 11,590円 1,980円 1,480円 60,920円 8,290円 2,220円 3,770円
3連複 6,350円 3,970円 6,440円 11,560円 2,540円 5,000円 87,240円 10,710円 3,320円 5,660円
3連単 30,540円 28,980円 24,620円 123,550円 10,540円 14,640円 720,760円 71,370円 16,330円 24,660円

チェック2明け4歳馬が好成績

 牡・セン馬の年齢別では、明け4歳馬が連対率31.8%、複勝率45.5%で他を大きくリード。ただ好走馬は10頭すべて4番人気以内で、うち9頭は3番人気以内だった。5、6歳馬は勝率から複勝率までほぼ並んでおり、5歳馬は穴馬の好走が多めになっている。また、表のように「7歳以上」とまとめると劣勢だが、7歳の牡・セン馬単独では【1.2.1.13】複勝率23.5%と悪くないため、7歳馬を年齢だけで軽視するのは避けたい
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【年齢別成績(過去10年)】
性別 年齢 成績 勝率 連対率 複勝率 1〜5番人気 同複勝率
牡・セン 4歳 3-4-3-12 13.6% 31.8% 45.5% 3-4-3-8 55.6%
5歳 3-1-2-22 10.7% 14.3% 21.4% 2-1-0-5 37.5%
6歳 3-2-2-25 9.4% 15.6% 21.9% 2-1-2-7 41.7%
7歳〜 1-3-2-46 1.9% 7.7% 11.5% 1-2-1-4 50.0%
10-10-9-105 7.5% 14.9% 21.6% 8-8-6-24 47.8%
牝馬 0-0-1-7 0.0% 0.0% 12.5% 0-0-1-3 25.0%

チェック3菊花賞以外のG1組は前走人気薄馬を警戒

 前走クラス別では、国内G1組が【5.3.2.29】。複勝率はG3組(27.9%)を下回る25.6%だが、勝率12.8%・連対率20.5%はトップだ。その前走G1からの好走馬を見ると、菊花賞組の明け4歳馬は4頭中3頭が菊花賞で4番人気以内で、7番人気だったフィエールマンは菊花賞馬。対して菊花賞以外のG1に出走していた馬は、昨年のダノンデサイル(2走前は菊花賞)を除いて前走のG1が人気薄。2023年の2頭はどちらも前走2桁人気・2桁着順だった。菊花賞組以外なら、G1であまり人気のなかった馬を狙いたい
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【前走G1からの好走馬(過去10年)】
馬名 人気 着順 前走 前走人気 前走着順
16 ショウナンバッハ 7 3 ジャパンC 15 12
17 タンタアレグリア 7 1 天皇賞(春) 10 4
18 ミッキースワロー 1 2 菊花賞 3 6
19 シャケトラ 7 1 有馬記念(前々年) 7 6
フィエールマン 1 2 菊花賞 7 1
20 ブラストワンピース 1 1 凱旋門賞 11
21 アリストテレス 1 1 菊花賞 4 2
ヴェルトライゼンデ 3 2 菊花賞 2 7
23 ノースブリッジ 4 1 天皇賞(秋) 11 11
ユーバーレーベン 3 3 ジャパンC 10 10
25 ダノンデサイル 1 1 有馬記念 2 3

チェック42000mG3組にも注目

 その他では、近年好走が目立っているのが中日新聞杯組で、過去5年で5頭が好走している。ほかに12月に2000mで施行されていたときのチャレンジCや、福島記念、年明けの中山金杯組など、2000mのG3組の好走が目立つ。ただ中山金杯組単独では【0.0.1.11】といまひとつだ(前年の中山金杯組1頭を含む)。
 なお、前述のG1組も含めこのレース全体では前走掲示板外だった馬の好走も多く、過去10年で前走6〜9着は【1.2.1.31】、前走10着以下が【2.2.3.33】。複勝率としてはさほど高くないものの、数が多いだけに前走着順が悪いというだけで消してしまうには危険だ。
【前走G1以外からの好走馬(過去5年)】
馬名 人気 着順 前走 前走人気 前走着順
21 ラストドラフト 6 3 AR共和国杯 6 2
22 キングオブコージ 3 1 中日新聞杯 4 5
マイネルファンロン 11 2 中日新聞杯 14 17
ボッケリーニ 4 3 中日新聞杯 2 4
23 エヒト 5 2 チャレンジC 8 3
24 チャックネイト 3 1 AR共和国杯 3 3
ボッケリーニ 2 2 チャレンジC 2 2
クロミナンス 5 3 ノベンバーS 3 1
25 マテンロウレオ 6 2 中日新聞杯 6 3
コスモキュランダ 3 3 中日新聞杯 2 6

チェック5好走多数も勝ち切れない単走追い

 パソコン用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」で、で過去10年の出走馬の追い切りを分析すると、優勝馬10頭中8頭は併せ馬で追い切られた馬だった。3着以内馬の数は単走追いが12頭と最大勢力だが、2着4回、3着6回と勝ち切れない傾向だ。
 また追い切りコース別では、東西とも坂路よりコース追いが優勢。美浦南W組は該当馬が多く【4.4.7.48】で複勝率も23.8%と上々。栗東CW組も、出走馬がやや少ない中で3勝を挙げ連対率30.0%と高いため注目は欠かせない。
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【追い切り併せ、主なコース別成績(過去10年)】
追い切り 成績 勝率 連対率 複勝率
併せ 先着 3-3-3-26 8.6% 17.1% 25.7%
同入 4-1-1-34 10.0% 12.5% 15.0%
遅れ 1-2-0-11 7.1% 21.4% 21.4%
単走 2-4-6-41 3.8% 11.3% 22.6%
コース 美浦南坂 1-1-1-18 4.8% 9.5% 14.3%
栗東坂路 2-2-1-28 6.1% 12.1% 15.2%
美浦南W 4-4-7-48 6.3% 12.7% 23.8%
栗東CW 3-3-0-14 15.0% 30.0% 30.0%