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治郎丸敬之の馬体のカタルシス
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的中情報 【治郎丸敬之】
2018年4月15日 阪神11R
アンタレスS 単勝1 220円的中!
2018年4月15日 中山11R
皐月賞 ◎ジェネラーレウーノ 8人気3着
2018年4月14日 阪神11R
アーリントンC ◎パクスアメリカーナ 3人気2着
自信のメイン予想
皐月賞(G1) 中山・日曜11R 芝2000m

 
本日の勝負予想
アーリントンC(G3) 阪神・土曜11R 芝1600m
アンタレスS(G3) 阪神・日曜11R ダ1800m

 

自信のメイン予想
皐月賞(G1)
予想印
◎10ジェネラーレウーノ
8人気3着
買い目
単勝 10
 スクリーンヒーローの現役時代を思い出してみると、ジャパンカップで馬群の外をピッタリと距離ロスのないように走ったことや、ゴール直後のミルコ・デムーロ騎手の飛行機ポーズ、有馬記念ではダイワスカーレットを果敢にも捕まえに行って逆に離されてしまったことなど、本馬よりも鞍上の方の印象が強いです。祖母にダイナアクトレスという華麗な母系であるにもかかわらず、スクリーンヒーロー自身は比較的地味な存在の馬でした。唯一覚えているのは、とにかく引っ掛からない馬であったということでしょうか。騎手の言うことを良く聞き、折り合いがピタリとつく賢さがあったということです。

【スクリーンヒーロー ジャパンカップ2008出走時】
馬の写真

 改めてスクリーンヒーローの馬体を見ると、私の記憶とは少し違っていて、ずいぶんと前駆が勝った力強い馬体を誇っています。馬体的には父グラスワンダーの長所である、前駆の力強さと胸前の深さを受け継いでいるということです。グラスワンダーがそうであったように、スクリーンヒーローも心肺機能が優れていたことが伝わってきますね。血統的にも馬体的にも2000mぐらいがベストに映りますが、先ほど書いたように、決して引っ掛からない気性の良さがあったからこそ、アルゼンチン共和国杯やジャパンカップを制することができたのでしょう。

種牡馬としてのスクリーンヒーローもまた少し違います。正直に言うと、種牡馬入りした当初は、あまり期待されていたわけではありませんでした。ところが、初年度産駒の出来が良く、それは生産の現場から離れた私にも聞こえてくるほどでした。産駒には骨格の良さと前駆の力強さが伝わったのです。たとえば、代表産駒となったモーリスやゴールドアクターは、誰が見ても惚れ惚れする胸の深さで、いかにも心肺機能が優れている馬体です。

 もちろん、それだけではスクリーンヒーローの種牡馬としての現在の地位を築くことはできませんでした。前駆の発達の素晴らしさに加え、スクリーンヒーロー産駒には筋肉の柔らかさが伝わったのでした。良質な筋肉については、おそらく母父サンデーサイレンスからの隔世遺伝だと思います。

 先週発売された拙著「馬体は語る―最高に走るサラブレッドの見つけ方」の中で、岡田牧雄氏(以下、敬称略)がスクリーンヒーローについて、こう語っています。

岡田牧雄  スクリーンヒーロー産駒は筋力がつくまでに時間が掛かるタイプが多いです。スクリーンヒーローの産駒はサンデーサイレンスの血が色濃く出ていますので、馬体に緩さがあるのですが、その反面、使って筋肉が硬くならずに、4歳、5歳、そして6歳になって走ってくる。使って筋肉が強くなってくるタイプですね。スクリーンヒーロー自身が奥手でしたから、産駒にはそのあたりも遺伝しているようです。

 ハードな調教を課され、レースを使われると、筋肉が硬くなってしまう馬がほとんどですが、スクリーンヒーロー産駒は逆に使われて筋肉が強くなるということです。だからこそ、次第に力を発揮できるようになり、年齢を重ねても長く走り続けることができる馬が多い。骨格はグラスワンダー、筋肉は母父サンデーサイレンス譲りであるのが、走るスクリーンヒーロー産駒の特徴ということです。

 今週の皐月賞に出走するスクリーンヒーロー産駒のジェネラーレウーノは、何度見てもウットリしてしまう好馬体ですね。レース間隔は開いていますが、黒光りする毛艶が美しく、前駆だけではなくトモにも十分な実が入ってバランスが良く、何よりも柔らかい筋肉が全身を覆っています。前走の京成杯は、中山競馬場の芝2000mでは不利な外枠を克服し、しかも結構なハイペースを2番手追走で押し切りました。肉体的にさらに良くなっていくのはこれからでしょうが、現時点でもスピードとスタミナの絶対値は高いです。

 あとは父に似なかった激しい気性を生かして走れるかですが、サンリヴァルが行く展開になれば、案外2番手をスムーズに追走できるかもしれません。ダノンプレミアムが回避して混戦となった皐月賞を制するのは、最も馬体が良く見えるジェネラーレウーノではないでしょうか。この馬に本命を打ちたいと思います。

 

本日の勝負予想
アーリントンC(G3) 阪神・土曜11R 芝1600m
予想印
◎1パクスアメリカーナ
3人気2着
買い目
単勝
 走るクロフネ産駒の馬体の特徴について述べると、ポイントは脚元にあります。残念ながら、脚から上を観ても、走る馬とそうでない馬を見分けることはできないということです。そこで、脚元に父(クロフネ)らしさを受け継いでいるかどうかを観ることが大切になります。

 脚元を観るポイントは、繋(つなぎ)が立っているかどうかということです。特に前肢の繋を観てもらうと、やや短いのはもちろん、地面に対して垂直に近いぐらいに立っていることが分かります。人間で言うところのつま先立ちをしているような格好にも見えますね。

 良い馬体の馬は肩の角度と繋の角度が平行になります。つまり、繋が立っているということは、肩の角度が立っている短距離馬らしい馬体ということでもあります。繋が立ちすぎていると脚元に負担が掛かるため、セリ市などでは敬遠されがちですが、クロフネ産駒に関してはむしろ良い傾向だと考えてよいでしょう。

 アーリントンカップは、繋(つなぎ)が立っていて、走るクロフネ産駒の馬体の特徴をそのまま受け継いでいるパスクアメリカーナに本命を打ちます。さらにこの馬の良いところは、身体が柔らかいため、フットワークが大きいことです。手脚を伸ばして走るフォームは美しく、ここ2戦はやや重馬場で勝ってきていますが、おそらく良馬場の方がさらに走りやすいはずです。距離的にはマイルがベストでしょうから、ここを勝ってNHKマイルCへと駒を進めてもらいたいものです。

 

本日の勝負予想
アンタレスS(G3) 阪神・日曜11R ダ1800m
予想印
◎1グレイトパール 1着
買い目
単勝
 およそ1年ぶりの休み明けとなりますが、馬体だけを見る限りは、グレイトパールに本命を打たざるを得ません。キングカメハメハ産駒のダート馬はややこしくて、ダート馬らしからぬ馬体をしているキングカメハメハ産駒のダート馬は走ります。グレイトパールは手脚がスラリと長く、筋肉のつき方も芝でこそのすっきりとした馬体です。それでもダートで確実に走ってくるのがキングカメハメハ産駒の凄いところです。昨年末に一頓挫あって、再度放牧に出し、再調整しての今回出走ですから、ある程度の走る態勢は整ったと考えて良いでしょう。そういば、アーリントンカップのパスクアメリカーナに続き、この馬も中内田厩舎ですね。ダノンプレミアムが皐月賞に出走できなかった鬱憤を、どちらでも晴らしてくれるのではないでしょうか。

 

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