
小倉記念(G3) 小倉・日曜11R 芝2000m
○(10)ニューダイナスティ
▲(1)メイショウナルト
△(9)サトノノブレス
△(14)ラストインパクト
△(13)マーティンボロ
△(12)ダコール
馬連 | 5⇒10・1・9・14・13・12 |
---|---|
3連複 | 軸1頭流し 軸5 相手10・1・9・14・13・12(計15点) |
3連単 | 軸1頭マルチ 軸5 相手10・1・9・14・13(計60点) |
この時期は走る ◎ミキノバンジョー まんまと逃げ切る
七夕賞で5番人気のメイショウナルトが逃げ切り勝ちを収めているが、奇策は一度しか使えない。人気を背負う立場を考えれば、あえてライバルの目標になる競馬はしないだろう。天皇賞(春)で逃げ争いを演じたサトノノブレス、ラストインパクトも例外ではない。
人気所が控える競馬を試みれば、単騎逃げを打つ◎ミキノバンジョーにチャンスが巡ってくる。前走の七夕賞はハナに行けず、2番手からの競馬になったが、二枚腰を発揮して5着に踏ん張った。休み明け(0・0・1・8)は全く走らないので着順以上に評価できる。
元より、7〜8月の小倉で4勝している夏男。目標は叩き2戦目(8戦2勝)の小倉記念と見ていい。過去2年の小倉記念(7、15着)は前走でハナを切った分、マークがキツくなったが、今年は手の内を見せていない。昨夏の小倉日経オープン(芝1800m、重)は小倉記念でシンガリ負けしていたのでノーマークの逃げが打てた。道悪を気にしないので馬場の悪い内目を通って、まんまと押し切った。台風11号の影響で重馬場になれば更に粘りが増す。
鞍上は鹿児島県出身の九州男児・幸英明騎手。端正な顔立ちに似つかわず、大胆な騎乗が持ち味の薩摩隼人が強気の逃げを打つ。

レパードS(G3) 新潟・日曜11R ダ1800m
○(10)ノースショアビーチ
▲(7)アスカノロマン
△(5)ジャッカスバーク
△(3)レッドアルヴィス
△(9)クライスマイル
△(4)ランウェイワルツ
馬連 | 14⇒10・7・5・3・9・4 |
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3連複 | 軸1頭流し 軸14 相手10・7・5・3・9・4(計15点) |
3連単 | 軸1頭マルチ 軸14 相手10・7・5・3・9(計60点) |
兄に続く ◎スピナッチ 自在に動いて勝利をつかむ
◎スピナッチは昨年のレパードSを制したインカンテーションの半妹。兄同様、古馬相手に1000万特別を勝った実績があり、3走前の京都戦(500万、ダ1800m)ではアスカノロマン(当時4着)を5馬身以上引き離して完勝している。
過去5回の好走例(古馬1000万好走組)に当てはまるのに人気を落としているのは加古川特別(阪神ダ1800m)の勝ち時計が遅かったから(同日の古馬500万と同タイム)。それでも後続を3馬身突き放した脚力は圧巻の一言。ダート路線に転向してから3馬身、5馬身、3馬身と圧勝劇が続くのは実力の証明だ。
前走の加古川特別(1着)同様、2ヶ月ぶりの出走になるが、CWコースでの調教本数(4本)を増やして持久力強化に務めた。坂路2本乗り(5本)に加えて、坂路1本乗り→CWコース6F追いのインターバルトレーニングを採用。今春のGT路線でイスラボニータ(皐月賞1着)、ヌーヴォレコルト(オークス1着)が取り入れた勝負調教で鍛え上げた。
今週のCWコースでは終い重点の調整で自身初のラスト1F11秒台(6F85秒0−1F11秒6)を記録。新潟仕様に軽めの足回りに仕上げた。
ダ1800mで4戦3勝のコース巧者。相手の出方を見ながら競馬ができる自在性が強み。ノースショアビーチ、アスカノロマンが作り出す前残りの展開を利用することができる。牝馬苦戦のデータを覆す10年ミラクルレジェンド以来のレパードS制覇を果たす。
