
函館記念(G3) 函館・日曜11R 芝2000m
○(16)ファントムライト
▲(12)ネオリアリズム
☆(11)フェイマスエンド
△(10)ツクバアズマオー
△(15)ダービーフィズ
△(14)トゥインクル
馬連 | 6⇒16・12・11・10・15・14 |
---|---|
3連複 | 軸1頭流し 軸6 相手16・12・11・10・15・14(計15点) |
3連単 | 軸1頭マルチ 軸6 相手16・12・11・10・15(計60点) |
前走好内容 ◎マイネルミラノ 主導権を奪って押し切る
2008年以降、函館記念の調教コース別成績を調べると、函館ウッドコース調教馬が5勝2着6回と好成績を収めている(札幌で行われた2009年除く)。函館競馬場にはダートコースの内側にウッドコースが設置されている。JRAの競馬場で本格的なウッドコースがあるのは函館競馬場だけ。ウッドチップ馬場に慣れているトレセン調教馬にとっては有効な調教コースだ。
函館ウッドコースの直前追い切りは実戦を想定したスピードトレーニングが向いている。小回りコースに対応できる機動力を身に付けるためには「4F追い」が最適だ。
函館ウッドコースの好走時計は[4F52−53秒台、3F37−38秒台、1F12秒台]。
2008年以降(2009年除く)、函館記念の調教パターンを調教コース:函館W、4F53秒8以内、3F39秒1以内、1F12秒7以内に設定した場合、[4−3−0−6](勝率31%、複勝率54%)と良績を残している。競馬場での滞在調整で、速い時計が出せるのは体調が良い証拠だ。
今年は(15)ダービーフィズ、(4)バイガエシ、(11)フェイマスエンド、(6)マイネルミラノ、(1)マデイラの5頭が該当。重賞実績、ローテーション、近走成績を加味した結果、◎マイネルミラノが本命だ。
マイネルミラノは前走のエプソムカップで3着に好走。自分の形に持ち込むと滅法強く、全6勝が逃げ切り勝ち。直線が長い東京での粘り込みはさすがに厳しかったが、見せ場は作った。先週の七夕賞を勝ったアルバートドッグ(7着)、昨年の函館記念を制したダービーフィズ(15着)には先着しており、地力の高さを証明している。
昨年の函館記念(8着)では2番人気に推されたが、大外枠から先手を奪うのに脚を使い、直線で失速した。前哨戦の巴賞を逃げ切ったことで他馬のマークもキツかった。
今年は同型のオツウとの兼ね合いが鍵になるが、6番枠を引いたことで主導権を握った。単騎逃げに持ち込めば粘り込みは可能だ。昨年の悔しさを胸に重賞初制覇を狙う。

ジュライS 中京・日曜11R ダ1800m
○(3)キクノソル
▲(7)マスクゾロ
☆(5)キングヒーロー
△(11)モルトベーネ
△(2)サンマルデューク
△(1)ピンポン
馬連 | 10⇒3・7・5・11・2・1 |
---|---|
3連複 | 軸1頭流し 軸10 相手3・7・5・11・2・1(計15点) |
3連単 | 軸1頭マルチ 軸10 相手3・7・5・11・2(計60点) |
万全の仕上げ ◎ブライトアイディア 条件は揃った
◎ブライトアイディアは気が小さい面があり、調教時刻も馬が少ない時間帯を選択。今週13日の栗東坂路には開門から30分後の午前5時28分に登坂。前半から速めのラップを刻み、持久力強化。大外を回って加速を促すと、でラスト2Fを[12秒2−12秒3]の高速ラップでまとめた。
調教時計は[4F52秒9−3F38秒4−1F12秒3一杯]。馬場状態が悪い時間帯を考慮すれば破格の伸び脚だ。
ブライトアイディアの調教パターンを調教コース:栗東坂路、4F53秒4以内、3F39秒2以内、1F12秒6以内に設定した場合、[2−2−0−3](勝率29%、複勝率57%)と良績を残している。中7週になるが、2週連続、4F52秒台を計測しており、仕上がりは万全だ。
7〜9月は[2−1−0−2](複勝率60%)の好成績。530キロ台の大型馬だけに馬体が絞れる夏場は合う。
前走の平安S(15着)はスタート直後に落鉄した影響もあるが、それ以上に距離も長かった。ダ1800mは[3−1−0−2](複勝率67%)とベストの条件。鞍上には[3−1−0−0](複勝率100%)と相性が良い藤岡康騎手を配した。揉まれ弱いだけに外枠を引いたのは好材料。スムーズに先行できれば勝ち負け必至だ。
